先日、まだロングランで上映されている
映画『 国宝』
を見てきました。一応、東宝の株主として、どんな出来栄えなのか、と(笑)。
私の歌舞伎のイメージは、中学の頃だったか、無料のチケットがあって観劇したことがあるのですが、あまりにつまらなすぎて半ば眠ってしまった、、というものです。
今回も、その思い出が頭をよぎりつつも大変な話題となっているので一応チェックするつもりで行ってみました。
私は映画は、映像、 ストーリー、 演技の3点で見るのですが、 まず 映像 、これが大変に美しかったです。
もともと 歌舞伎自体、 現代でいうところの映画の VFX のように、見る人の度肝を抜くような演出を模索してきたと思うのですが、
今 それを見ても、おっ!と思うような息を呑むような美しさがあり、
それをまた美しい映像で捉えており感激しました。アカデミー賞にノミネートもされたのも頷けるところです。
ストーリーも大変良かったです。 常にピンと張り詰めた緊張感があり、
これこの先どうなっちゃうんだろう、 次どうなっていくんだ、、
と、 上映時間は3時間でしたがずっと映画の世界に引き込まれっぱなしでした 。。
最後に演技ですが、主役の女形を演じた 吉沢亮の演技が光っていました。
私は 吉沢さんというと、 NHK の大河ドラマで演じた 渋沢栄一の印象 ぐらいしかないのですが、 今回演じている女形の役は相当 練習を積んだのでしょう、
もう忘我の境地で色気を漂わせながら舞っている姿に引き込まれる感じでした。ホント凄い!鬼気迫るものがありました。。
ライバル役の横浜流星さんも大変良かったです。これは、どちらを主役にするか迷ったのではないかと思わせるほど、流星さんの演技も光っていました。
最初、横浜流星さんが出てきても、知らないお兄ちゃんだな、、と思っていたのですが、
これまたNHKの大河ドラマ、蔦屋重三郎を演じていた人だー、、と。
なんか見たことのある目だな、、と思っていたら、そうだ蔦屋重三郎だ!と、その目をみてやっと思い出しました。
なにせ、蔦屋重三郎はちょんまげ姿だったので、すぐには結びつかなかったです(笑)
私は平日に見に行ったのですが、上映されてからだいぶ経っているにも関わらず、かなり席が埋まっていたのにもビックリでした。
映画が終わった後、
ん~、久しぶりに映画らしい映画を観たなー、、と深い感激にひたっていました。
気づくと、いつの間にか涙を流していたようで、歩きながら涙を拭っていました。。
(ちょっと恥ずかしい、、)
映画を観終わったあと、この話は何かモデルになったものがあるのか調べてみた所、フィクションではあるようですが、
血筋でないのに跡取りとなったその境遇や妖艶な女形として評価されている
人間国宝の五代目・坂東玉三郎さん
がモデルとなっているのではないか、との記事がありました。
う~ん、これは御本人の歌舞伎の舞も観てみたいところです。たいへん興味を持ちました。。
今回観終えて、心にひっかかるものは確かめてみるというのは大事だなと改めて思いました。
国宝、観に行ってよかったー♪
タイトル:映画「国宝」~ 研ぎ澄まされた美
でありました。
<(_ _)>
おまけ、、
① 前回のブログで、命は借り物、仮のもの、というタイトルで書きましたが、一つ、書き忘れたことがありました。
それは、今読んでいる太閤記に出てくる秀吉についてです。
秀吉は、信長から可愛がられ、たいそうな領土を与えられますが、
彼はその与えられたものを、
これは信長様を更に儲けさせるためのもとでであって、仮にお預かりしているいるものだ、
ということを周りにいいます。仮に預かっているものであって、自分のものではない、というのです。
このような心意気があったからこそ、さらに成長し、信長からも重宝されたのだろうな、、と思います。
実際、この逆に、古い家臣で、与えられた領土、褒美を自分のものとして抱き込んだ武将は、信長から、お前はいらない、とあっけなく捨てられています。。
同じ物をもっていても、その心がけ一つで全然違ってくるんだな、、と思いました。
この預かっているもので、自分も喜ばせ、周りの人たちももっと喜ばせるぞ、という気概でしょうか。
しかし読んでいると、秀吉はホント天才だな、、と感じます。
それまで戦い、というと勇猛さが一番評価される点でしたが、秀吉は、調略や土木工作によって、もう合戦が始まる前に、勝負の大方を決めています。
ちょうど、お相撲さんが土俵の上で戦う時に、ふつうはルールに則って相撲をとるだけのところを、
秀吉は、土俵の状況を自分の有利になるように作り変えたり、行事を抱き込んだり?して、
戦いそのもののやかりたを根本的に変えてしまったといえると思います。
時代が大きく動くとき、このような発想の転換が出来る人がでてくるんだな、、と思いました。
② マンガ『レイリ』
少し前に、ブログで岩明均さんの寄生獣について書きましたが、その時、岩明さんについて調べていた所、なんと、岩明均さんが原作の『レイリ』というマンガがあることを知りました。
私は岩明均さんの作品はすべて読んでいるので、こんなマンガがあったことに驚き、即、大人買い全6巻を揃えました。
興味のある方、ぜひ読んでみて下さい♪
③ ギャラリー:花はいいね~、癒やされるね~、、。
私は、ホームセンターで花を買って、プランターに寄せ植えしたりしますが、
日を浴びて元気に花をさかせている様子をみると、
こちらも元気をもらえます♪