熊野本宮大社からバスに揺られること一時間ほど、
新宮駅の手前の裁判所前(だったか?)、そんなバス停で降りました。
時間的に余裕があったので、やはり世界遺産に登録されている
神倉神社
を参拝してみることにしました。
鳥居をくぐると、ひたすら階段、階段です。
10分ほど登っていくと景色が開け、
大きな岩の近くに社殿がありました。
登っただけあって、景色は抜群でありました。
新宮市を一望できます!
まぁ、面白い所に大きな岩があるものです。
参拝させて頂いて、また来た道を降りていきました。
この神倉神社から10分ほど歩いていくと、、、
最後の旅の目的地、熊野速玉大社(新宮神社)です。
新宮というだけあって、他の三社に比べて初々しい感じがしました。(といっても歴史は古いですが、、、)
こちらが門↓
注連縄のぶっとさは、出雲大社を連想させます。
門をくぐって境内↓
境内には、正月用のものを売っている屋台があったりして、
とても庶民的な、親しみやすい感じがありました。
また屋台の他に、
焚火を炊いてお汁粉を振る舞っているコーナーがあったので、
ひとつ御馳走になりました。
歩き疲れた体が癒されていく、、、。
これで熊野三社すべてをお参りさせて頂いたわけですが、
三社それぞれに特色があってとても面白いなぁ~、感じました。
本宮は、厳かな聖地という感じでしたが、
那智大社は、清々しさを感じさせる聖地でありながら、
なんかワクワク感があるところで、
この新宮大社は、初々しく、とても庶民的で活気があり、
神様が人の生活のレベルに落として参拝者を迎えて下さっているような感じがありました。
またこの熊野三社、一日でまわるのもいいですが、
もう少し時間をかけてゆっくりと回ってみたいなぁ~と思いました。。。
新宮大社を出ようとしたところ、
向こうからなにやら時代掛かった一行が、、
なんだったんでしょう、夢か幻を見ているようで、
ちょっと面白かったです。
帰りの電車までかなり余裕があったので、
熊野川沿いを歩いてみたりしながら、駅に向かいました。
さーて、あと一時間以上あるし、どうしたもんかな~、
とふと駅の向こうを見ると、アヤシイ建物が目に入ってきました。
ナンダ、ナンダ!
近くに行ってみると、徐福公園と書いてあります。
どうやらここは、不老不死の秘薬を求めてかつて日本にはるばるやってきた
徐福の墓があるようでした。
そういえば昔、熊野古道を歩いていた時、
徐福上陸の地、というのがあったのを思い出しました。
そんな、こんなでぶらぶらして時間をつぶし、駅に戻りました。
途中、新宮駅近くに、横浜まで出ている夜行バスの発着場を発見し、
そうか、わざわざまた伊勢に戻らなくても、ここから夜行バスに乗る手もあったんだ、、、
と知りました。
三重交通高速バス
次回の参考にしようと思いました。。。
新宮駅からは、
17:28発の特急で伊勢に戻り、
伊勢から20:20夜行バスで横浜に戻りました。
横浜駅でも、太陽が私を迎えてくれました。
おしまい
参考:
熊野速玉大社(新宮神社)
三重交通高速バス
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