2014年11月22日土曜日

高倉健さんのことば、、〔The words of Ken Takakura〕



先日高倉健さんがお亡くなりになりました。

私は特別好きな俳優という訳ではなかったのですが、

色々な特番が組まれる中、

いつも録画して見ている

クローズアップ現代


の中でとりあげられていたことばがとても印象深く心に残りました。





人を想う”~映画俳優・高倉健さん~




どうすれば貴方のような人になれますか?

という若者に問いかけに、高倉健さんは、


いい人に出会うこと、

人に優しくなるためには、きつい風にばかり吹かれていてはなれない、

いい風が吹きそうな場所に、意識して自分の心、体をもっていかなくてはならない、、、

と、言葉を選びながら語っていたそうです。


すごいなぁ~、、、

と思いました。


いい風が吹きそうな場所に、

意識して自分の心、体をもっていかなくてはならない、、、

宗教家のような言葉です。


私たちは、光のように、粒子性と波動性をもっていると思います。

粒子性というのは、人間の個としての側面、

波動性というのは、人間の波としての側面、


です。


私たちは、他から切り離された個として存在しているとともに、

音が共鳴するように、心に響く、他から影響を受けて変化する

という側面があります。


私たちは、この世に生まれた時点で、様々な制約、

どうしようもない宿命のようなものをもって生まれてきますが、

その宿命をもちながらも、自分たちで選択することによって、

自ら進んでいく道を選んでいく余地が与えられています。


これを運命を切り開いていくと表現できるかと思いますが、

その時に、どの方向に進むかは私たちの選択、自由意志にゆだねられています

どの方向に進むのも、私たちの自由です。


ですが、どうせ進むなら、幸せを感じられる方向に進んでいきたいものです。


では、幸せを感じられる方向とはどのようなものか、、。

かつて、

人が幸せを感じられるための4つの柱

というものがあることを紹介しました。


彦兵衛のブログ:

幸せのメカニズム~幸せになっちゃおう!~ Be Happy !




著者は、幸せになるには、4つの柱があると指摘しています。


1「やってみよう」因子(自己実現と成長の因子)

人は、自分が成長・進歩していることを実感しているとき、幸せを感じるようです


2「ありがとう!」因子(つながりと感謝の因子)

人は、他者とのつながりのなかで、人に親切にしたり、人を喜ばせたり、感謝したりすることで幸せを実感するようです


3「なんとかなる!」因子(前向きと楽観の因子)

前向きで楽観的な思考をする人は、幸せを感じることが多いようです


4「あなたらしく!」因子(独立とマイペースの因子)

人と比較しないで、マイペースで進んでいくときに幸せを感じるようです



高倉健さんのことば、

人に優しくなるためには、、

いい風が吹きそうな場所に、意識して自分の心、体をもっていかなくてはならない、、、


には、上の四つの要素すべてが入っているような気がしました。



番組では、一般のひとたちとの手紙を通じての交流が取り上げられていましたが、

相手をとても思いやっていることばの数々のほか、

つらい境遇にある人に対しては、

生きてることに感謝しなくてはならない、

などの言葉をおくっていたようです。


すごいお方だったんだなぁ~、、、

と感服してしまいました。


番組内で、高倉健さんの著書を紹介していましたが、







ぜひ読んでみたいと思っています。



最後におまけとして、

Eテレで、


ソウル白熱教室
温かい資本主義を目指す





というのを4回シリーズでやっているのですが、

キム・ナンド先生が述べているメッセージも、

上の幸せの4つの柱と共通している点があり、とても面白いです。


いまやっているのは再放送?のようなので、

この先さらに再放送があるか不明ですが、

彼の著書もあるようなので、合わせて読んでみようと思ってます。













いや~、世の中、素晴らしい人たちがたくさんいるものですね、、

とても勉強になります!







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