幸せ学の本を読んで、
なるほどねぇ~、
と思った個所をご紹介したいと思います。
幸せのメカニズム 実践・幸福学入門 (講談社現代新書)
科学技術は人を幸せにしたのか?
から↓
おしまい!
科学技術は人を幸せにしたのか?
から↓
驚くべきことに、1960年以降、GDPは増えているにもかかわらず、
生活の満足度は横ばいなのです!
↓ 収入の増加では人は幸せになれない?
収入は、だいたい年収700万円あたりまで来ると、
その先の満足度はあまり変わらないそうです。
ここで使われている用語に、
フォーカシング・イリュージョン
という語があります。
幻想に焦点をあてること、
一言で言えば、思い込みです。
人は物質的に豊かになればなるほど幸せになれるという思い込み、
があるという指摘です。
では、人はどうしたら真の満足を味わうことができるのでしょうか。
ここで人が満足を得られるものを二種類に分けています。
一つは、地位財、
もう一つは、非地位財です。
地位財:周囲との比較によって満足を得るもの
所得・社会的地位・物的財
幸福の持続性・・・低い
非地位財:他人との比較とは無関係に幸せが得られるもの
健康・自主性・社会への帰属意識・良質な環境・自由・愛情
幸福の持続性・・・高い
どうやら、幸せになるためのカギは、幸福の持続性の高い
非地位財
にあるようなのです。
自分がどのようなときに幸せを感じているのかを簡単に知る方法が紹介されていました。
↓ カレンダー〇×法
これは簡単なので自分で試してみる価値は十分にあります!
幸せは、一見、幸せとは違う別のアクションをしたときに、
突然のご褒美のように幸せが訪れる↓
これは、幸せにおけるとても重要な側面ですね!
では、実感として幸せを感じるためには、
具体的にどのうよなことをすればいいのでしょうか。
著者は、幸せになるには、4つの柱があると指摘しています。
1「やってみよう」因子(自己実現と成長の因子)
人は、自分が成長・進歩していることを実感しているとき、幸せを感じるようです
2「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)
人は、他者とのつながりのなかで、人に親切にしたり、人を喜ばせたり、感謝したりすることで幸せを実感するようです
3「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)
前向きで楽観的な思考をする人は、幸せを感じることが多いようです
4「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)
人と比較しないで、マイペースで進んでいくときに幸せを感じるようです
成長、感謝、楽観、マイペース
この4つを頭に入れておくだけで、
ずいぶんと毎日の過ごし方も変わってくるのではないでしょうか。
私は当ブログでいろいろな人を紹介してきて、
人が幸せになるためには
笑いと感謝
を心がけることというのが共通しているように思いましたが、
上に挙げられている4つの項目はまさにこの二つを含んでますよね。
素晴らしいです。
以上が幸せ学における中核をなす概念ですが、
おまけとして、いくつか印象に残った個所を挙げておきます。
↓ ポジティヴな会話の極意
人に注意するときも、このようなポジティヴなやり方を心がけたいと思いました。
↓ お疲れ様、禁止!
これは稲盛氏も指摘しており、かわりに
お元気様!
と言おうと提案されていますが、
普段使うと、ん? といったかんじになります。
ここでは、絶好調! ということばが紹介されていますが、
なんかそれもちょっと違うかな、、、
という気がします。
お疲れ様にかわる、少なくとも、マイナスでなく
て普段使えることばがないかな~、と思案しているところです。
(何かいい挨拶の仕方がありましたら、教えてください!)
↓ 変人になろう
茂木さんのちょっと面白いエピソードだっので紹介しておきました。
以下は、付録としてついていた幸福にかかわる48の項目です。
どのようなことをしたら幸福を実感できるのかを具体的に挙げてあるので、
参考にしてください。
(最初の1~4はスキャンし忘れたのか、
必要なかったからスキャンしなかったのか、忘れました。。。
興味のある方は実際に本を手に取って確認してみてくださいね!)
最後に、本文とは関係ありませんが、
いま部屋に置いている植物たちの写真を載せておきましょう!
↑ クチナシ
(この大きさで花芽が10コくらいついています。400円!
部屋中にクチナシの香りが漂ってとても幸せな気持ちになります! )
↑ カラー(黄) カラーはふつう白ですが、黄色を見つけたので買いました。
↑ カラーにはピンクもあるんですよ!
次回も幸せ学に関わる本を紹介しようかと思います。
参考:
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