最近、村上春樹の本を読んでみよう!
と思い、
と思い、
図書館に置いてあったこの本を借りてみました↓
私の中で、村上春樹というと、
ノルウェーの森
なのですが、
10代で読んだためもあるのか、
はぁーっ?
どうしてこれが名作なの?
文章が渇いた感じで、読んでスッキリしない、
というよりもむしろ気分が悪く、
というよりもむしろ気分が悪く、
読んだ時間がもったいない、、
と、フィクションを読むのをやめたのは
それ以来かな、なんて今振り返ると思います。
でも、毎年、ノーベル文学賞の候補に挙がっているようだし、
私の尊敬する河合隼雄さんも評価しているし、
河合隼雄さんの息子さんの
河合俊雄さんもなんか書いているようだし↓
キックボードで通勤してて、かっちょいーーと思ってました。
彼の授業はマニアック過ぎてあまり興味がそそられなかったが、、)
年を重ねて、自分の感じ方が変わっているかもしれないし、
ノルウェーの森以外に面白いのがあるのかもしれない、
と思い、図書館の棚で見つけたこの
『走ることについて語るときに僕の語ること』
という何ともカクカクしたタイトルの本を
彼の短編集とともに、
借りてみることにしました。
この本は、彼がどのようにして走るようになったのか、
またそれとともに、どのようにして彼が小説家になったのか、
小説を書くことと、マラソンとの共通点などが書かれていて、
とても面白いです。(まだ読み途中!)
私は朝夕、いま読んでいる本の見開き1ページくらいを
音読しているのですが、
この本は、特に朝方、音読すると実に気持ちがいいです。
彼がハワイやカリフォルニアをジョギングしている
描写があるのですが、
そこを読んでいると、
自分もその風景の中で実際に汗をかいて
走っている気分にさせてくれて、
朝から心がさわやかになります。
村上春樹氏は、だいたい年に一回
フルマラソン
を走るらしいのですが、
その最初のフルマラソンが、
アテネ-マラトン間を一人で走ったことなのだそうです(笑)。
走れメロスでも使われた舞台が実際どんな感じなのかを
走る村上氏の目と身体を通して感じさせてくれるもので、
とても楽しめました。
こちらは、村上氏の小説ではなく、
彼の実体験を書いたノンフィクションですが、
彼のノルウェーの森の前に書いた
初期の作品がどのようにして生まれたかなども
伺うことができて、
じゃ、折角だから、まずそこらへんの小説から読んでみようかな、、、
などと思ってます。
また新しい発見などありましたらご報告させて頂きます。
<(_ _)>
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