2025年4月4日金曜日

脳が老けない人の習慣、、、

 

以前紹介した認知症の研究者である古和久朋先生の繋がりで、先生が監修に関わられた本を読んでみました↓



角谷 建耀知 (古和 久朋 (監修)『長生きでも脳が老けない人の習慣』2021


いくつか、面白いと感じた個所があったので、紹介しておきたいと思います↓



歩くことは、薬と同じくらい脳に良いようです。更に歩きながら人と話したりすると効果が高いようです↓





熱いお風呂に入ると、認知症の予防になるそうです。


熱刺激によってヒートショックプロテインが発生し、それが有害なたんぱく質がくっつこうとすることを抑制するそうです↓





最近、同じような記事をネットで読みました。


アルツハイマー型認知症の家系の人が、現役時代に船の機関士として暑い環境の中で働いていたことで、認知症にならずに済んだのではないか、との内容でした。

とても興味深かったので、最後にその記事も載せておきます。


今回の本の中で、一番へー、、と思ったのが、ロスマリン酸という物質に関してです。


ポリフェノールの一種であるロスマリン酸は、脳の神経細胞にくっつく有害なたんぱく質を阻害、分解することが動物の実験レベルで確認されているそうです。


これはスペアミントやシソ、ローズマリーといった植物に含まれているそうです。


どうもこのロスマリン酸を含むサプリが開発されいるようで、危うくなったら、こういったサプリを試してみるのもいいのかも、、と思いました↓









こういったサプリを飲むというのも一つの手段ですが、一番は本書の中でも書かれているように生活習慣ですね。

普段から正しい食事を心がけ、適度に運動し、睡眠をしっかりとり、趣味など自分が生き生きとすることをして生活していることが、薬よりなにより大事なことだと、本を読んで改めて感じました。

興味のある方は、ぜひ本書も手に取って目を通して頂けたらと思います。

とても分かりやすかったです。(アマゾンを見ると、目次や内容など中身をざっと知ることができますよ!)

タイトル:脳が老けない人の習慣、、、

でありました。


おしまい


<(_ _)>


参考:





角谷 建耀知 () 古和 久朋 (監修)『長生きでも脳が老けない人の習慣』2021


MSNニュース記事:認知症になる運命」を回避した男性の研究で「高温」がアルツハイマー病から脳を保護する可能性があるとの仮説が浮上


認知症やアルツハイマー病にはさまざまな要因が関係しており、これまでには極端な暑さが認知機能を低下させるという研究結果や、気候変動がアルツハイマー病を悪化させるとの研究結果が報告されています。


一方、遺伝的要因により99.99%の確率でアルツハイマー病になるはずなのにならなかった男性の脳や生活史を分析した新しい研究では、仕事で高温にさらされたことが男性の脳をアルツハイマー病から守った可能性があることが示されました。


ワシントン州シアトル近郊に住むダグ・ホイットニー氏は、記事作成時点で75歳ですが、頭脳は明敏で認知力も健在です。しかし、実はホイットニー氏はほぼ間違いなく若年性アルツハイマー病になる「顕性遺伝性アルツハイマー病(DIAD)」の家系だとのこと。事実、ホイットニー氏の母親とその兄弟姉妹13人のうち11人は50歳になる前にアルツハイマー病を発症しています。


ホイットニー氏は「私の家族は少なくとも1990年代初頭、おそらくそのずっと前からこの病気に苦しめられてきました。ですから、この病気について解明することは私にとって本当に重要なことです。私の母には13人の兄弟姉妹がいましたが、そのうち10人は60歳になる前に亡くなってしまいました。これはまさに災いです」と話しました。


アルツハイマー病の研究に協力したホイットニー氏。


ホイットニー氏が、これまでたった3人しか確認されていない「遺伝的にアルツハイマー病になる運命を回避した人物」になった理由を調べるため、ワシントン大学医学部のホルヘ・リブレ・ゲラ氏らの研究チームは、ホイットニー氏の脳を徹底的にスキャンして、アルツハイマー病と関係が深い「アミロイドβタンパク質」と「タウタンパク質」を探しました。


