2013年3月4日月曜日

アホは神の望み

 
 
ハワイの写真をアップして行く前に、
 
前回のブログでもとりあげた、村上和雄氏の本
 
 

 

から、前回紹介した箇所以外で
 
印象に残ったことばをアップしておきましょう。
 


 
柿の葉茶について ↓
 
 

 
 
村上氏の先生にあたるひとは、
 
柿の葉にビタミンCが豊富に含まれている
 
ことを発見したひとなのだそうです。
 
 
レモンの20倍ものビタミンCが柿の葉に含まれているそうです。
 
 
これを読んだあと、
 
ドラッグストアで私の愛飲しているヨモギ茶を探していた所、
 
その売り場に柿の葉茶を見つけ、試しに買ってみました。
 
で、最近食後によく飲んでいるのですが、
 
自分の体に合う気がして、とても気に入ってます。
 
 
まず第一に、カフェインが入っていないので、睡眠の妨げにならない。
 
ビタミンCの効果はわかりませんが、
 
とにかくマイルドで、体にやさしい感じがして、
 
とても飲みやすいのです。
 
調べてみると、ビタミンCは熱でも壊れないようですね。
 
 
 



ダライ・ラマ法王が日本に対して贈った言葉↓
 



 
 
ダライ・ラマ法王は、
 
21世紀は日本の出番だとおっしゃったようです。
 
確かにこれほど科学技術が発展しながら、まわりとの調和を大切にする気質というのは
 
私たち日本人が誇りとすべきことかもしれません。
 
 
ただ、私は日本人に少々欠けている点があると思わなくもないんですね。
 
そのことは次に譲りましょう。
 
 
 
 
天の貯金をする↓
 


 
 
ここで述べられている、
 
天に貯金する
 
というのはあるのかもれないなぁ~と思います。
 
私は収入の1%を目安に、
 
自分の好きな所(盲導犬やペシャワール会など)に寄付してますが、
 
買い物をした時などに募金箱があったら、
 
10円とかでも入れるようにしようかな、
 
とこれを読んでから思いました。
 
まったくしないよりかは、いい方へ何がしかのプラスになるかな、と思うからです。
 
 
私は天に貯金をする、という箇所をよんで、
 
聖書のことばを思い出しました。
 
 
イエスは言われた。
 
「もし完全になりたいのなら、行って持ち物を売り払い、貧しい人々に施しなさい。
 
そうすれば、天に富を積むことになる。それから、わたしに従いなさい。」
 
マタイ19-21
 
 
「あなたがたは地上に富を積んではならない。
 
そこでは、虫が食ったり、さび付いたりするし、また、盗人が忍び込んで盗み出したりする。
 
マタイ6-19
 
 
自分の持ち物を売り払って施しなさい。
 
擦り切れることのない財布を作り、尽きることのない富を天に積みなさい。
 
そこは、盗人も近寄らず、虫も食い荒らさない。
 
ルカ 12-33
 
 
 お金に限らず、与えることが自分に帰ってくるということはあるように思います。
 
例えば、自分が新たに知って感激したこと、例えば、美味しいレストランを発見したとか、
 
そんな他愛のないことでもいいのですが、
 
そういう話題を人にふると、
 
自分が知らなかったそれ以上の情報がかえってきたりすることがあり、
 
お~、そうなんだぁ、為になるなぁ~、
 
と思う事がしばしばあるのです。
 
 
ということで、お金だけでなく、知識などに関しても、
 
なるべく人に与えるように心がけた方がいいのかな~と思うのであります。
 
 
 
また宇宙貯金も大事ですが、やはり地上貯金も大切ですよね(笑)。
 
私は今の日本の財政状況はかなり危険だと感じています。
 
ということで、いまこちらの本↓
 
  
 
 日本破綻 「その日」に備える資産防衛術
 
 
藤巻 健史 (著)  朝日新聞出版 (2010/8/20)


