2011年10月19日水曜日

好きなこと・目の前のことを一所懸命やる~SMAP・スティーブ・ジョブス・山中教授



最近見た番組を三つ紹介しましょう。

一つ目は、

NHKプロフェッショナル仕事の流儀

の特別編でやっていたSMAPについてです。

http://www.nhk.or.jp/professional/2011/1010/index.html


まず出だしで驚いたのは、

SMAPの5人は、ひそかに震災地を回って現地の人たちを勇気づけていたということでした。








冒頭は、前日深夜まで仕事があり、バスの中で寝ながら移動をしているシーンから始まりました。

自分達の超過密な仕事で疲れているにもかかわらず、その合間を見つけて

こうやって小学校などを回っているのだそうです。

NHKで特番を組まなかったらまず知られてなかったことでしょう。

ただ、ただスゴイなぁと思います。


この番組は、先日行われた北京でのコンサートをメインにした構成になっていましたが、

その中で、これまでのSMAPの歴史、各メンバーのそれぞれの思いなどが語られていました。


その語りの中で特に、印象に残った言葉がありました。



目の前のことに全力を尽くす














あそこまで人気も才能もある上に、常に一所懸命、それゃ人気が続く訳ですね。

ただ、ただ、脱帽であります。

スマップは前からそれなりに好きでしたが、この番組を見て更に好きになりました。

といっても彼らの番組を録画してみたりはしてませんが、、、

応援の意味で、今度カラオケでSMAPの歌でも歌おーっと、(違うか、、、)


次に見たのが、

これまたNHKの世界でニホンGOという番組で、

http://www.nhk.or.jp/nihongo/archive/index.html


あのIPS細胞を発見した山中教授が出てました。

そこで、山中教授は日本人とアメリカ人の研究者の違いというものを語っていました。










どういうことかというと、

日本人は目標に向かって脇目もふらず直線的に到達しようとするのですが、





アメリカ人の場合は、あることをやっていたにもかかわらず、飽きたら

やーめたっ、といって次の自分の興味のあるものに取り掛かり

それもしばらくしたらまたやめて別のことをやったりと、

割と次々と色んなことに手を出してふらふら寄り道をする傾向にあるというのです。





一見効率が悪いように思えますが、

実は色々と寄り道したことがあとあとになって繋がってきて、大きな発見につながることが多いのだと語っていました。

山中教授はアメリカに留学した時に、このアメリカ人のやり方が自分にあっていると感じたのだそうです。


彦兵衛のやり方も基本的に、これと同じやり方だなぁと感じました。

大きな流れにのるというか、自分の興味のあることはがーっとやってみる、飽きたら次のことをやる、と言った感じです。

それの方が自然だし、楽だし、楽しいと思います。




さて、最後に紹介するのは

NHKクローズアップ現代:
世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3106


です。





なんと、クローズアップ現代では、10年前にスティーブ・ジョブス氏とインタビューしていたのです。








ジョブス氏は、情熱の大切さを語っていました。


またジョブス氏の発想の原点がどこにあったかというと、それは常に人間にあったのだそうです。






こういうものがあったら便利になるんじゃないか、

こういうものが出来たら人は幸せになれるんじゃないか

そういう思いが原点にあり、そこから商品のイメージを思い描いて行ったのだそうです。

どこかピーター・ドラッカーを思い出させます。


この番組内では、盟友であるソフトバンクの孫さんも出てきてジョブス氏について語っていてとても面白かったのですが、

それは置いておくとして、

最後にジョブス氏がアメリカのスタンフォード大学で行った演説が紹介されました。








Stay Hungry, Stay Foolish!



いいですね!

死に直面したジョブス氏が語ったこれらの言葉はとても重みがあるように感じました。


上の三つの番組を通して感じたことは、

内から湧いてくる自分のやりたいと思う事をとにかくやってみる

ということですね。

一所懸命やってみるということです。


最近下の本を読んでいるのですが、





クレームをつけてくるひと人は色んな人がいて、

著者が言うには、このようなクレームから逃げていると、いつまでも追いかけてくるのだそうです。

従って、この本に登場するような一見理不尽なクレーマーに対しても誠心誠意、全力で対応するのだそうです。

すると、時に彼らが最高のリピーターになってくれることがあり、とてもやりがいのある仕事なのだと語っていました。


自分の本当にやりたい事をやるというのは大切な事ですが、

いま自分に与えられていることが必ずしも自分のやりたいことであるとは限りません。

でも、それも逃げて、避けようとするのではなく、

敢えて一歩踏み出して積極的に取り組んでみる、

+アルファ何かをやってみる

ということを心がけると、案外面白くなって来るものなのかな、と私は思います。


仕事でもなんでも、楽しんでやるというのは大切なことです。

何かの目標を達成した時だけ楽しいというのではなく、

そこに到る過程も楽しくやれれば、ゴールに到達した一点でなく、連続して楽しい状態にいることが出来ます。

その連続した楽しい状態にいるためには、やはり目の前のことに一所懸命に取り組んでみるということなのかなと思います。


またもう一つ、これは私のポリシーでもあるのですが、

一気に大きなことをやろうとするのは大変なので、毎日少しずつ+アルファをやっていく

積み重ねていくということです。


時には遠くを見渡しながらも、

目の前のことに一所懸命になってやっていると、なんか毎日が充実して楽しくなるのかなぁ、、、と思うこの頃です。


最近見たテレビと本に触発されて感じたことでありました。


おしまい






参考:

プロフェッショナル仕事の流儀:SMAP
http://www.nhk.or.jp/professional/2011/1010/index.html

クローズアップ現代:世界を変えた男 スティーブ・ジョブズの素顔
http://cgi4.nhk.or.jp/gendai/kiroku/detail.cgi?content_id=3106

世界でニホンGO:山中教授(2011.10.13)
http://www.nhk.or.jp/nihongo/archive/index.html

アマゾン:
社長をだせ!―実録クレームとの死闘




1 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

まったく同じ考えです、日曜日に約一週間帰ります。