ホイットニー氏のようなDIADの人が持つ「プレセニリン2遺伝子(PSEN2)」の遺伝子変異は、アルツハイマー病の進行の第1段階とされているアミロイドβタンパク質の過剰生産に関連しています。そして、アルツハイマー病の特徴である認知機能の低下が本格的に発生し始める第2段階では、脳内にタウタンパク質が沈着していきます。


しかし、研究チームがホイットニー氏の脳をスキャンした結果、アミロイドβタンパク質が大量に蓄積していることが確認された一方で、タウタンパク質は脳のごく一部にしかないことが判明しました。


リブレ・ゲラ氏は「この結果は、アミロイドβタンパク質とタウタンパク質の連鎖反応を阻止できれば、アルツハイマー病の発症を遅らせられるかもしれない、という説を裏付けるものです。問題は、一体何がこのケースにおけるタウタンパク質の拡散を阻止しているのかです」と話しました。


ホイットニー氏の脳が、タウタンパク質の蓄積を免れた理由に関する手がかりは限られています。研究チームは、ホイットニー氏がアルツハイマー病の予防に関係しているのではないかと目される遺伝子を持っていることを突き止めていますが、その遺伝子についてはまだほとんどわかっていません。


数少ないヒントのひとつは、ホイットニー氏の経歴です。現役時代は船乗りだったホイットニー氏は、長年にわたり船艇の機関室で高温に耐えながら整備士として働いていました。


この経験が、高温で損傷した体内のタンパク質を修復したり再生したりする上で重要な「熱ショックタンパク質」の合成を促し、ホイットニー氏の脳を保護した可能性があります。


実際、研究チームがホイットニー氏の脳脊髄液を分析し、脳内で通常とは異なる細胞活動が発生していることを示す生体分子がないか調べたところ、熱ショックタンパク質の濃度が非常に高いことが判明しました。


リブレ・ゲラ氏が繰り返し強調しているように、「高温にさらされたことで脳がアルツハイマー病から保護された」という主張はまだ臆測の域を出ない仮説に過ぎませんが、専門家たちはホイットニー氏がもたらした貴重なデータが、アルツハイマー病や認知症に関する将来の研究の役に立つのではないかと期待しています。


リブレ・ゲラ氏は「熱ショックタンパク質がアルツハイマー病からの保護効果に関係しているかどうか、あるいはどのようにしてその効果を媒介しているのかは不明です。


まだ確かなことはわかっていませんが、このケースではタウタンパク質の凝集や、タンパク質分子が異常に折りたたまれる『ミスフォールド』の予防に熱ショックタンパク質が関与している可能性があります」と話しました。



おまけ、、、


ギャラリー:

走水神社→横須賀市美術館 ダリ展→銀平鮨→走水水源地



朝イチで走水神社を参拝↓









頂上の3つの祠が新しくなっていました♪



美術館開館まで時間があったので

周辺の海岸を歩いてみました↓
























ダリ展↓







美術館の裏は、隠れた桜の名所ですね!












馬堀海岸駅近くの銀平鮨
というお店でお昼を頂きました♪









ネタがとにかくデカい!!

春らしいフルーティーな純米酒をお願いすると、
大将おすすめの 花邑という秋田のあまり手に入らない日本酒を出してくれました。

これが、ほんとに優しく春らしいテイストで感激!





次々と寿司が出てきたのですが、
食べるのに夢中で、途中で写真を撮るのを忘れてしまいました、、





腹ごなしも兼ねて、
走水水源地まで歩いていってみました↓












桜は満開~一部葉桜になっているものもありました。

家族連れが多く、ほのぼのとしていい感じでした、、。







おしまい、、



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