この春に、東大の医学部の先生で、
人はどうやら死後も生き続けるようだ、ということを書いた本、
を当ブログで紹介しましたが、
その中に中健次郎という気功師が紹介されていました。
共著もあり、
ご自身の著作も、
あるようなのですが、
かなり興味を持ち、どういう人なのだろう、、、
とネットで検索してみると、中健次郎氏のHPがありました。
中健次郎 公式ブログ
http://ameblo.jp/kamehenmura/
読んでみると、スケジュールの所に近くに気功の講習会に来るということだったので、参加してみました。(もう数か月前のことです)
で、その講習会の中で、いくつか気功の動作を習ったのですが、
その中で割と自分にあっていると感じたのが、タイトルにも載せた撼天柱という動作でした。
これは座って、背骨をぐるぐる回す動作なのですが、やっていて気持ちいいし、
また心が静まってくる感覚があります。
先に挙げた中健次郎氏の著書にも紹介されていたのですが、
面白いことに、この動作はチベットに由来するということが書かれていました。↓
(撼天柱の章を全部載せておきます)
このチベットに由来するという個所を読んで思い出したのが、
ナムカイ・ノルブ氏が書いた本の中の、
チベットの秘密寺院(ゾンダク・ルカン)に描かれたヤントラヨーガをする行者の壁画でした。
この左ページ下の写真の図は、もしかしたら背骨を回している図なのではないか、、、
と思ったのです。
同様に背骨を回すことに関しては、
あの中村天風氏も養動法として述べており、
座禅をする前に、右回りに背骨を回すことの効用を説いています。
養動法
http://www.tempu-online.com/part2/chapter-sky.html
他に思いつくものとしては、
眠れる預言者エドガー・ケイシーが、
やはり背骨を回す体操(どちらかというと骨盤ですが。こちらは腕立ての姿勢で回す)の健康に及ぼす効果を説いています。
ケイシー体操(骨盤の回転)
http://www.youtube.com/watch?v=fdcTug7ujN8
どうやら背骨を回すことは、心身に対して、私たちが解剖学的に理解している以上の色々な効果があるように思われます。
興味のある方はぜひやってみてください。
さて最後に、、、
ヤントラヨーガが出てきたついでに、
ヤントラヨーガがどんなものか、その資料を載せておきましょう。
これは私がデリーにいた時に、ナムカイ・ノルブ氏から教わったときに使った資料です。
いつかはブログで載せようと思っていたのですが、
ちょうどいいタイミングのように思うので、今回アップしておきます。
すべて英語なので、興味のある方は辞書片手に読んでみてください。
文章を読んだだけではわからないのですが、
特徴としては呼吸がとても激しく、まるで武術か何かをやっているような呼吸法でした。
チベット体操はもっとマイルドですよね。
私はどちらかというとチベット体操の方が好きです。チベット体操もおそらく源流はヤントラヨーガでしょう。
(似たような動作も散見されます)
おしまい
参考:
人は死なない-ある臨床医による摂理と霊性をめぐる思索-
人は死なない。では、どうする?
病気が治る「気功入門」DVDブック―伝説の気功家・中健次郎が伝授!
虹と水晶―チベット密教の瞑想修行
1 件のコメント:
非常に参考になります!ありがとうございます!資料まで丁寧に載せて頂き、感謝いたします。私も熊本生まれですのでやっぱり熊本生まれの人は「もっこす」で素晴らしいなぁと思います。
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