2020年2月15日土曜日

ギリシア探訪 ⑥ day3 ~ クレタ歴史 & 自然史博物館、そして、、



クレタ島2日目、島を去る日です。

昨日、おおよその見どころは見てしまったので、

本日は、イラクリオンの町なかにある博物館などを見て回ることしました。






雨がパラつき、風が吹く中、

まず向かったのは、クレタ歴史博物館







クレタ島の歴史などを見ることが出来ました。

















































↑これは地元の民族楽器、バイオリンの原型でしょうか。↓





















↑こんな風に、ダンスに合わせて弾くようです。

どんな音が出るのか実際に生で聞いてみたいものです。



次に海沿いを歩いて、






















向かったのが、クレタ自然史博物館







ここが海のすぐそばで、ガラス張りになっており、






そのうち海面が上がってきたら、とてももたないと感じる危うい立地でありました。

ここは、恐竜やら生き物、はく製などを展示してあり、観光客というよりは、

地元の家族ずれが訪れるような場所なのかな、と感じました。

特に写真を撮るべきものはありませんでした。。








一旦、町中に戻り、

時間があったので、海に突き出た要塞に行ってみました。































中に入りましたが、特にこれといったものもなく、

外は風がビュービューなのに、石造りの中はまったくの平穏で、

石の造りって堅牢なんだなぁ~、、と実感した次第であります。









要塞を出て、
















町に戻り、







町中を歩きながら、お土産屋さんなどをぷらぷら見て回りました。







こうして、洋服のお店の前で犬がどうどうと昼寝している姿が







微笑ましかったです。


お昼頃になり、お腹がすいてきたので、

ホテルの近くにある地元の料理が食べられるという

アンホラージ

というお店にいきました。






↑温野菜のサラダと







豆のスープ。






作った人の愛情を感じられる暖かい優しい料理でした。

おばあちゃんと娘さんで切り盛りしているお店のようでした。

食事を終えると、注文していないのに、







良かったら食べてね、、と、

おばあちゃんお手製のキャロットケーキオレンジにシナモンを掛けたものを出して下さいました。

このケーキが甘さ控えめ、家庭的な味でとても美味しかったです。

おばあちゃん、ありがとう。

お店を出る際に、

エフハリスト ポーリー

とギリシア語で有り難うございました、

というと、向こうは、ありがとうございます、、

と日本語で返事をしてくださり、温かい気持ちになりました。

またクレタ島を訪れることがあったら、このお店をぜひ訪れたいなぁと思いました。







お店を後にし、ホテルに戻り、ネットなどをしていました。


余談ですが、ホテルの前にエル・グレコ公園というのがありました。


エル・グレコというのは、あの画家のエル・グレコです。

こんな絵を描いたお方↓




受胎告知

(実はこれは日本の大原美術館が所蔵!)


なんと、エル・グレコというのは本名ではなく

ギリシア人という意味(笑)。

グレコというのはイタリア語のギリシア人という意味で、

それにスペイン語の定冠詞エルがついたもの。

本名は、ドメニコス・テオトコプーロス

といらしいです。


このエル・グレコさん、実はこのクレタ島、イラクリオン出身の英雄であり、

そのため、彼の名を冠した公園があるということなのです。

しかし酷いなぁ~、いち画家をギリシア人という名前で呼んでしまうなんて、、。

英語の表現に、

It's all greek to me.

(私にとってはギリシア語みたいでよく分からん)

という表現があるようなのですが、

ギリシアというと、以前に紹介したように文字も異なるし、よく分からないものとしてひとまとめにして捉える傾向があるのでしょうか。。


さて夕方になり、帰りのフェリーに乗るため港に行きました。







今度はちゃんとANEX LINES

ちゃんと乗客用の入口から入れて貰い(笑)、

部屋にもしっかり案内してもらえました。

こちらの船の会社の方が全体的にしっかりしている感じがしました。







↑また二人部屋でしたが、

誰もやってこず、実質貸切り状態で

静かに過ごすことが出来ました。



(-_-)zzz



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