私はかなりのテレビ小僧(というよりテレビおじさん?)で、
目ぼしい番組はすべて録画して、1.5倍速(ニュースなどは10-20倍速)で見るのですが、
最近見たテレビ番組で、とても感銘を受けたものが2つあり、
今回はその二つを紹介したいと思います。
一つは、つい最近やっていることを知って見始めたばかりの番組で、
YOUは何しに日本へ?
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/youhananishini/
というテレビ東京の番組です。
日本に来た外国人に空港で突撃インタビューをかまし、
面白い外国人を紹介するという企画のようなのですが、
そこであるノルウェーから来た二人の若者をつかまえていました。
ノルウェーから来たこの二人は、テントなどの大荷物をひっさげ、
ノープランで北海道にスノーボードをしに来たというのです。
≪ここで同行取材の許可をもらう≫
初日からテントに泊まるかと思いきや、
一人が風邪気味だったため、一日目はホテルに泊まることにしました。
で、夜になって、雪をテストしよう!などと言い出すのです。
どうやらジャンピングスノーなるものをして、
雪のチェックをするのだそうです。。。
屋外にでて、雪の斜面を駆け上ったと思いきや、
頂上からいきなりバック宙!!
で、もう一人も、、、
前方宙返り、、
二人そろって、、、
雪向かってダイビングして、ケラケラ笑っているのです。
雪の状態は、パウダースノーで最高だとか。。。
で、翌日は、彼らのチェックした通り、
雪のコンディションは良好、スノボーをしにいきます。
泊まる所も決めずに、とりあえず滑りを楽しむ!
いいなぁ~、このノリ!
で、ある程度滑った後、昼ごはんを食べた店で、
テントできる場所がないか尋ねています。
で、オーナーさんの許可を頂き、
敷地内にテントを張る許可をもらうのです。
で、テントを張って、、
ここで、どうしてわざわざテントで泊まるのか聞いてみると、、、
何でもお金で解決するのではなく、
自分で出来ることは自分でやりたい、、、
とのこと。
う~ん、素晴らしい!
単に根の軽い、ノリのイイだけのお兄ちゃんではなく、
それなりの哲学をもってスノボをエンジョイしているようなのです。
夕飯↓
で、翌日、、
今日は何をするのか尋ねられて、
いきなり泳ぐとか言い出すのです。。。
まずはスノボを楽しみ、、、
本当に、泳げる川を探しに行くのです!
適当な川に到着!
で、本当に裸になりだして、、、
川の深さなどを確かめもせず、、
ドッポ~ん!!
バック宙で川に飛び込んでいったのであります、、、(笑)
もうひとりも、まだ風邪気味であるにもかかわらず、、
で、彼も裸になって、、、
ダイブッッ!!
このシーンは、あまりに痛快すぎて、
何度見ても笑えました!
別れ際に、
ニセコー!
の雄たけびとともに、去って行ったのであります。。
画面から、本当にこの北海道の旅行を心から楽しんでいる様子が伝わってきました。
彼らなら、スノボをしても、山に行っても、川に行っても、
どこでも楽しんじゃうだろうな、と思いました。
とてもいいなぁ~、と感じたのは、
彼らが何かの型にはまったレジャーを楽しんでいるのではなく、
自分達が本当にやりたいと思う事を、
なんのとらわれもなく、やって楽しんでいるということでした。
私はこれを見ていて、
自分もちゃんとやりたいことをして遊んでるか、
と、自らに問いかけてしまいした。。。
さて、もうひとつの番組は、
NHKでやっている『地球でイチバン』で紹介されていた
地球でイチバンのサーカス
~シルク・ドゥ・ソレイユ~【2013年2月7日】
です。
シルク・ドゥ・ソレイユというのは、
カナダに本拠地を置くサーカス集団です。
このサーカスに、
新たに2人の若者がデビューする姿を紹介していました。
まず紹介されていたのが、
シルク・ドゥ・ソレイユの劇場の総工費、、、
150億円って、、国家予算ですか、、(笑)
今回デビューする二人の表情が、
生き生きしていてとてもよかったです。
シルク・ドゥ・ソレイユの歴史は、
1976年のカナダ、モントリオールオリンピックにさかのぼるそうです。
オリンピックを開催したことによって、、、
街は莫大な借金を負い、
人々は活気を失っていたのだそうです。
そんななか、ひとりの男が、
みんなに笑ってもらおうと、
竹馬に乗って、街を歩きだしたのだそうです。
このジル・サンクロワさんこそ、
シルク・ドゥ・ソレイユの創始者の一人なのです。
みんなから寄付を募ってサーカス団を結成しました。
それが太陽のサーカスという意味の
シルク・ドゥ・ソレイユ
なのです。
この方がそのジル・サンクロワさん↓
限界は自分の想像力が作っている、、、
そうだよなぁ~、とうなってしまいました。。。
新人のトレーニングが続きます、、、
数々のトレーニング、試練を乗り越え、、、
二人ともシルク・ドゥ・ソレイユの一員として合格し、
番組は終わりました。
この番組では、
新人二人の生き生きとした表情がとても印象的だったのですが、
それと同じくらい、創始者ジル・サンクロワさんの表情が
とても楽しそうだったのが心に残りました。
人を楽しませている人って、いい顔しているなぁ~と感じました。
これはパッチアダムスとか、ディズニーなんかにも共通しているように思います。
この二つの番組に、人が幸せになるヒントがあったように思います。
一つは、本当に自分のしたいことをやっているか、
自分で自分に制限を設けていないか、
ということです。
二つ目は、創造という点です。
楽しいことは自分で作る、自分で作ってこそ楽しいということです。
三つ目は、人を楽しませることが自分を楽しくさせることである、という点です。
私は上の二つの番組を、期せずして連続で見たのですが、
見ているだけで、とても楽しい気持ちになりました。
と、同時に、
自分ももっと楽しいことしなくちゃな~、
せっかく生きてるんだから、、
と思ってしまいました。
いや~、この番組ホント面白かったです。
YOUは何しに日本へ?
は、私のレギュラー番組としてこれからも録画して見ていこうと思っています。
外国人の発想にふれるってインスパイアーされるものが多いです。
地球でイチバンに関しては、再放送があるとともに、
次回もシルク・ドゥ・ソレイユのことをやるようです。
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~シルク・ドゥ・ソレイユ~
2月14日地球でイチバンのサーカス
~シルク・ドゥ・ソレイユ~ ノーリミット
「世界最大のサーカス集団」シルク・ドゥ・ソレイユは、世界15か国の貧困地域でサーカス教室を支援。
未来に希望の持てない子どもたちに「可能性を信じること」を伝える活動を続けている。
旅人の須藤元気さんとともに、スタジオには美輪明宏さん、宮本亜門さんを迎え、
「ノーリミット」=「人間に限界はない」
というシルク・ドゥ・ソレイユの創設者の言葉をキーワードに、
「常に挑戦し続けることの意味」
などトコトン語り尽くす。
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興味のある方は、是非録画などして見てみて下さい。
テレビ番組の紹介でした。
おしまい
参考:
YOUは何しに日本へ?
http://www.tv-tokyo.co.jp/official/youhananishini/
地球でイチバンのサーカス
~シルク・ドゥ・ソレイユ~【2013年2月7日】
http://www.nhk.or.jp/ichiban/backnumber/b13/index.html#bn
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