先週、志村けんさんがコロナウイルスにより亡くなりました。
有名人であること、また基礎疾患がなく、症状が出てから12日ほどで急激に悪化して亡くなったかったということで、コロナウイルスの怖さが改めて認識されました。
しかし志村さんはそれなりの高齢で、かつてはかなりのヘビースモーカーだったことは、症状を悪化させた原因と考えられるだろうと思います。
長年の喫煙の習慣があった人というのは、坂道を少し歩いただけでもぜーぜーしてしまい、肺気腫とまではいっていなくとも、その一歩手前にあるような人たちは、肺がすでにそうとう傷んでおり、肺を攻撃するウイルスにはひとたまりもないわけで、基礎疾患がない人、という部類には入らないのではないかと思います。
志村けんさんが亡くなったことは、たいへん残念に思いますが、まったくの健康体であった人がなくなったわけでもなく、いたずらに人の不安をあおるような報道はどうかと思いました。そこら辺のことは公平に情報を流してほしいと思います。
私は2月の初めに、「新型コロナウイルスに備える」というブログを書きました。
新型コロナウイルスに備える〔2020年2月8日〕
既にそこから2か月が経っています。
現在、なんとか爆発的な流行にならずに済んでいる、といわれていますが、果たしてそうなのかな、、と私は思っています。
実は症状の出てない軽症の人が、感染者として発表されている数の数十倍、数百倍いて、既に感染爆発は起こっているが、
その中で、重症化する人が極めて少ないので、感染者が少ないように見えているというのが実態なのではないか、という気がしています。
日本のコロナウイルス検査は、条件にあった人しか受けさせてもらえません。水面下ではウイルスに既に感染している人、そしてもう治って抗体を持った人が多数いる可能性もあると思います。
日本よりただちに厳格な入国規制を行ったアメリカが、現在コロナウイルスのパンデミックに陥っています。医療が崩壊しつつあります。
この違いはいったいなんなのでしょう。日本が単に幸運だった、ということなのでしょうか。
私は日本の初動のゆるい対策を見ていると、既にコロナウイルスは広範囲に広がっているが、重症化する人、死亡するひとが少なく済んでいるという見方が正しいのではないかという気がします。
では日本の何が良かったのか。
まずは日本人が当たり前にしている習慣が良かったということがあげられるのではないでしょうか。
マスク一つとっても、日本ではマスクといえば、風邪の時にするマスクですが、英語でそのマスクは、サージカル・マスク(surgical mask:手術をするときのマスク)などと言わなければ通じません。
つまり、一般の人がマスクをする習慣がそもそもないけど、日本人は冬やインフルエンザの時期に当たり前にマスクをしています。
花粉症もあって、一般の日本人は家庭にマスクを常備していることが多く、マスクをするのが当たり前である、という習慣が大きく影響したのかもしれません。
私は、伊勢白山道さんのブログをよく読んでいますが、彼の指摘は、いちいち納得できることが多いです。
日本人が当たり前にしている清潔に関する習慣、
靴を脱いで部屋に上がる、毎日の入浴、排便後にトイレットペーパーを当たり前に流せること、などなど、
これらが日本のコロナの流行の抑止力になっているのではないかと言っています。
確かに外国に行くと、トイレットペーパーを流さずにごみ箱に捨てなければならない国があります。
また日本人が普通に食べているもの、大豆食、発酵食品、海藻食などもいい方向に働いている可能性があるのではないかと述べています。
また外国では、コロナウイルス検査を簡易的に誰にでも行っている国がありますが、コロナウイルスはエアロゾルとして空気中に留まることが指摘されており、
実はその簡易検査自体がウイルスを爆発的に広めてしまっている原因となっている可能性はないのかとも述べており、私は、これもかなり大きいのではないかと思っています。
私は、コロナウイルスは、もうかなり間近に来ていると思うし、いやもしかするとすでに感染し、既に抗体まで持ってしまっているのかもしれませんが、(それだと嬉しいのですが、、)
これからも、すぐ近くにくるものとして捉え、対策をしておきたいと思います。
方向としては二つの方面から対策したいと思います。
