人から“きくち体操”というのがあって、凄いですよ~、、
と聞いたので、図書館できくち体操が一通り分かりそうな本を借りてきて、読んでみました↓
きくち体操の基本を読んでみると、
がんばらず、体と対話しながら行うものらしく、よく、回数は何回やったらいいのか、と質問を受けるが、それも体と対話しながら自分で決めて行うものだ、
という趣旨のことが書かれていました。
ふ~ん、なるほど、彦兵衛がこれまでやってきた体操と考えが似ているなぁ~、、と感じました。
私も毎日、朝晩と今までに改良に改良を重ねた自分の体操を行ってきており、
結局大切なのは、自分のリズムとか自分が心地よいと感じる形だよなぁ~、、ということを感じてきたので、大いに共感するものがありました。
私の大局にある体操がラジオ体操で、これは自分の形でないものを、自分のリズムでない音楽にのせて、自分のやりたいと思う、思わない関係なく決められた時間にやるというもので、全く自分の体操の大局にある運動であると感じてきました。
ラジオ体操を続けている人は、それはそれでご苦労様だと思うのですが、その動き、リズム、行う時間に疑問を感じないのだろうか、、と常々思っていました。あっているひとはそれでいいと思いますが、、。
とにくか、きくち体操、面白そうだな~、、と感じ、基本の動きと書かれているものを一通りやってみました↓
まず載っていたのが、手の運動です。
一見地味なのですが、これをやると手の腱が伸び、その刺激が脳にまで達する感覚があり、しびれました!
↑こちらの後ろ手を組む体操は、昔から彦兵衛体操の中にあり、
この姿勢から前屈して、つま先からに頭のてっぺんまで意識を行き届かせるととても気持ちいいのですが、
この次のやはり手と同じ足の指の運動があり、
今まで、私も足の指にまつわる運動は色々やっていましたが、
これはまた一味違って、手と同様、脳に刺激がいってとても気持ち良いのであります!
最後の腹筋は、自分はもっと他のものをやっているので、
大して感じるものはありませんでした、、。
とにかく、ここに基本として挙げられている、手と足の運動は衝撃的で、
あまりの“美味しさ”に、朝夕とやらずにはいられなくなりました。
(体がむずむずして、あの運動をやってくれぇ~、、と叫ばれているような感覚です(笑)またこの動きで脳がリフレッシュされる感覚があり、とても気持ちよく、活動前の朝一でやると気分爽快です!)
見ると、とてもシンプルで地味なのですが、
百聞は一見に如かずで、この手足の運動だけでも試してみる価値大ありです!!
私は、きくち体操の本を読んでみたことで、自分の体操に対する認識を新たにしました。
私も頑張らない、心地よいを基本として行ってきましたが、
きくち体操の手足の運動をしてみることで、脳からのトップダウンではなく、
体の声に耳を傾けるということの大切さを再認識しました。
回数を決めというのは、頭で考えたことを体に命令して行うことですが、
回数や行う時間は体に聞いて、その時、その時で違うというのは、
とても民主的で、体の下々、末端の意見を尊重するやり方で、それがゆえに、体が生き生き、活力に漲ってくるのを感じました。
同じ運動でも、専制君主的な運動と民主的な運動があり、
民主的な運動の方が、長い目で見ても続くし、心地いいし、体にいいのだろうな、、という気がしました。
あまり普段から運動をしない人に、どのような運動を勧めたらいいのか、時に考えることがあるのですが、
コチラの運動は、とても体と心に優しく、また心地いいので、これから何か運動をしたいと思っている、、
というような人にも勧めるのにいいかなと思います。
因みに、本の表紙に載っている方がきくち体操の創始者の菊池和子先生で、ネットで検索すると、現在90近くになっても、若々しく、姿勢がよく、精力的に体操の指導をされているようです、、。
Σヽ(゚Д ゚; )ノ
この本を読み終えたら、また別の本も読んでみようと思ってます。
人生って色々あって楽しいですね~、、♪
おしまい
参考:
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