私は現在2冊の本を同時並行で読んでます。 一冊は、松下幸之助さんの本↓
です。
この本は、松下さん自ら書いた本ではなく、彼が語った珠玉の言葉を集めたものです。
関西弁の語り口調でとてもわかりやすく語られているのですが、
その軽い語りの中に、核心をつく言葉が随所にちりばめられており、
思わず「ん、、」と立ち止まってしまうのです。
本の中の一部を引用しておきましょう↓
~事なかれ主義では発展しない、、、対立と調和~
すべては、対立と調和で成り立っている。
まさに慧眼だなと、と感じます。
別の言葉でいえば、自立と依存、という事になるかと思います。
どちらに偏り過ぎる事もなく、
適度に対立がありながら全体として調和している
というのが理想かなと私も常々感じています。
もう一冊読んでいる本が、やはり経営に関する本で、『日本でいちばん大切にしたい会社』
の著者である坂本光司さんの最新本『強く生きたいと願う君へ』です↓
『日本でいちばん大切にしたい会社』という本は、ホントに素晴らしい本で、
本当にこんな会社があるのか、、と、つい疑ってしまいたくなるほどです。
社員に対する思いやりがあり、地域に貢献し、また障害者を多く雇いながらも毎年利益を出していたり、
と素晴らしい事づくめの会社が取り上げられているのです。
こんな会社で働いたら楽しいだろうな~、
日本にこんな会社があるなら、まだまだ日本の未来も明るいな、
と思わされるような会社ばかりでした。
著者の坂本センセイは何千にもおよぶ日本の中小企業を長年研究してきた方なのですが、
『強くいきたいと願う君へ』は坂本センセイの最新刊です。
まだ読みはじめたばかりですが、
“はじめに”の中に、先の松下氏のことばと重なる点があったのでその箇所を引用しておきます↓
先生のフィールドワークから得た結論として、
みんなから愛され、長期的な業績を上げている会社経営者の最大のポイントは、
「自立心」 と 「利他の心」
なのだそうです。
自らの足で立っていながら、同時に相手を思いやる心を持っているということです。
なんかこれは、松下氏の述べている、対立と調和という言葉とダブルような気がして、引用してみました。
坂本さんの最大の著作である「日本でいちばん大切にしたい会社」は現在3巻まででており、私はすべて読みました!
すべて文句なしの、素晴らしい会社が何社も紹介されており、感激のしっぱなしでした。
今回とりあげた本は、私が「日本でいちばん大切にしたい会社」を職場で読んでいた所、
やはりこのシリーズを読んだことのある人がいて、その人が新聞広告に坂本センセイの最新刊出てますよ、と教えてくれたのがきっかけでした。
さっそく
図書館にリクエストを出して、入手したという訳です。
「日本でいちばん大切にしたい会社」シリーズは、是非多くの人に読んで頂きたいな~と感じます。
そして、そこで紹介されている会社に就職しないまでも、
自分のいるところで、少しでもそのような会社に近付くことができるようにもっていけたらと願わずにはいられません。
同様の本として、私はテレビ東京の「カンブリア宮殿」というのを欠かさず見ているのですが、
カンブリア宮殿
この番組もはやりいい会社、ユニークな経営をしている会社を取り上げているのですが、
それらをまとめた本を出しているんですよね。
私はまだ一巻しか読んでませんが、これもシリーズものなので、全巻読破したいと思っています。
こちらの方は、中小企業だけでなく、大企業の社長さんなども取り上げているので、また違った視点で社会のことが見れてとても勉強になります。
いや~、世の中にはホント色んな仕事、いろんな会社があるんだなぁ~とつくづく思います。
異業種であっても、そこから学べるものを、自分の生き方、自分の働く場で活かしていけたらな~と思うこの頃であります。
おしまい
参考:
≪アマゾン≫
人生と仕事について知っておいてほしいこと
松下幸之助さんの本
日本でいちばん大切にしたい会社
強く生きたいと願う君へ
坂本 光司さんの著作
カンブリア宮殿 村上龍×経済人 (日経スペシャル)
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