2018年12月10日月曜日
音楽で脳力アップ↑ ~ サイエンスゼロより
先日、NHKのサイエンスゼロで、音楽が脳にもたらす効果をやっていました。
サイエンスZERO 音楽が脳にもたらすうれしい効果が科学的にわかってきた!
最初に出てきたのは、アメリカの女性議員さんで、
彼女は演説中に銃弾を受け、左脳を貫通してしまいました。
撃たれた当初は、失語症となってしまい、スプーン、スプーン、と繰り返すことしかできませんでした。
もう、見てても、あー、これはダメだな、、と思わせるダメージぶりでしたが、
音楽を使う言語療法によって、再び人前で演説を出来るまでに回復したのでした。
これには見ていて、ビックリでした。
解説によると、治療者が相手の左手を動かしつつ、ハミングしながら、言葉を話す訓練をしていくと、
右脳が言語をつかさどるようになっていくとのことでした。
また、他に紹介されていたのは、ある大学の研究者です。
彼は、人に5つほどの音楽を聞かせて、その人の脳が、どの音、どのリズムでリラックスするかをパソコンでとり、
それに基づいて、AIにその人にあった音楽を作る
というものでした。
その人がクラッシック好きだったとしても、必ずしもクラッシックのような音楽になる訳ではなく、たとえばポップのような音楽になったりして、
とても面白い研究だと思いました。
病気の人に限らず、健康な人も、音楽に合わせながら運動をすると、脳力がアップするという研究も紹介されており、
まだまだ音楽の活用はこれからなのだろうと思います。
以前に、アルツハイマーの人に音楽を聞かせると、驚異的な回復を見せる
というものをやっていましたが、
音楽が人間に与える影響というのは思っている以上に相当強いみたいですね。
今後も、こういった研究を注視していきたいと思います。
ーーー以下hpより (再放送、12/15土曜 AM11時~!)ーー
音楽が脳にもたらすうれしい効果が科学的に解明されてきた。
事故や脳卒中などで言葉を発することが困難となった「失語症」の患者が音楽を使った治療法で劇的に回復した奇跡の実例を紹介。
また三重県で行われた大規模実験で、音楽を取り入れた有酸素運動が65歳以上の人たちの認知機能を高め、認知症の予防につながる可能性があることもわかってきた。
AIが個人個人の脳が好む曲を瞬時に作る取り組みも紹介する。
【ゲスト】三重大学准教授…佐藤正之,大阪大学教授…沼尾正行,【司会】小島瑠璃子,森田洋平,【語り】塩澤大輔
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