海沿いのサービスエリアからバスで移動し、
景色の良い港町でまた小休止となりました。
ここはナフパクトスという町です。
ちょっと城塞のような感じになっており、
時間を貰えたので突端の方まで行ってみることにしました。
どなたかのおじさんの像が立っていました。
これは「ドン・キホーテ」の作者セルバンテスの像。
この湾の沖で、1571年にかの有名なレパントの海戦が行われ、スペイン・ヴェネチア艦隊がオスマン帝国に勝利を収めました。
セルバンテスはそれに参加していたのだそうです。
世界史では、ただレパントの海戦という言葉を習って素通りした感がありますが
実際は、こんな内海での戦いだったのですね。。
改めて世界史の図録を見ると、いまギリシアとなっている部分はすべてオスマン帝国の領土であり、
攻めてきたスペイン・ヴェネチア艦隊をオスマン帝国軍が迎え撃ったという形だったんだということがわかります。
海岸に出てみました。。
綺麗な青い海が広がっていました。
海の景色を堪能し、またバスに戻りました。
↑この小さなカラフルな漁船がカワイイ、、。
さよなら、ナフパクトス!
またバスに乗り、
バスは海沿いから、やがて山の方に上っていきました。
標高が上がり、海が遠くに見えています。
日も山の端に落ちていきます。
ホテルに到着。
シックな、落ち着いたホテルです。
夕食まで時間があったので、町を探索してみることにしました。
日が落ちても、まだあたりはほのかに明るい。
下の通りに、お土産物屋さんが並んでおり、
まだ開いているところを何軒か回ってみました。
買ったお土産の一つがこちらのフクロウ↓
フクロウの表情と全体の花柄模様に惹かれ買ってしまいました。
フクロウは、知恵や美術、戦略司るアテネの守護女神アテナイが持っている動物で、
フクロウが知恵のシンボルとなったのはここに由来するというのが有力なのだそうです。
もうひとつ、この町のお土産屋で買ったものがこちら↓
とぼけた感じの顔がかわいくて買ってしまいました。
本当はカエル好きの知人のお土産として買ったのですが、
見てのとおり、王冠の一部が破損してましい、これを差し上げるのは失礼かと思い、
自分の部屋に置いておくことにしました。。
私は特にカエルを集める趣味があったわけではなく、
そのカエル好きの知人のために買っていたのですが、
いつの間にか自分もカエルを部屋に置くようになってしまいました。
いま、プリンターの上には、かなりのカエルが生息しています。。(笑)
朱に交われば、赤くなるというやつですね。。
お土産を二つゲットし、宿に戻りました。
こうして夜は更けていったのであります。。
つづく、、
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