2025年9月28日日曜日

医学は素晴らしい! 脊柱管狭窄症を克服!?

 

先日、買い物の帰りに、最近ずっと閉まっていたご近所の理髪店が開店の準備をしていました。


こららの理髪店、80代になるおばちゃまが一人で切り盛りしていて、仕事先との関わり合いもあったりする関係で、


自分の買い物の行き帰りに寄って雑談したり、ジョギングの際などには手を振ったりする相手でした。


何ヶ月か前から、脊柱管狭窄症で、体が痛い、足が痺れる、ということを訴えられていて、


悪いことに夜、横になると痛みが激しくなってくるので、夜中に家の中で歩いたりしているということで、まったく眠れていないということでした。


顔色も悪く、ご本人は、


あまり長生きもするもんじゃないね~、みんな体に不調を抱えてどこかしら痛いっていってるしね~、、


などと話していました。


医者に対しては、もう痛みがなくならないなら殺してくれ、と頼んでいる、と笑いながら話していたりしました。


ブロック注射などやっても一切効き目がなく、どうしようもない状態でした。高齢ということもあり、手術をするか迷っておられる感じでしたが、思い切って手術を受けたようでした。


久しぶりに会って話してみると、まず顔がとても晴れやか


手術うまく行ったのよ、骨粗鬆症もあるから固定したりなどはできないけど、隙間にバルーンのようなものを入れて膨らませて、神経が当たらないようにしてもらったのよ、、


とのこと。嬉々とした表情で、これからお客さんが来るから準備してるのよ~、、と


話されていました(笑)


私は、あー、良かった、と心の底から思いました。


そして医学って素晴らしいな~、と感じました。医学の基本は、抜苦与楽にあると思います。


痛みがあるだけでは、最近は入院もさせてもらえないということを聞いていましたが、


じゃあ、夜も眠れない痛みがあるご老人が一人でどうしろっていうのか?という思いがありました。


昔だったら、痛みを抱えたまま、次第に衰弱して亡くなる、、ということだったのでしょうが、


こちらのおばちゃまは、まだ働いて、人の役に立てることに喜びを感じているようでした。


んー、天はちゃんと見ているなー、と感じました。


どうやら手術を受けたのは北里病院というところで、そこに脊柱管狭窄症における日本で5本の指に入るとかいう名医がいらっしゃるようで(お名前は日方(ヒカタ)先生とかおっしゃっていたか)、


その先生の手術を受けたとのこと。その先生にたどり着けるまでが大変だったのよー、、とのことでした。


いやー、それにしても、よかった、よかった。


80代の骨粗鬆症のある脊柱管狭窄症でもちゃんと手術して克服できるんですね~、医学って素晴らしいです。


医学は確実に進んでいますが、一方で、また病気になる人も増えています。ん~、なんででしょう、、。


まず長生きするようになったからというのは確実にあるでしょうが、我々の生活の仕方にも問題があるように思います。生活習慣病という言葉があるように、、。


医学の方も、研究が進み、日々進歩しているのだから、受ける側の我々も、


病気になってから先生に見てもらえばいいや、ではなく、自分で出来るだけのことは常日頃やっておきたいものだと思います。


骨粗鬆症なら、普段から適度な運動をし、適切な栄養をとり、しっかり睡眠を取り、心も積極的で朗らかに過ごしていれば、


小さなに差ではありますが、何十年の内に大きな違いとして出てくるでしょう。


アフガニスタンで医療活動をされ、銃弾に倒れた中村哲医師は、アフガニスタンでは、医療の前に、栄養や衛生が行き渡っていないということで、地域に水路を建設することから始めました。


翻っていまの日本はどうでしょうか。


いくら医学が進歩し、豊かになっても、今度は栄養のとりすぎで運動をせず、睡眠を疎かにし、心に感謝などなく不満を常に抱えているとしたら、


それはいくら進歩した医学でも対処するのに限界があるというものでしょう。


医者も大変だし、医療保険も逼迫している現状においては、我々一人ひとりがしっかり健康に気をつけて、日々を楽しく生きていくのが大切だよな~、と周りの色々な事象を見るにつけ感じるこの頃です。


最大限気を付けて病気になるなら、もうそれはしょうがない。天からのプレゼントだと思って、楽しく乗り切るしかないでしょう。


いやーしかし、理髪店のおばちゃま、ホントに良かった。それでまた働くっていうんだから、ホントに凄い、頭が下がります!


