一週間ほど、ハワイに行ってました。
出来たら1年に1回は海外に行こうという想いがあり、
去年はオーストラリアでしたが、やはり2月の寒いときに南国に行くのはいいな、、
という実感があって、今回はハワイを選択しました。
というと、ひとことで言うなら、経験を積み、見聞を広めたいからです。
地球は丸くなっている訳ですが、
満遍なく世界各地をまわり、その地に住む人たちの考え方、暮らし、文化にふれれば、
少なくとも“地球上”においては、かなり自らの考えの偏りを少なくできるかな、、、と思うためです。
この世で生きていることは、経験を積むことであり、
どうせなら、生きている間に出来るだけ多種多様な経験をし、見聞を広めたい、、というのが私の願望なのです。
物より思い出
というキャッチコピーがありますが、
物を所有することにお金を使うよりかは、体験を積むことにお金を使いたいなぁ、と思うのであります。
なので、旅行が出来ない時は読書によって時空を超えた人たちの知にふれ、
まとまった暇ができたら、なるべく各地を出歩くようにしているのです。
学生時代などは、自分の心の赴くままに、結構変な所に集中して滞在したりして、
心が動かない周辺の国などはあまり訪れたりしなかったのですが、
いまはちょっと理性的に、計画的に世界の各地を満遍なくまわろうと思っています。
といってもやはり行きたい所を基本にしていますが。
今回は、ハワイの他に、トルコもいいなと思っていたのですが、
トルコはどうやら今の時期、寒い上に天気は曇りか雨の日が多いという事で、
それはあまり楽しそうではないということで、ハワイにしました。
他に行ってみたい地域としては、
一応アフリカ大陸に属するエジプト、近隣の韓国、中国、ロシア、
ヨーロッパ、北アメリカ大陸です。
なぜかアフリカと東南アジアは、全くと言ってもいいほど興味が湧いてこず、
とりあえず上にあげたような地域で、
なるべくネイティヴのひと(例えばアメリカならネイティヴアメリカン)などに会いたいなぁ、と思ってます。
今回ハワイを訪れて、ハワイがポリネシア文化のひとつであることを実感したので、
フィージーなどの太平洋の島々を巡ってみるのも面白いな、と思ってます。
日本の縄文土器がそういった地域からみつかっていることもあり、
日本も太平洋を囲む地域ということで、
大きな意味でポリネシア文化圏に属するのかな、などと想像したりしてます。
今回ハワイは、おもにビックアイランドと呼ばれるハワイの中で最も大きい島、ハワイ島をメインにまわってきました。
順番としては、オアフ島のホノルルに到着、
すぐハワイ島のヒロへ移動し、ヒロでは滝やキラウエア火山などを見学し、
ヒロからバスでコナ(あのコナコーヒーのコナ!)に行き、
コナからホノルルに戻り、
ホノルルではパールハーバーなども見てきました。
今回のハワイ旅行では雄大な自然にふれることが多かったためか、
なんとなく人間と地球の関係に関するイメージが湧きました。
一般に人間と地球というのは、対立的に捉えられますが、
もしかすると人間と地球は一体であると考えた方がいいのではないか、という思いが生じました。
人間の行為というのは地球の意思を反映しているのではないか、ということです。
つまり地球の成長の過程として人間という存在が、その器官のようなものとして生じているのではないかということです。
植物は地球の肺である、といういい方がありますが、
人間は、地球の目、あるいは手足であり、興味をもって探求すること、がその使命なのではないか、と思ったりしました。
色々な現象を解明したり、遠く宇宙の外を覗いたりするのは、もしかすると地球の意志なのかもしれない、、などと。
そしていずれ人類が地球を離れて他の星へ旅立つのも、
植物が種をとばすように、大きな意味では地球の成長(あるいは太陽系の成長過程)の一環なのかな、などと思ったりするのです。
これは行く前に、当ブログでも紹介した村上和雄さんの
を読んでいたのも影響しているのかもしれません。
この本に、稲の遺伝子が実は人間の遺伝子と60%くらい同じである、ということが書かれていました。
あのピュンピュン地面から生えている草が人間の遺伝子と6割がた一緒だというのです!
チンパンジーに至っては、98%くらい同じだそうです。
ということは、大きな意味で言うと、地上のすべての生物はみな親戚ということがいえるのではないか、
多種多様な生命種は、それぞりの役割を果たしつつ、何か大きな生命体の一部を形成しているのではないか、などと想像したのです。
だから人間は、大地も他の生き物も、生きるために色々とそれらを利用させて貰っていいと思うのですが、
同時にその土台と調和して、土台を育みつつ活動しなければならない、
そういう義務も同時に負っているんだろうな、と思うのです。
地球上で核爆発させたりするのは、やっぱちょっと違うだろうな、という気がするのです。
ハワイの地を旅していて、なにかこのような大きな生命観みたいなものを実感しました。
また他に感じたこととしては、
アメリカは、合衆国といって各州(states)が合わさってできた国ですが、
州というのは、日本でいう県というよりは、まさにひとつの“国”であり、(ハワイの国旗があったりします)
アメリカ合衆国は、様々な国があつまってできた連合国というイメージがあっているのではないか、と感じました。
ハワイというのは、アメリカの50ある州の中で一番最後に合衆国に加盟した州なのですが、
もしかすると、アメリカは、日本も合衆国の一つの州として捉えているのではないか、という思いがふと頭をよぎりました。
そう考えると、アメリカの描く世界戦略みたいなものが、理解できるのではないかと思うのです。
そんなこんなで、色々と考えることはあったのですが、
また写真をアップしつつ、その場、その場で何を感じたかを書いてみたいと思ってます。
本日はこんなところで、、、
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