前回、ぬきぬき登山法開眼!について書きましたが、どのような経緯でぬきぬき登山法に目覚めたかを思い出しました。
以前ブログで、
すべての人に捧ぐ腰痛体操・腰痛予防トレーニング ! (2020.11)
というテーマで書いたときに紹介した背筋・腹筋のトレーニング法をやっていて気づいたのです。
このトレーニングは、一般的な筋トレと違って、1回背筋・腹筋をやるごとに7-8秒(2呼吸)程の休みを入れるというのが肝なのですが、そうすると何回やっても疲れないのです。
一応、背筋は50回、腹筋は30回と決まっているのですが、全部終えた後でも、まだまだ出来るのです。これは凄ないな~、、と感じていました。
一般的には、筋トレでは10回なら10回の間、力を完全に力を抜かないでやる(例えば、腕立てでも完全に上まで戻さないで筋肉を休ませないようにする)のが最も効率が良いと言われており、私もそうしてきました。
しかしこの背筋・腹筋トレーニングは全くの逆なのですが、これをやるようになってから、人生で一番背筋・腹筋がバキバキになりました。完全なシックスパックになっています(笑)。
周りの人には、ラインで“ブルースリーを目指して”と、私の“筋況”を写真で撮って送ったりしています(笑)。
このトレーニングは休みを入れるのでトータルで30分ほどの時間はかかるのですが、疲れないでバキバキになって腰痛予防にもなるって最高だなと思います。
この背筋・腹筋トレーニングをやっていて、そうか、一回ごとになるべく脱力するようにすれば、色々な運動においても、疲れずにできるのかもしれない、、と感じ、これを登山に応用したのが、ぬきぬき登山法という訳です(笑)。
この休みを入れるというのは、眼にも言えて、パソコン仕事の最中などに、私は適当なところで目をつむって深呼吸をする時間を設けたりしていますが(ものの一分ほどですが)、これは目とともに心をリセットするのにも良いようです。
この背筋・腹筋法ですが、腰痛持ちだとか、運動したいと思っているだとかいう人たちに教えて、本を貸したりしましたが、残念ながら、いまだに実践している人は一人もいないようです。。
なんでだろうか、私はよく分かりません。産業医であった小山内博士が30年にわたって、数万人の人たちに処方して実績があった腰痛予防トレーニングであり、
こんなお宝のような情報をスルーしてしまうというのはホント私に理解できないのですが、人それぞれであり、私は為になる情報をただ提供するだけでいいや、と思っています。
私は現在、完全に50回やる背筋・復帰は週末の1回だけで、あとは1日おきに朝食前の運動の中で8回ずつやるというスタイルにしています。
朝これをやって仕事に出かけると、すごくやる気が湧き上がってくるように感じます。
以前、この背筋・腹筋を夕方にやっていたことがあったのですが、どうもそれをやると眠りが浅くなるようでした。
もしかすると、背筋・腹筋が刺激されて、体がかなりの交感神経モードに入るのではないか、、という気がしたのです。
それなら、それをいっそのこと朝にやればいいじゃん、ということで朝にしているわけです。
心もすごく前向きになるし、何よりこれは単に背筋・腹筋だけでなく、腿やお尻、ふくらはぎなど足全体の筋トレでもあるため、モーターがグレードアップしたかのように歩きが軽くなり、心も含めたフットワークがよくなる感覚があります。
小山内博士の提唱しているのは、この腰痛予防トレーニングの他に、ゆるゆるジョギング、冷水浴び、朝食抜きを提唱しています。
私は良いと言われるものは、一通り自分で体験してみて良し悪しを見極めるようにしていますが、
この朝食抜きに関しては実践したところ、かなり頬がこけて体重も50kgを切るようになったため自分に合わないと思いやめました(普段は55kg位)。
あとのジョギングと冷水浴びは続けています。
冷水は夜、体を洗う時と朝、体操の前にやっています。冷水浴びはもう2年目になるので、冬の今でも慣れてしまいました。
夜はまず冷水を浴びてから、体と頭を洗い、冷水で流してから湯船につかっています。温泉にいっても同じことをやっています(笑)。
朝は、シャワーで冷水を全身にあびてから、真っ裸のまま体操をしています。
体が寒さに極めて強くなったようで、夏に冷房を使って以来、エアコンのコンセントは抜きっぱなしで、この冬、まだ暖房を使っていません(笑)。
ちょうどエネルギー価格の高騰もあって、東電では節電ポイントを実施しているので、それにエントリーし、どこまで暖房を使わずに節電できるか試しています。
以前は、冬はヒートテックだ、なんだと暖かい下着をつけていましたが、今は仕事に行く際も肌着は夏と同じランニングのままで、その上にシャツとチョッキを着て仕事をしています。
免疫力もついているのか、風邪の類もひいていませんしね。。
この数年は、コロナ禍で、クラスターの発生したレッドゾーン支援にも何度となく出向きましたが、ホテルに行った時でも冷水浴びは続けており、コロナ対策としてもいいように思います。
ということで、話が膨らんでしまいましたが、小山内博士の背筋・腹筋法をしていて、脱力登山法に至ったという話でした。
おしまい♪
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