ワッシも、体が動く限り、現役で何か仕事をしていたいな、と常々思っております。


また理髪店の近くを通ったら、近況を聞きに行こうと思っております♪


タイトル:医学は素晴らしい! 脊柱管狭窄症を克服!?


でありました。


<(_ _)>




おまけ、、

ギャラリー:会津駒ヶ岳に登ってきましたー♪   《その弐


間に美術館の写真を挟んだので、まだ登った写真もアップしてなかったか、、

と本日、頑張って上げられるところまであげます↓



奥会津 檜枝岐(ひのえまた)旅館にての宿泊から、、




翌朝4時、冷蔵庫で冷やしていたお弁当を電子レンジで温めて食べ、、




↑登山口駐車上 朝5時半

旅館の方のご厚意で、
登山口の車が入れる最上部まで送って頂きました。

これで30分は時間を稼げました。





雨がそぼ降っていたので、
レイン装備に身を固め登っていきました












最初の方は、ずっと樹に覆われた感じの割と急めな登山道でした。

















途中からいきなり開けて、、




木道の続く湿地帯となりました。
























8時頃、山荘に到着♪

でも山荘にはよらず、頂上を目指します!








会津駒ヶ岳(2133m)登頂でーす♪


ここで引き返してもいいのですが、
雨と風の中、先についていたご高齢の夫婦が、
躊躇することなく

先の中門岳まで行ってみよー、といって歩き出したので、

じゃ、ワッシも行ってみるか、、と歩き始めました。
(もともと登山計画は行く予定にしていましたが、、)





雨がふってあたりはガスがかっています、、




こんな花がいっぱいあたりで咲いていました。






歩きながら、昔行ったマチュピチュを思い出したりしていました、、








ガスが一面にかかって何も見えないかと思っていたら、





何かの拍子に、急にガスが切れてあたり一面が垣間見れる瞬間がありました。







私の中に浮かんだ言葉は、、

ここはパラダイスだ、、







ホントに辺りが一面、黄緑のグラデーションで、
信じられないほど美しく、

この世のものとは思えませんでした。

写真ではうまく伝わらないのが残念!



















晴れていてもいいのでしょうが、
こんな天気だからこそしか見れない景色もあって、

風景もまた一期一会だなと、一歩一歩を大切に歩いていきます。。




↑途中、中門岳の標識が立っていましたが、
正確にはもう少し先の、、




このベンチの辺りが中門岳の頂上(2059m)です。

ちょうど9時頃。。

ここからまた引き換えして、小屋の方に戻っていきます、、


つづく、、




2025年9月20日土曜日

たまに外の空気を吸いに行く、、

 

ひとつのことに集中してやり続けることも大事ですが、たまに気分を切り替えてその場から離れ、別のことをするというのも大事だな~、、と最近よく思います。


たとえば、台所で集中して料理とか片付け、掃除などをしているとして、続けていっぺんにやってしまうのが効率的かもしれませんが、


敢えて切りのいいところでその場を離れて別のことを少しやってみると、離れたことによってもっと全体を俯瞰することができ、


他にやらなければいけないことを思い出したり、今やっていることをもっとこうしたらいいのではないかというアイデアが浮かんだりするもので、


ちょっと物理的に離れた時間を持つというのはたいせつなのかもしれないな~、、と思います。


これは、家事に限らず、たとえば仕事でも切りのいいところまで行ったら敢えてその場を離れて、


たとえば別のフロアのトイレに行ってみるとか、他の部署でやらなければならない仕事をやってみるとなどすると、今取り組んでいることを俯瞰してみることができていい感じです。


これは単に頭がリフレッシュされるというだけでなく、たとえば座り続けていたとするなら、立って歩くことによって血液の循環が促され、体もリフレッシュされるという効用もあるようです。


