翌朝のお食事!↓
あったかくて、これまた美味しかったなぁ~、、
荷物をまとめ、外に出るとこんな感じでした↓
ちょっと薄曇り。。。
宿を振り返って、、↓
今日は長者原のバス停を目指します。
私は、長者原は、ちょうじゃがはら、と読むのかと思い、
宿の人に
ちょうじゃがはらは、標識を伝っていけばわかりますかね、、
と出発間際にお聞きしたところ、
“ちょうじゃばる”は、案内板の通りに行けばつきますよ、
と言われ、ちょっと恥ずかしい思いをしました。(笑)
(/ω\)
地名って、土地によって違うものですね。。
さて歩いていくうちに、
次第、次第に日が昇って明るくなってきました。
今日はこの山(三俣山)の右脇をぐるっとまわって、
バスの通っているやまなみハイウェイに戻ります。
振り返ると、
昨日登った九重の山々が朝日に照らされています↓
この荒涼とした感じ、、
ここはチベットか!? (笑)
途中までは、このように車も通れる砂利道です↓
この道をずんずん進んでいくと、
三俣山の姿もまた変わっていきます。
最後にまたヒマラヤ山脈(笑)を振り返ってから、、
分かれ道の“ちょうじゃばる(長者原)”の標識に従って、
三俣山の方に進んでいきました。
途中にあった木の道↓
むこうにそびえるは中岳か?↓
来た道を振り返って、、↓
↓ここは雨ヶ池というところらしいのですが、
木道の両脇は草が生えてるだけで、
池らしいものは見当たりませんでした。。
たぶん雪の下に氷が張ってるんでしょうね。。
先に進んでいくと、
中岳と思わしき山がくっきりと見えてきました↓
角度が変わると、また表情も変わる、、
さらに雪道を進んでいくと、、
おお、里が見えた!
人の造りし構造物が!!
こうして山の中で、向こうに人工物が見えると
ほっと安心しますね。。
現在地↓
よし、もう少しだー!
雪道を進んで、、
中岳さん(?)、ありがとー!
と別れを告げて進んでいくと、、
で、出ました、
ゴォーーール!
バス停に、予定通り
バスの出発15分くらいまえに到着しましたー!
周辺はこんな感じ↓
バスの時刻表↓
(一日に2本しかないよ~ん♪)
へっへっへー、これで一安心、
バスに乗っちゃえばこっちのもんだ、、。
近くに山の案内図があったので、
自分が通ってきたルートを再確認したりしてました。
緊張感がとけたからか、
ちょっと、うん●などがしたくなってきて、
近くのお土産売り場みたいなところを覗きつつ、
トイレを借りました。
用を済ませ、売店でお土産を買い、
ふと横を見ると、
カウンターで
九重の水で出したコーヒー
なるものを売っていました。
ふふふ、勝利の味を楽しんじゃおうかなー、、
と
九重の水で出したコーヒー
なるものをカップに入れてもらい、
バス停でバスを待ちながらでも飲もうと売店を出ると、、、
ブッブーーー!
今まさに、バス停からバスが出発するところでした!!
え゛え゛っ!?
私は、リュックを背負って、片手にコーヒーをもちながら
猛ダッシュ!!
とても間に合いません。(笑)
手を振ったのですが、気づいてくれる様子もなく、
バスは何事もなかったかのように
ぶろろろーーっと出発していきました。
えーーーーーっ、ありえないでしょ!
実はこの系統のバスは何回か乗っていたのですが、
毎回5-10分くらい遅れていたので、
今回も遅れてくるだろう、、
とタカをくくっていたのです。
売店をでた時間が、ちょうどバスの出発時刻でした。
なんでこういう時だけ定刻なのぉ~~、、
(T_T)
とりあえず、バス停に戻りました。
やっべーー、どうしよーー!!
次のバスの時刻を見ると、15時です。
5時間待ち、、
ありえーーーーん!
こうなったら、世にいう
ひっちはいく
しかないでしょ!!
とりあえず、買ったコーヒーは飲まないとね♡
ということでコーヒーを飲むんですが、
味を感じない。。。
( *´艸`) ぷっ
気を取り直して、ヒッチハイクを開始!
来た車、車に手を上げてみました。
けっこう止まってくれ、話を聞いてくれるんですが、
方向や行き先が違ったりで、なかなか。。
でも3台目、
ちょうどバス停のすぐ先が工事区間で片側通行になっており、
そこに車がとまるポイントになっていたのですが、
そこに止まった車にお願いしてみました。
乗っていたのは中年のご夫婦で、
一日2本しかないバスを今しがたのがしたこと、
どこかの駅あたりまで乗せてほしいこと
をお願いすると、
やさしい笑顔で、どうぞ、と言ってくださったのです!
