2016年4月30日土曜日

置かれた場所で咲きなさい〔Bloom where God planted you〕




最近読んだ本を紹介しておきます。


↓この絵は誰が描いたかわかります?




北野武さんです!
(ビートたけしさん)

すごーい、こんな絵も描かれるんですね。。



前に当ブログで、


村上隆 五百羅漢図を観てきた!〔2016214日〕


を載せましたが、

その後に、↓この本を読みました。








↑文庫本、単行本版









タケシさんの絵は、この本に載っていたものです。

文章を読んでも、

タケシさんは天才だな、、と感じました。


物事を深く考えていて、

本質をつかんでいる気がしました。


映画も作るし、絵も描くし、

役者もするし、もちろんお笑いもやるし、

凄いお方ですね。。



その繋がりからか、

ジブリ映画の音楽のほとんどを手掛けている

久石譲さん

って、何かほん書いてないのかなー、、

と思って検索してみると、

何冊か書いてることを知り、さっそく読んでみました↓







どうやったら、あんな美しいメロディーが

出てくるんだろう、、

と、ずっと思っていたのですが、

彼なりのメソッドがあるようですね。


久石譲さんは、北野映画の音楽も手掛けており、

本の中に、タケシさんの記述もでてきていました。

間をあけることができる人、

という表現をされていました。

会話をしても、普通なら間をつくらないように、

世間話をするものですが、

タケシさんは、無言でいることができる人で、

王者の風格がある

と述べられていました。


他に、本の中で引用されていた、下のゲーテの言葉

心に残りました(p.35)。


感覚は欺かない、判断が欺くのだ。


本の中に、映画も作ったという話があったので

ツタヤで借りて見てみたのですが、

Quartet カルテット (2000)
監督:久石譲



これはちょっと、、、

という感じでした。

不協和音の連続で、見ているのが辛かったです。

それぞれに才能というものがあるんでしょうね。。


久石さんの本で、

養老猛司さんとの対談本があるようなので、

コチラも読んでみようと思ってます↓










さて、芸術からは少し離れて、

表題に使った本がコチラ↓







いま読み途中です。


シスターなのですが、

出だしに、

修道者であっても、キレそうになる日もあれば、

眠れない夜もあります。


と書かれており、

( *´艸`) ぷっ

と笑ってしまいました。

正直で好感が持てます。


まだ途中までしか読んでないのですが、

素晴らしい言葉の数々が

キラ星の如くちりばめられており、

心洗われます。


「時間の使い方は、そのまま、いのちの使い方なのですよ。」


「私は、木を切るのに忙しくて、斧を見る暇がなかった」

(ある実業家が定年後に語ったことば。

他人よりもよい木を、より速く、より多く切ることに専念したこの人が、

仕事をしなくて良くなった時に見出したのは、刃がボロボロに欠けた斧でした。

木を切る手を時に休めて、なぜ、斧をいたわってやらなかったかを悔やんだ言葉でした。)


得るところが多そうな本です。



最後に、コチラの本を最近読み終えたところです↓







著者の

佐藤仙務 (さとう ひさむ)さん

は、筋ジストロフィーで、指しか動かず、

ほぼ寝たきりの状態ですが、

同じ境遇の幼馴染の友人と二人で、

名刺やウェブサイトを作る会社を立ち上げ、

ちゃんと商業ベースで仕事をこなしているのです。


株式会社 仙拓
http://sen-taku.co.jp/


スゴイです!

感動ものです!


本の最後に、文庫本に寄せて、

次のような文が載せられていました。


僕らの月額1万円ほどだった役員報酬も、

仙拓の第四期では、ようやく20万円を超えることができた。

中略

これまでに仙拓や僕を支えてくださったすべての皆様に

感謝の気持ちを忘れずに、個人的にはこれからも積極的に

ボランティア活動を続けていきたい。

(※ボランティアで講演を行っている)

中略

まだまだ僕が理想とする会社には程遠いが、

寝たきり社長の僕は、

今日も誰にも負けないぐらい

楽しく充実した日々を送っている。



素晴らしいですね。

しっかりと、自分の置かれた中で咲いていますね、

咲き誇っていますね。


自分も見習ってがんばろうと思いました。


おしまい!












0 件のコメント: