4月から5月にかけて、所要で小田原にいたのですが、
その間に、人に貸す必要もあって、
中村天風さんの生涯を描いたマンガ
を再び読んでいました。
何度読んでも、その都度新しい発見があります。
心が上流にあって、体はその下流にある、
など。。
読み終えて、はて天風さんの本て今までどれぐらい読んだっけ、、
と自分の読書記録を調べてみると、
関連本も含めて5冊程度しか読んでいないことに気付かされました。。
よしこの際、また読んでみるかと、
最近また天風さんの読み始めています。
手始めに読み始めたのは、
こちらは、天風さんの講演録をまとめた本4部作の内の一冊のようです。
天風さんは心に積極的な思いを抱くことの重要性を説いていますが、
健康に関して、必ずしも心を積極的にしていればいい、ということだけを説いている訳ではなく、
体をどのように保つべきか、また何をどのように食べるべきか、物質的なこととして何が重要かをしっかりと説いており、
それが読んでいて、とても本質をついていて、理に敵っていると感じるものばかりで、感心させられました。
例えば、タンパク質を多く食べることの害だとか、ガンが起こる仕組みだとか、体に良いものを食べていても、しっかり形が亡くなるまで咀嚼しなければならないだとか、
とにかく現代の医療が陥りがちな対症療法的な考えではなく、医食同源という考えのもと、
心構えも含めたトータルな健康観、人間観を展開していて、とても為になります。
天風さんは、肺結核を患い、ひょんなことから、あるヨーガの師と出会い、インドの村で2年間ヨーガ生活にひたりますが、
↑マンガの3巻の表紙
こちらの本の中で、インドでの生活のこと、ヨーガの師の言葉などが所々で出てきて、はっとさせられることが多くあり、とても興味深かったです。
たとえば、師から水も噛んで飲むようにといわれ、噛んで唾液を含ませて水を飲むことでおなかを下すことがないと言われたとのことです。
とても単純なことですが、ハッとさせられることで、日ごろから、また外国に行った折にはぜひ実践したいことですね。
まだ2/3しか読んでいませんが、これを読み終えたら、講演集をまとめた4部作を、ちゃんと読んで行こうかと思っています。
因みに、こちらの本が4部作4番目に当たり、他の3つというのは、
↑こちらは4部作の中で、唯一読んでいました。。
また、マンガでは、こういうのもあるので↓
最初に読むのにはいいかもしれません。
まんがでわかる 中村天風の教え―――人生は心一つの置きどころ
(kindle unlimitedなら、今はタダで読めます!)
上に紹介した4部作は、買おうとすると一冊1万円くらいしますが、たいていの図書館には入っているようです。
講演集なので、話し言葉で書かれていて、厚いですがどんどん読み進めて行けて、お勧めです!
0 件のコメント:
コメントを投稿