2019年12月5日木曜日

中村哲医師亡くなる、、、



中村哲医師が亡くなりました。現地で武装集団から銃撃を受けたとのこと、残念でなりません。

襲ったグループの人たちは、自分たちが誰を撃ったのか知らなかったのでしょうか。

もし中村医師がその車に乗っていることを知っていたら、銃を向けるなんてことはとてもできなかったのではないでしょうか。

また中村さんを知らなかったとしても、中村医師がアフガニスタンの地でどれだけのことをしてきたかを知っていたら、とてもそんなことはできなかったと思います。

アフガニスタンの地が緑で豊かになるように、身骨を砕いてきた方です。

現にタリバンはさっそく声明で自分たちのしたことではないと表明しています。


私はペシャワール会の会員として10年以上支援させて頂いてきました。中村哲さんの本も読み、近くに講演にいらっしゃった際には聞きに行きました。

アフガニスタンでは医療以前に食物がないことを知った中村医師は、自ら重機を操作するなどして現地の人と協力してアフガニスタンの復興に力を注いできました。

会報を通じて、アフガニスタンの乾いた大地に水路が伸びていき、最近では黄金の麦畑が風になびくようになるまでに至った様子を見て、私はたいへんうれしく思っていました。

これこそ真の支援真の国際貢献だろうと。米軍機が空を飛ぶ中、中村医師は、現地の人たちとともに汗を流し、水路を引き、緑の大地復活させていました。


中村さんは、医師であると同時に意志の人でありました。こんな日本人がいるんだ、と誇りに思える方でした。ノーベル平和賞の受賞に値する素晴らしい方です。

今回、このような形で亡くなられたのは、たいへん残念でなりません。日本人として悲しいと思うとともに、アフガニスタンにとっても相当の痛手となるでしょう。

ペシャワール会自体は、今後も活動を続けるとのことで、私も支援を続けさせて頂きたいと思っています。

ペシャワール会のHPを見ると、NHKでインタビューを受けたときの情報が載っていました。


"NHK WORLD"「Direct Talk」中村哲医師出演 (英語)




これが映像としては最後のものになるのでしょうか。

中村医師は、このインタビューの最後に自分の好きな言葉として、

一隅を照らす

という最澄の言葉を挙げられていました。





大きなことをしなくてもいいから、自分のいるところで、自分のできる範囲で、助けを必要としている人に手を差し伸べればいい、

とのことをおっしゃっていました。

中村医師のような大きなことは出来なくとも、自分のいるところで、無理のない範囲で出来ることはあるはずです。

小さなことでもいいので、一隅を照らすという気持ちをもって生きていけたらと思います。


亡くなった中村医師には、ご苦労様でしたと申し上げたいです。

ご冥福をお祈り申し上げます。


ペシャワール会
http://www.peshawar-pms.com/





1 件のコメント:

なんじゃもんじゃ さんのコメント...

本当に、本当に残念でなりません。
善意の人であれば、中村医師の意思を理解し受け止めて、一緒に力を合わせて前進しようと思うでしょうが、
残念ながら、

テロリストの人達は一般の人々を苦しみと恐怖のどん底にに追い込み、
自分たちの意のままに操ろうとするので、

逆に、人心が落ち着いて来ると自分達の活躍の場が狭まめられるので、大きな敵として強い意志を持って殺害して仕舞おうとする事も有るので、深く考えずに、こんな事が起きてしまったのかなと思いつつとその理不尽さに、やるせない気持ちで一杯です。

大統領から勲章を授けれられたのも、彼等からは広告塔的な大きな邪魔物と受け止めていたのかもしれませんね。

中村医師を誇りに思っていましたので、こんな形で殺害されてしまった事がとても残念です。
心からご冥福をお祈りいたします。