私は朝夕、食事の前に運動することがだいたい日課となっているのですが、
最近調子をこいてというか、新しい動きを模索して、
いままでにやらない腹筋運動を試してみたところ、腰痛になってしまいました。
いままでにやらない腹筋運動を試してみたところ、腰痛になってしまいました。
今まではずっと、腹筋はチベット体操の第二(仰向けになって足を垂直にあげる運動)と、
膝を曲げつつ上体を起こす腹筋運動がメインだったのですが、(ともに20回強)
膝を曲げつつ上体を起こす腹筋運動がメインだったのですが、(ともに20回強)
体をVの字に曲げる腹筋を試みてみたのです。
腰痛になって即座にその腹筋はやめたのですが、その間、日常生活の中で常に腰痛がつきまといました。
その時に気づいたのが、腰はまさに体の要(かなめ)だということです。
漢字で肉月に要とはよく書いたものです。
漢字で肉月に要とはよく書いたものです。
あらゆる動作で起点となる個所であり、それゆえ常に負荷のかかりやすいポイントなのです。
従って、日常生活のなかで腰をVの字の頂点のようにしてつかうのではなく、Uの字のようにその箇所をまるく使う、
あるいは、ものを持つ時に腰を入れるように、頂点を持たないような体の動かし方をするのが正しいと感じました。
また腰痛になったおかげで、どの体勢、どのような姿勢がもっとも腰に負担になるかもよく分かりました。
なんせ少し負荷がかかると、イテテっとなるからです。まさに敏感なセンサー状態です。
洗面の姿勢や、ものを拾う姿勢、あとはくしゃみも腰に来ることが分かりました。
あとは座る姿勢も大切です。背筋を伸ばして座った方が、腰には負担がかからず、長時間作業しても疲れないようです。
私は京都で学生時代に旅館のアルバイトをずっとやっていました。
そこでは、お膳を8段、10段と積んで運ぶ仕事もあったのですが、
その時若気の至りで力まかせにエイヤっと持ち上げていたので、次第に腰に鈍痛を覚えるようになりました。
そんなとき、ちょうどNHKで今のためしてガッテンのような番組があり、
腰を痛めやすい職業の人たちが、如何にそうならないようにするかを放映していました。
秘訣は2点、
1、重いものを持つ時は、ちゃんと腰をいれること
(普段から腰の一点に負荷がかからないような姿勢を心掛ける)
でありました。
私はその番組を見て以来、動作の姿勢に気をつけ、腹筋、背筋を欠かさず続けてきました。10年、20年、、、?
お陰で腰痛とは無縁の生活を続けてこれたのであります。
しかしたまに今回のような、正しくないことをしてみることで、
如何に正しいことが大切さであるかを身にしみて実感したのであります。
如何に正しいことが大切さであるかを身にしみて実感したのであります。
結局、腰痛が完全にとれるまで3週間程かかりました。
その間も今まで続けてきた運動をやったのですが、その中でもあまり腰に良くない動きというのが分かりました。
それは柔軟運動です。
前屈や後屈も、腰を痛めている時にやるととてもよくないです。普段でも相当の負荷が掛っていたということがよく分かりました。
これからも腰に負担をかけない正しい動作と、腹筋・背筋は続けていこうと思ってます。
腹筋・背筋を鋼(?)のように鍛えておけば、それがコルセットのような役割を果たし、腰(脊柱)に負担をかけずに済みます。
あともう一か所、腰と同様に痛めやすいのが、膝であります。
こちらも同様に、負荷を掛け過ぎると痛めやすい個所ですが、
前にとりあげた片足立ちなどを毎日することで、筋肉で関節を固め、こちらも予防できるようです。
前にとりあげた片足立ちなどを毎日することで、筋肉で関節を固め、こちらも予防できるようです。
体が痛いと、何をするのも億劫になってきます。
体が資本といいますが、健康を害してはじめて本当にそうだと気付かされます。
体をいたわりつつ、体に感謝しつつ、よきメンテナンスを心掛け、
これからも体と良好な関係を保っていきたいと、今回の腰痛を通して思いました。
おしまい
参考:
彦兵衛のブログ:
Let's 片足立ち! ≪ロコモティヴシンドローム対策≫
http://mshiko.blogspot.jp/2009/10/lets.html
アマゾン:
5つのチベット体操──若さの泉・決定版
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