まずは物質的な防御。
手洗い、アルコールでの消毒を初め、マスクの着用、三密にならないように気を付けること、
(真言宗を学んだものとしては、一般人が三密という言葉を使うことに少しおかしさを感じてしまうのですが、、(笑))
滋養のあるバランスのとれた食事を摂り、適度に運動し、またよく睡眠をとること。睡眠を十分にとることは、心と体を健康に保つ上でとてつもなく重要だと感じます。
体を冷やさないように注意し、水をちょびちょび飲んで喉の粘液にウイルスが付着しないようにすること。緑茶などを飲み、ついでに口をゆすぎ、うがいなんかもしちゃうこと。
以上が、物質的な防御としますと、もう一方が精神的な防御です。
これは心を陽気に保っておくということです。笑いが免疫力を高めることが指摘されています。
コロナが怖い、と恐怖している時点で、すでに2割ほど浸食されているのではないでしょうか。
ウイルスが蔓延し、外出禁止になった中でも、明るく、楽しく生活すること。
出来ないことに意識を向けるのではなく、こんな時だからしか出来ないこと、こういう時だからこそ楽しめることに目を向け、毎日を楽しんで生活すること。
私は、そんなことに加え、もう少しスピリチュアルな方法を実践しています。古代の秘儀に属することです。
一日に何回か、自分が黄金の光につつまれ、あらゆるウイルスが侵入できないと観想すること、また体の内側に、黄金の光が充満し、神聖なエネルギーが満ち、すべての細胞にいきわたっている、と想念すること。自分が常に守られ、心満ち足りた状態にいるように心がけています。
チベットでは、医者は僧侶ですが、これには意味があると思うのです。外的な状況に左右されないような心の訓練をしている、という点がひとつあげられるのではないかと思います。
伝染病はコワい、と思っただけで、すでに心がやられており、体の免疫力を低下させているとみることもできます。
チベットの僧侶のように、あらゆることを瞑想の訓練の対象としていれば、心動かさることなく、泰然としていて、結果、病気にかかりにくい、ということがあるのではないかという気がします。
私たちの思いが体に及ぼす影響というものはとてつもなく大きいので、そこを突き崩されないように注意し、常にほがらかで、明るく、陽気でいることを習慣にすることが大事だと思います。
最後に、私は物質的な防御の最後の砦として、漢方薬を用意しました。
私は風邪をひいたときなど、一切病院にはかからず、自然治癒力で治してきました。インフルエンザもここ20年ほどかかっていません。
しかし今回は、かかってしまった場合、自分だけでなく、人にも移してしまう可能性があるため、薬に関しても用意しておくことにしました。
一つは葛根湯、もう一つは麻黄湯です。
葛根湯は、医者でも、初期の風邪症状の時に飲む人が多いようです。私はこれまで葛根湯を飲んだことがありませんが、風邪症状が出た時は、すぐに飲んでみようと思います。
二つ目の麻黄湯ですが、これは伊勢白山道さんも勧めているもので、これはインフルの時に効き目があるモノのようです。
症状としては、発熱してふしぶしが痛くなるようなときに、と表記されていますが、インフルエンザ治療薬のアビガンに効果がありそうだという話があるように、もしかすると麻黄湯もコロナに有効かもしれません。
なにせ、熱が出て4日、肺炎の症状が出始めて病院で診てもらえる(可能性がある)のですから、その4日の間に、特に初期において自分で何かしらの対策を取っておきたいものです。
私はふつうの風邪症状なら葛根湯を、いつもと違うような関節も痛くなるような症状が出るようなら、麻黄湯を飲むつもりでいます。
効用などは、ネットで各自調べてみて下さい。
私は二つとも、近くのドラッグストアで1000円ほどで買うことが出来ました。
以上のような対策を取り、それでも罹って危うくなるなら、それはそれで天命なのだろう、と潔く受け止めますかね。。
いま、コロナウイルスの流行に関して思うことでした。
おしまい
参考:アマゾン
≪葛根湯≫
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≪麻黄湯≫
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