を読んでいます。
 
 
とても分かりやすく、どんどん読めます。
 
なぜか一般にメディアなどではほとんどといっていいほど取り上げられませんが、
 
私が懸念していることと同じ事をきっちりと平易に語っていて、

とても共感を覚えました。
 
 
一部を紹介しますと、

現在の日本の財政状況は、
 
例えば年収370万円で生活している人がいるとして、
 
その人は現在1億円の借金があります。
 
にもかかわらず、毎年借金して1000万円近い支出の生活しているのです。
 
こんな家庭ありえないですよね。。。
 
でも日本の財政はまさにこんな感じなのです。
 
破綻しない筈がありません。。。
 
 
民主党政権下では、子供手当などといって、お金をばらまき借金を急増させ、
 
また現政権に至っては、財政出動と称して公共事業に数百兆円のお金を使おうとしています。

F35なんていうオモチャを買っている場合じゃないですよ。
 
 
この本の著者は、もしかしたら破綻しない“かも”しれないけど、
 
保険として外貨に分散させてお金をもっておくことを薦めています。
 
日本の銀行は1000万円まで預金を保護してくれるといいますが、
 
それは日本政府が機能していての話しであって、

肝心の親方日の丸がつぶれたら、そんな補償もありませんし、

ハイパーインフレになったら意味ありませんから。
 
 
私は、ハワイでパールハーバーを見てきたこともあり、
 
日本の先の戦争と、原発問題、そして今回の日本の財政問題には

共通するところがあるように思うのです。

 
それは、大局をみる視点に欠けている

という点かと思うのです。
 
細かい所は実に緻密にやるのですが、

大きなところでは全然穴だらけという感じです。
 
 
原発問題は私たち自身にも責任があるのです。
 
まあ、安く電気作って貰ってるし、国がなんとかうまくやってくれるよ、
 
といった感じでいました。
 
でもメルトダウンして、爆発し、

放射能がまき散らされて初めて原発の恐ろしさ、
 
核廃棄物の処理の仕方も決まっていないといういい加減さに気づくのです。
 
 
今回の財政の問題にしても、
 
国がなんとかしてくれるんじゃない、、、
 
と私たちが現実の問題をあまり直視しないうちに、

爆発してしまう気がするんですよね。
 
 
そうなって、どうしようもなくなり、

安倍首相がまた体調不良で首相を引退する、、、
 
というイメージを私は頭から払しょくする事が出来ないのであります。
 
 
何兆ものお金を使っておいて、はい失敗しました、引退します、
 
で責任をとったことになるのかな、と私は思ってしまうのです。
 
 
国の経営にこそ、本当に優秀な人材が選ばれるべきであり、
 
政治の責任の追求の仕方と共に、現在の民主主義の大問題だと思うのです。
 
私はいっそのこと、企業やスポーツであるように、
 
外国人に日本の国の経営を任せた方がいいんじゃないか、
 
と思ってしまうのです。


いずれにしろ、現状をちゃんと把握して、

災害と同じで起こりうる事態というものをシミュレートしておいた方がいいと思うのです。



著者が本の中で言っているのは、

身の丈にあった支出です。

私はこの言葉で、二宮金次郎を思い出しました。

今考えても、この方、

スーパー日本人だと思います。
 
 
私がかつて尊徳記念館を訪れた時に当ブログで紹介しましたが、
 
身の丈にあった生活をすること(分度
 

 
余剰分を他者に施すこと(推譲
 
ということをあの時代にちゃんと語っているのです。



 
 
これは地上貯金宇宙貯金

のことを語っているといってもいいと思います。
 
 
また物凄い緻密な科学的思考をもちつつ、
 
常に大局的なものの見方ができる人だったようです。
 
 
以下は、二宮金次郎のことばです。

遠くをはかる者は富み
 
近くをはかる者は貧す
 
それ遠きをはかる者は百年のために杉苗を植う。
 
まして春まきて秋実る物においてをや。
 
故に富有なり。
 
近くをはかる者は
 
春植えて秋実る物をも尚遠しとして植えず
 
唯眼前の利に迷うてまかずして取り
 
植えずして刈り取る事のみ眼につく
 
故に貧窮す。
 
 
 
 その他、小さなことをコツコツとやって行くことが大きなことに繋がる(積小為大



すべてのものごとは関連し、繋がっている(一円融合

などの思想も、なるほどと思わされるのであります。


このような思想のもと、

二宮金次郎は財政に窮している藩を悉く救ったそうです。


いまこそ、ものごとの原点に立ち返って

私たちは何を大事にして生きていくべきか

を考えてみるべきときだと思うのであります。


 
 
少し脱線しました。。




おしまい










参考:
彦兵衛のブログ:

二宮金次郎 〔2009年5月16日〕



 
 
こちらの本↓

 
 
 

吉田繁治/著 PHP研究所 2011



も読んでみようと思って現在図書館でリクエスト中です。






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