朝、、、
最近、テレビの
美術系の番組
を録画しておいてよく見るんですが、
NHKで日曜日にやっていた、
世界で闘う日本美とは
村上隆×井浦新
という番組をみて、
こ、これはスゴイ、、
み、見に行かねば、、
と思い昨日
六本木ヒルズにある
森美術館
に行って参りました。
お昼頃、チケットを買おうと
カウンターに行ってみると、
10分待ち
の表示が、、。
まぁ、それくらいなら、と
並んでチケットを買いました。
昼をまだ食べていなかったので、
まずは腹ごしらえ、、と、
六本木ヒルズ エスニック料理店
で調べておいた
グリーンアジアというお店で昼食を食べました。
(チケットの半券があると、ドリンクサービス!)
どのプレートも、ほどよくスパイスが効いていて
とても美味しく、価格もリーズナブル、
ちょうど春めいた陽気だったので、
外のテラス席で食べたのですが、
とても気持ちよかったです。
(東京タワーも見えました!)
お腹が満ちたところで、
再び美術館に行ってみると、
チケットカウンター前は
ありえないくらいの長蛇の列、、、
チケット買っておいてよかったー、、
と思ったのでありました。
というよりも、事前にコンビニなどで買っておくのが
賢い方法なのかもしれません。
セブンチケット
(次回からはそうします、たぶん、、)
で、いざ、52階の美術館へ、、
村上隆氏の像がお出迎え(笑)
顔が割れて下から新しい顔があらわれているのは、
羅漢の特殊能力の一つなのだそうです。。
聖獣たち↓
右の頭に木の生えたヤギは、
もののけ姫のシシガミ様から来てるのだとか。。
龍↓
↑このカラフルなデザインかなり好きでした
達磨大師
↑村上隆氏のキャラクター DOBくん
私はあまりこのキャラクターとか好きではないのですが、
色使いは好きなので撮っておきました。。
↓キマシター、五百羅漢の方々(笑)
↑聖獣↓
↑虹色のカメハメ波を打ってる仙人もいた(笑)
↓獏
こうして、小さい人物を手前に、大きな人物を後ろに書くのは
西洋の遠近法に対するアンチテーゼなのだとか。
スーパーフラットというらしい、、。
↑この龍もかなりよかったです!
↓ オニィーー!
↑あ、いたシシガミ様
↓鳳凰
手塚治虫の火の鳥を思い出しますね!
まさにあの火の鳥がモチーフ。
↑完全にイッチャてますね、、
私はこれを見て、
自受法楽の境地
という言葉を思い出しました。。。
ん、酔っぱらってんのか、、↓
↑おにぎりにぎってます。。
来迎図↓
いまだ制作中なのだとか、、。
左下の山(拡大)↓
この色使いいいなぁ、、、
↓こんなオブジェも各所に
↓外にはこんな人形も
いやいや、凄かった、すさまじかったです。
アニメや漫画のようでもありながら、
題材は五百羅漢。
その圧倒的なスケールと色彩の洪水、
時代を画するアート
という気がしました。
この巨大で緻密な絵を描きたいと思う
その内面の狂気じみたパワーに
ただただ恐れ入りました。。
こちらの絵は村上隆氏ひとりで描いたわけではなく、
全国から数百人の美大生を募集し、
24時間フル交代で8か月かけて
描いたのだそうです。
先のNHKの番組内で、
村上氏は
もうこれを書き上げたので死んでもいい
というようなことを語っていましたが、
そう語るだけあってすさまじい迫力でした。
人生も時に真っ白なキャンバスに
絵を描くことにたとえられます。
面白い絵というのは、
単に最初に構想した通りに
きっちり、きっちり描いたものではなく、
描いているうちに、
ふと、ここはこうしてみよう、
なぜかここはこうなってしまった、、
という予想外のものが入ってくるところ、
遊び心、チャレンジ精神のあるものだという気がします。
そのようなパワーを感じたくて、
今回この絵を見にきた、
という気がしました。
何か圧倒的なパワーにふれたい!
と感じている方、一見の価値アリかと思います。
ぜひご覧ください!
以下、NHKの番組紹介↓
全長100メートルの超巨大絵画が出現!
カラフルな画面にずらりと並ぶ500人の僧。龍が身をうねらせ、謎めいた動物たちが舞い踊る。
今、世界で最も知られる日本人アーティストの一人、村上隆(1962~)。
空前の大作「五百羅漢図」に込めたメッセージとは?
国内では14年ぶりとなる個展会場で、井浦新と徹底トーク!世界のムラカミが、今、アートにかける熱い思いを語りつくす!
アニメやマンガの表現に日本独自のアートの可能性を見いだし、一躍世界的アーティストとなった村上隆。
近年注目してきたのが、江戸時代の禅僧・白隠や奇想の絵師・曾我蕭白など、日本美術史上ユニークな存在感を放つ作家たち。
彼らの作品を手がかりに、"今"という時代を表現した作品が話題を呼んできた。
2011年、村上は前代未聞の大作「五百羅漢図」の構想を思い立つ。
全国から総勢200人の美大生たちを募り、彼らと共に制作に挑んだ。
しかし、村上にとっても100メートルという巨大な作品を描くのは初めての経験。
思いもよらぬ困難が、次々と立ちはだかる。村上はどのように壁を乗り越え、どんな思いでこの大作を完成させたのか?
その制作秘話を井浦が徹底インタビュ-。絵に秘められた知られざる真実が初めて明らかになる。
さらに、村上が井浦を前に思わずつぶやいた
「もうこれで死んでもいい」
という言葉が意味するものとは?世界を舞台に躍進する村上隆の今、そしてこれからを見つめる。
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