2020年2月8日土曜日
新型コロナウイルスに備える
新型コロナウイルスが爆発的に広がっています。
私がギリシア旅行に行く前は、日本で何人か出たという話でしたが、瞬く間に感染者が増えてきました。この先、日本人が海外に出るのは各国で規制がかかって困難になってくるでしょう。
いま日本政府は、チャーター便を出して武漢から日本人を帰国させホテルに留め、またフェリーを港に停泊させて検疫などをしていますが、それで十分なのでしょうか。
武漢や湖北省に滞在歴のある人を入国拒否にしているそうですが、それで足りるのでしょうか。
まず武漢が閉鎖される前に、すでに数百万の人が武漢から外に出ているという点、また新型コロナウイルスは潜伏期間や症状が出ない人も、周りに感染させる力があること、
これらを考えると、すでに中国全土に新型コロナウイルスが広がりつつあると捉え、アメリカがいち早く取ったように、
中国に滞在歴のある外国人の入国を制限すべきではないのでしょうか。団体旅行は来れなくなっていますが、個人では入国できてしまいます。現在、一日に何千人の中国人が日本に入国してるのでしょうか?
空港でサーモグラフィーを一所懸命睨んでいても、新型コロナウイルスに関してはまったく意味がありません。
また中国への日本人の渡航も制限すべきではないでしょうか。春節が終わって、中国に戻らなければならない日本の駐在員の方々を気の毒に思いました。
コロナウイルスが中国全土で広まって、また日本に帰国させるのにどれだけのチャーター便を飛ばさなければならないのでしょうか。それらの人たちを収容できる施設なんてあるのでしょうか。。
こういうパンデミックは初動が一番大切なのに、どうしてこういう判断がすぐに出来ないのかと思います。判断を先延ばしにすればするほど、事態は悪化します。
チャーター便の帰国者をホテルに留めたり、フェリーを港に留めたままにするのに躍起になるのはいいのですが、空港から入ってくる人に関してはダダ漏れ状態です。
新型コロナウイルスは長くて2週間ほどの潜伏期間のようなので、この後何週間かで、各地でよく分からない感染経路で罹患した人が出だしたら、おそらくそこから爆発的に日本中に広がっていくと思います。
私は、新型コロナウイルスはインフルエンザのようにすぐそこにやってくると思います。巷では、マスクがないと騒がれています。
確かにマスクはある程度有効と思いますが、それ以上に大切だと思うのは、手洗いなどの基本的な衛生習慣を続けながらも、自らの免疫を高く保っておくことではないかと思います。
よく睡眠をとって、体を冷やさないようにして、心朗らかに楽しく過ごし、免疫を高く保っておくことは、マスク以上に大切だと思います。そうしておけば、仮にかかっても重症化せずに済むのではないでしょうか。
またちびりちびりと水を飲んで、喉の粘膜にウイルスを留めないというのも予防法としていいらしいです。常に患者を診ている医者がインフルに罹らないようにする方法として有効なようです。
コロナウイルスが日本に広がらないかなぁ~、大丈夫かな~、と不安になってびくびくしているよりも、もう来るものして、私は泰然と構えたいと思います。来るなら、来いと。そんなもんじゃやられんぞ、と、私はそんな気持ちでいます。
ギリシアのある遺跡を見て感動したことの一つが、医療として観劇やスポーツを推奨していたというのがありました。
心の持つ力というものを当時はよく理解し、活用していたんだなと思います。その遺跡に関しては、この先のブログで紹介しようと思っていますが、現代でもプラシーボ効果というものが厳然としてアリ、それはつまり心の力が体に影響を及ぼしているということを示しています。
プラシーボ効果=非科学と考えがちですが、我々は、起こっている現象を公平に見て、活用すべきものはすべて活用すべきだと思います。
新型コロナウイルスが身近に来たとしても、手洗いなどの基本的なことをしつつも、毎日を楽しくニコニコしながら過ごしていこうと私は思っています。
新型コロナウイルスの報道を見て感じたことでありました。
おしまい
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