おおぉーー、有難うございます。
嬉しさに、腰が砕けそうになりました。
(スミマセン、ちょっと大袈裟です)
私は、ご夫婦のお言葉に甘えて乗せて頂くことにしました。
有難い、有難い、
合掌
(*・人・*) なむぅ~
お話を聞くと、ご夫婦は福井からいらっしゃったそうで、
この日は、高千穂を訪れ、
宿は黒川温泉にとっているとのこと。
高千穂の方に行くには、線路を跨ぐので、
どこかの駅でおろしてもらえそうです。
あーー、よかった。。。
世の中には、親切な方がいらっしゃるものですね~、
有難い、有難い、、
車の外の景色を見ると、
登った九重の山々が遠ざかっていきます。。。
さようなら、ありがとーー !
車にせっかく乗せて頂いたので、
何度か高千穂を訪れたことのある私は、
役に立ちそうな話などを時折させて頂きながら、
車は進んでいきました。
ぶん、ぶーん!
彦兵衛のブログ:
宮崎・阿蘇めぐり
宮崎・阿蘇巡り ~その弐~
宮崎・阿蘇巡り ~その参~
宮崎・阿蘇巡り ~最終回~
と、やまなみハイウェイの終盤にさしかかったころ、
前方が開けて、山が見えだしました。
あ、阿蘇山が噴火してる!
行きに見れなかった阿蘇山の噴煙が
はっきりと見えました↓
おぉ!
やっぱ、凄いっすね、自然のチカラって!
やまなみハイウェイを終え、
私の最初に降り立った宮地駅近くまで差し掛かったところ、
私の希望の駅まで送って下さるということなので、
私は有難く、隣の阿蘇駅まで送っていただきました。
わざわざ遠回りをして送ってくださった
福井のお優しいご夫婦には
本当に心から感謝です!
有難うございました!!
<(_ _)>
こうして無事、阿蘇駅に着くことができました。。
駅からも阿蘇山の噴煙を見ることができました↓
↓阿蘇駅周辺案内図
火口はココだ↓
いや~、しかし凄まじいわ!
実は、阿蘇駅にお願いして送って頂いたのは、
乗る予定にしていたバスの停留所の一つだったからなのです。
時刻を見ると、バスよりだいぶ早く駅に到着したようでした。
でしばらくして、
乗るはずのバスが到着、、、
今度はちゃんとバスに乗り込み、
無事出発しました。。。
ぱちぱちぱち、、
えがった、えがった、、。
で、一路、熊本へ!!
降り立った阿蘇くまもと空港を通り過ぎ、
熊本市内に入ると、路面電車が見え始めました。
カッコいい!
いろんなタイプの路面電車があるみたいですね。
こうして、町の中に市電が走ってるのを見ると、
なんだかいいですね。
人にやさしい町って感じがします。
この日は熊本の最終日なのですが、
今はまだ13時すぎ、
飛行機を18:55にとっておいたので
時間はたっぷりあります!
腹が減っていたので、
熊本名物タイピーエンを食べることにしました↓
えっ、たいぴーえん知らないの?
私も熊本生まれなのに、今回初めて知りました、、。(笑)
タイピーエン説明↓
駅ビルの2階に入っている、
こちらの中華屋さんで頂きました↓
↓一日分の野菜タイピーエン♪
きたーー、たいぴーえん、
あれれ、ちょっと、サンプルと違うかな、、
でも野菜いっぱいで美味しかったぞー!
たいぴーえんをいそいでかき込み、
電車に乗って隣の川尻に向かいました↓
黒光りしてて、かっちょいいぞ!
川尻には先祖代々の墓参りに行くとともに、
有名な川尻包丁を買う予定にしていました。
熊本駅の観光案内所で、
何も知らない風を装い川尻の地図を貰っていたのですが、
その地図を見ると、川尻神宮なるものが記してありました。
神宮っていうと、ふつうの神社より格が上だよな~、
よし、行ってみよう!
ということで、駅から10分ほどあるいて
川尻神宮に行ってみました。
この川の右手に、、
どーーん、
とかなり大きな鳥居がそびえ立っていました。
鳥居をくぐって、さらに進んでいくと、
川尻神宮に到着!
川尻神宮
鳥居をくぐると、
なんともかぐわしい薫りが、、、
え、ナンダ、ナンダ、この天界のような
高貴な香りは、、、
あたりを見回すと、
左に大きな樹があり、
花をつけていました。
ナニ、この樹、、?
説明には以下のようにありました↓
樹齢800年の柊(ヒイラギ)だそうです。
すげぇーー。
ヒイラギの花って、
こんなクチナシみたいな香りがするんだぁー、
初めて知りました。
まさに神木、霊木ですね。
有り難い、有り難い
合掌
(*・人・*)
ただ、ただ、その香りの良さと、
樹の大きさに圧倒されてしまいました。。
で、コチラが川尻神宮本殿↓
本殿の脇には、
お稲荷さんがあったので、
こちらも参拝。
参拝し終わって横を見ると、
寒桜?が咲いてました↓
なんだか、ほのぼのとして
温かい感じのする神社でした。
神社を辞し、ふと横に目をやると、
またナンカ不思議な樹が見えるぞ!
