テレビで時々、衝撃映像~連発みたいな番組をやりますが、私は好きでよく録画してみています。
少し前に放送されたその種の番組の中で、ワニの飼育員の映像がありました。
アメリカかどこかで、女性の飼育員がワニに餌を与えようとしたところ、手を噛まれてしまいました。
女性は、ワニがすぐには離さず、むしろ引っ張ろうとしていたので、すかさず手を噛まれたまま、ワニの顔に体ごと抱き着きました。その瞬間、ワニがデスロールを繰り出しました。
デスロールというのは、ワニが獲物の体を引きちぎるために、相手を噛んだまま体を回転させる動作のことです。
ワニがデスロールを繰り出すのですが、女性飼育員はワニの顔にしっかりしがみついているため、噛まれている部分が固定され、引きちぎられることはありませんでした。
その格闘のさなか、それを見ていた観客のおじさんが、ワニの背中にまたがり、ワニがそれ以上デスロールを繰り出さないように全身でワニを押さえつけました。
しばらくすると、一瞬、ワニが口を開いたので、女性は手を引き抜くことができました。
ワニの上に乗っていた男性も、ワニの隙をワニから離れ、事なきを得ました。
飼育員がワニに噛まれてしまう時点でプロフェッショナルといえるのか、、とはおもいますが、
噛まれた瞬間に体ごとワニの顔に抱き着くというのは、ふつうの人にはできないだろうな、おそらく事前にレクチャーを受け、何がしかの訓練を受けていたものと思われます。
そうでなければ、普通、手を外そうとしてワニと引っ張りっこになり、そこでデスロールをされて手を食いちぎられていたことでしょう。
その映像をみて、事前に想定されることをしっかり訓練しておくって大切だなぁ~、、と実感しました。
訓練の話しついでに、先日、千葉で国家試験を受けてきた話を書きましたが、無事合格しました。
当ブログでも彦兵衛の勉強法というものを書いたことがありますが(興味のある方は、左上の窓に勉強法などと入れて検索してみてね)、
私は勉強法というものをシステム化できているので、そこに何が来ようと、同じプロセスで処理していくだけです。
トコロテンの道具にトコロテンの材料をいれて押せば、トコロテンが出てくるようなものです。(笑)
今回の試験は、合格率は4割、一発合格は2割ほどだそうですが、まったくと言っていいほど落ちる気がしませんでした。
彦兵衛の勉強法の肝は、心に負担を掛けない、努力をしない勉強法、いやむしろ、ゲームのように楽しんで勉強してしまおうというものです。
今回も自分が確立した方法に則り、易しいところから基礎を固め、各テーマごとの問題をゲーム感覚で解き、過去問、予想問題を解いて、試験に臨みました。
勉強は、朝の体操の合間の音読の時間の数分とか、職場で仕事が始まる前の5-10分とか、夕の体操の合間とか、休日にはある程度まとめて、それでも30分ほどかな勉強するということを半年ほど続けました。
実際の試験も、ケアレスミスをしないように、間違っているものを選べのときは、しっかり問題文の最初に×印をつけたり、
難しいと思われる問題は飛ばして後でやることを心掛け(実際そのような問題はありませんでしたが)、
また問題は過去問をやってみて、後ろの方が易しい問題が多いので、後ろから前に向かって解いていきました。
すべて作戦通りで、試験中もまったく緊張することなく、むしろゲーム感覚で楽しんでいました。
ワニの飼育員の話とはまた別かもしれませんが、これも事前に想定できることを前もって訓練していくという意味では同じかと思います。
事前準備が8-9割方、勝敗を決めているように思います。
今、大河ドラマで家康のことをやっていますが、阿部さん扮する武田信玄が、三方ヶ原の戦いの際に、若き家康を前に、
「勝者はまず勝ちて、しかる後に戦いを求め、敗者はまず戦いて、しかる後に勝ちを求む。わっぱよ……戦は勝ってから、始めるものじゃ」
と言っていたのですが、ああそういうものだよな、、と思いました。
これは孫氏の兵法の有名な言葉のようです。
何事も、事前準備を周到にやって勝ちに行きたいものですよね。。
おしまい
<(_ _)>
0 件のコメント:
コメントを投稿