私は受験などの時の休み時間は、それが10分とかであっても、必ず立ち上がってガムを噛み嚙みトイレに行ったり階段をあがったりしていました。


心も体もリフレッシュされる感覚があったので、戦略的に敢えてそうするようにしていました。一つの科目の試験が終わった後も席に座り続けて、次の科目の復習をするよりも効果があったような気がしています。


最近、殊にその場を離れて外の空気を吸いに行くのがいいな、、と感じているのは旅ですね。


日常生活というコンフォートゾーンから離れて非日常の世界に行くと、心が刺激活性化され、心身ともにリセット、リフレッシュされる感覚があって、


たまに住み慣れた生活圏を離れてみることって大事だな~と感じます。また離れることによって、逆に日常の有難さを感じられたりもします。


一番直近で生活圏を離れたのは、先週末に訪れた千葉でした。千葉県立美術館にぜひ見たいと思っていた絵を見に行きました。


千葉は首都圏であり、電車で2時間半くらいの所ですが、千葉駅の巨大で整然とした感じや、駅周辺の広々として落ち着いた街の感じがとても新鮮に感じられ、街を歩いただけでもとても刺激になりました。


美術館へは行きは千葉駅から歩いて行きましたが、帰りはモノレールが通っているようだったので、敢えてモノレールに乗ってみました♪


生活圏から時間をかけて遠くへ行くというよりは、ふだん行ったことがないところに敢えて行ってみるというのが良い刺激になるようです。


近くでも、下りたことのない駅で下車して駅ビルや周辺を探索するというのでも十分面白いし刺激的です。


今回の千葉の美術館行きは、絵はNHKの日曜美術館で解説付きで見ていたし、9月いっぱいの開催期間であることもあって、行けなくてもいいか、、と半分くらいは思っていたのですが、


平日に休みが取れそうなところがあったので、エイヤッと思いきり行ってみたのですが、行ってホント良かったと心の底から感じています。


これからも、迷ったら行く!を合言葉に積極的に旅に出ようと思います。


タイトル:たまに外の空気を吸いに行く、、


でした。


<(_ _)>



ということで、、


今回のおまけ、、

ギャラリー:千葉県立美術館に高島野十郎展を見に行ってきましたー♪






↑千葉県立美術館












↑こちらが高島野十郎さん(自画像)

なんか怖えぇー、、

迫力ありすぎ、、

(生没年:1890~1975年)





若いころは、ヨーロッパに渡り、
絵の勉強をしていたこともあったようで、

ヨーロッパの景色を描いたものもありました。

ゴッホに心酔していたようです。





静物の写実的描写が凄かった、、








↑こちらの絵、物凄く緻密に描かれていてとても素晴らしく
ため息をつきつつ3度以上見直しました。

残念ながら、写真だとその素晴らしさがほとんど伝わらないかもしれませんね、、。









静物画も素晴らしいのですが、このような風景画も秀逸で、
その場の空気をも写し取っており、見ているとその風景の中にたたずんでいるような感覚になりました。

特に私のようなよく山に行くような者にとっては思い起こされる空気感がたまらなくよかったです。同じような感覚に感動して絵を描いたんだろうな、、と感じました。。


























静物画も単に写真的に写し取っているというよりは、
もう絵自体が生命感をもって、異様な妖気を漂わさせているようにさえ感じました。











この絵を見たとき、この人はスタンド使いだ、、と感じました(笑)
(ジョジョの奇妙な冒険を知らない人はごめんなさい)
















この絵にしても、単なる写実を越えて
異様さを漂わせています。。






































このピンクの花の緻密さは凄まじかったです。。

他に写真撮影不可の素晴らしい絵がいつくもあり、
それは実際に行った人しか味わうことのできないものでした。。



























































この蝋燭の炎の絵は、色々な人に送っていたようで
様々なバージョンが展示されていました。










































↑帰りはこちらのモノレールに乗って帰りました♪




高島氏は、

写実の極致は慈悲である

という言葉を残しているそうです。

一木、一草の中に、宇宙全体を創り出した神の愛が映し出されており、

その慈しみの心を感じ取り、写しとるのが真の写実である、

ということを言いたかったのかと私的に解釈しました。。


とにかくどの絵もすごい迫力、見に行って良かったです ♪

(2026年に東京にも巡回してくるようです、、)