もう、なんだかんだで7月ですね。
はやい、はやい、あっという間です。
先日、丹沢に行ってきたのですが、山は蝉時雨でした。
住んでいる近辺でも、ようやく少しすっですがセミの鳴き声を聞くようになりました。
だいたいいつも7月を切る頃にセミが鳴きだすようです。
さて、前から書こう、書こうと思ってたことを優先順位の高いものから書いていきましょう。
今回は、最近読んで感銘を受けた本の紹介≪その①≫です。
この本を最初に見掛けたのは、ブックオフの書棚でした。
その表紙に載っていた著者の顔には、とても惹かれるものがありました。
なんだこの慈愛に満ちた眼差しは?
なんなんだろう、この人?
最初に写真を見た瞬間にそう思いました。
どこかの信仰宗教の教祖か??
などとも感じました。
というのも、その優しいまなざしが、
どことなくエドガー・ケイシーにも似ているように感じたからです。
手にとって、パラパラとページをめくってみると、
どうやら処世術のようなことが書いてあることが分かりました。
いずれ図書館で借りてみよーー、と思い、最初の出会いはそれでおしまいとなりました。
だいぶ間があいて、いよいよ図書館でその本をリクエストし、実際に手にとって読み進めていくと、、、
それはまさに知恵の宝庫でありました。
邦題は、「人を動かす」ですが、
原題は
HOW TO WIN FRIENDS AND INFLUENCE PEOPLE
(如何に友達を作り、人に影響与えるか)
です。
ここに書かれている原則は、すべて著者デール・カーネギー氏(1888-1955)の体験から生まれたもので、
それを集大成して一冊にまとめたのがこの本です。
日本に出回っている処世術に関する本などは、すべてこの本が土台となっていることが読んでいて分かりました。
最近親しくさせて頂いている職場の友人で帰国子女の人がいるのですが、
(といっても日本国籍であるかも定かでない(笑)!)
名前がカタカナなので、ここでは仮にNJ氏としておこう、
その博学な彼に
この本スゲーよ!
といって見せてみると、彼はちらっと見るなり、
その本は欧米では聖書の次に売れている本ですよ
と事もなげに語った。
やっぱそうだったのかぁ~。
p.ドラッカーといい、この本といい、
まだまだ知らない本、知らない偉人、賢人がたくさんいるもんだなぁ~と感じました。
この本にはどういうことが書かれているかと言うと、
簡単に言ってしまえば、
人を批判しない、人を尊重する
ということです。
その基本姿勢、人生観からくる人柄があの表情、あの眼差しに滲み出ていたんだなぁ、
と読み進めていくうちに感じ、いたく納得したのでありました。
参考までに、目次などを載せておきましょう。
実際に読んでみると、古いものであるにもかかわらず(初版1937年)、
新しい発見がたくさんあり、とても刺激を受けます。
目次↓
人を動かす三原則↓
人に好かれる6原則↓
人を説得する12原則↓
人を変える9原則↓
D・カーネギーさんの本には、姉妹本として「道は開ける」
というものもあるのですが、
こちらもとても面白かったです。実際とても役に立ちました。
最初の本が、如何に人と付き合うかであるのに対して、
こちらは如何に悩みを克服するかであり、
その実際的な方法がたくさん書かれており、ある意味とても宗教的であるように感じました。
若いころに(今でも若いか?)このような本と巡り合っていたら、もう少し違った生き方をしていたかもしれないな・・・
というのが読了後の感想でした。
でもこういうものは、人との出逢いと同じで巡り合いですよね。
若いうちに巡り合えたとしても、まったく興味が持てずにスルーしてしまったかもしれません。
しかしこういう知恵の書がこの地上にあって、自由に閲覧できるという幸福を感じずにはいられません。
次回は、二冊目の本の内容に少し触れてみたいと思います。
参考:
デール・カーネギーとは〔ウィキペディア〕
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%83%8D%E3%82%AE%E3%83%BC
デール・カーネギーの本〔アマゾン〕
人を動かす
道は開ける
カーネギーその他の著作
0 件のコメント:
コメントを投稿