NHKクローズアップ現代で、
大谷翔平選手
の魅力、その強さの秘密が紹介されていました。
この番組を見ていた中で、一番、おっ!と思ったのが、彼の使っていた目標設定シートというものでした。
これは高校1年の時に書いたものだそうですが、
自分がどのような存在になりたいのか、そのためには何が必要なのかを、部分、部分に分けて、詳細に書きこんだものでした。
こういうことを高校生の時から行っているというのには驚嘆しました。
恐らく、形は違うかもしれませんが、高校生からずっと先に進んだ今でも、自己分析を行いながら、同じようなことを継続しているのだと感じます。
↑8球団からドラフト1位で指名を受けるために、周りを囲む、8つの項目をあげる必要があり、その8つを上げるために、何をすべきかが、更に外側に書きこまれている。
運という項目を見ると、、
あいさつ、ゴミ拾い、部屋そうじ、道具を大切に扱う、審判さんへの態度、プラス思考、応援される人間になる、本を読む
ということがあげられは、これは、どの人にとってもほぼ適応できることでしょう。
今でもグラウンドでごみを拾う姿が話題になっていますが、
高校時代に、ゴミを拾うことは、運を拾うことだと教わったそうで、
彼にとっては当然な事として身についているのことなのだと思います。
人間性という項目を見ると、、
感性、愛される人間、計画性、感謝、継続力、信頼される人間、礼儀、思いやり
などが書きこまれています。
自分の目標をしっかりイメージし、その為に何をすべきか、常に頭に思い描き、それを継続して実践してきた結果が、いまの大谷選手を形成しており、更に彼はまだ変化の途上にあるような気がします。
人を導くのは言葉であり、そしてその言葉よって喚起されるイメージであり、
そのイメージを映画のように詳細に頭のスクリーンに思い描くことで、その人の夢が実現しやすくなると言われますが、
それを高校の時から実践しているというのは、本当に驚きでしかありません。
そこに、天性の肉体と頭脳が加われば、百人力、スーパースターになって当然だと思いました。
この先、どんな困難があっても、それを糧として、更に大きくなっていくような気がします。
番組の中ほどで、大リーグで活躍した斎藤投手が語っていたのですが、
一流のバッターに対して、あそこは絶対に投げないようにしようと注意していても、
何故か、そこに投げてしまうような不思議なことが起こる、ということを語っていました。
あそこには投げまい、として意識がそちらに行ってしまっているから投げてしまうのかもしれませんが、
バッターの日ごろの行いによって運のようなものが蓄積されると、
ピッチャーが、なぜか打者の打ちやすい所に投げさせられてしまうということが起きてしまうのかもしれません。
日本ハム時代のコーチが、大谷選手について次のように語っていました。
すべてをプラスに捉えている!
野球が大好きだから、それに関わるすべてのものを大事にしているのでしょう。
彼のプレーする映像を見ていても、
投げるにしろ、打つにしろ、走るにしろ、
野球が好きでたまらない、という感じを受け、見ていてとても気持ちがいいです。
誰にとっても、大好きなことを一所懸命にやる、というのは大事な事なんだな、と思います。
また将来、自分がどうなりたいのかをハッキリさせ、それに対する具体的、詳細なヴィジョンを持つということの大切さを感じさせてくれるものでした。
人生においては、一人、ひとりが主人公ですから、
自分で自分のシナリオを描いて、楽しい人生を送りたいものです。
今回の大谷選手を紹介した番組では、誰にでも参考になる成功の秘訣が凝縮されているように感じました。
こういう人が海外で活躍しているのは、とても頼もしさを感じます。
人のいい所はどんどん参考にしていきたいものです。
大谷選手、ガンバレ~!
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