近くに行ってみました↓
おっもしれぇ~カタチ!
昔話とかに出てきそうな樹ですね(笑)
また最初の鳥居のそばの川に戻ってきました。
川を覗くと、ホテイアオイが
ぷっかぷかー、、
やっぱ、熊本って南国なんだなぁ~、、。
さてさて、次にお墓参りを済ませ、
熊本工芸館に行ってみました↓
くまもと工芸会館
川尻は昔から日本刀などを作っており、
その伝統を引き継いで包丁などの刃物で有名なんですよね。
で、お目当ての
林昭三氏のお店へ!
川尻に寄った時は、
だいたいここで包丁を何本か買っていくんですが、
今回も包丁購入のために寄らせて頂きました。
林昭三さん、御年86歳、現役でやっておられました!
今回は、牛刀を2本と
(左、刃渡り17㎝ 8千円
右、刃渡り21㎝1万6千円)
お土産用の小さ目の万能包丁を2本
(刃渡り10㎝、2500円)
買いました。
牛刀は、一本は人に頼まれていたもので、
21㎝のものは、一本しかありませんでした。
ラッキーですね!
少し値は張りますが、とても美しいです。
これ一本作るのに、2,3日かかりっきりになるということで、
この値段でも割に合わない、、
とおっしゃっていました。
8千円の牛刀は、自分用に買いました。
刃渡り10センチの万能包丁は
切れ味抜群なのはもちろん、
形状、重さがちょうどよく、
ホントに使い勝手がよく、何にでも使えます。
家に帰ってから、
今回買った包丁と家にすでにあるものを
ずらっと並べてみました↓
この川尻の包丁、
日本刀と同じ鋼(はがね)でできているので、
めちゃくちゃ切れはいいのですが、
ひとつ難点をいうと、錆が出やすいということです。
水分はこまめにふき取るのがポイントです。
一番左端のが、
長年使っている私の愛用する万能包丁なのですが、
錆がでてしまったときは、
私はレモン汁をぬって1分ほど放置し布巾でふく、
これを数回繰り返すとピカピカになります!
林昭三さんは、
購入する包丁をすべて
最後の仕上げの研ぎをしてくださいました。
新聞紙を切ってみると、、↓
すぱすぱ、すいすい、
↑こちらは一番高い牛刀
↑万能包丁もこの通り!
林昭三さんは、
伝統工芸大賞に県内で唯一選ばれちゃってる
すんごい人なんです!
↑伝統的工芸品産業大賞の功労賞を受賞して
店内の刃物は
けっこう雑おいてあるけどね、、(笑)
お弟子さんとともに、
買った包丁を包んでくださいました↓
こうして、お目当ての包丁も購入できて、
川尻駅に向かいました。
電車に乗って熊本に戻ると、
まだ飛行機出発まで多少時間がある!
目の前を見ると市電が走っていきます。
せっかくなので、熊本城見物にいっちゃえーー、
ということで、市電に飛び乗り、
熊本城に行って参りました。
加藤清正像↓
熊本城案内図↓
ひろーーい!
お堀って、なんだかのんびりしていて
いいですね~
閉館時間が迫っていたので
駆け足で見て回ることにしました。
お、向こうに見えるのは天守閣?
石垣の回廊を足早に進んでいきます。
こうしてみると、
なんだかメキシコやペルーの石のピラミッドを思い出します。
お、やっと天守閣が、、。
ちょっと裏にまわるとこんな感じ。。
石垣の曲線って美しいなぁ~、
と見とれていました。
で、表に回って、、
どどーーん、天守閣!
うーん、立派!
今回、時間が過ぎていて中は上れませんでしたが、
今度来たときは、上までいってみよー、と思いました。
天守閣近くの売店では、
熊本名物のいきなり団子を売っていたので、
ひとつ買って、口に頬張りながら、
お城を仰ぎ見ました。
いやー、勇壮ですな。。
こうして駆け足で熊本城を見て回り、
路面電車に乗って熊本駅に戻り、
駅からバスで空港に向かったのでした。
空港到着は、飛行機出発の40分ほど前、、、
オイオイ、バス乗り遅れたこと反省してないのか、
といった感じでした。(笑)
旅に出ると、つい欲張って色んなところに行ってしまい、
いつも駆け足、駆け足で移動している気がします。
飛行機があそ熊本空港を定時に飛び立ちました。
窓からは、暗くなった中に、
町の光が点在している風景が過ぎ去っていきます。
次は、もうちょっと余裕をもった大人な旅にしたいなぁー、
と思いつつ、
たぶん次もリュック背負って駆け足で旅してるんだろうな~、
などと想像していました。
さて、次はどこいこかなーー、、。
とりあえず、大きな旅は2月か!?
おしまい
<(_ _)>
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