とても大きな地震でした。
私は神奈川に住んでますが、最初は小さな揺れから、
次第にゆーら、ゆーら
と、まるで船に乗っているような感じの尋常でない大きな振幅の揺れが来ました。
"大地のように揺るがない"という表現がありますが、
その大地が足元でゆーら、ゆーらと動いているのです。
しかもそれがいままで体験したことのないような長時間にわたって続きました。
揺れの途中で、バチン、と電気も落ち、そのまま一晩中停電でした。
地震がおさまって、
これは遠くでそうとう大きな地震が起きただろうな
とすぐに感じました。
結局マグニチュードは9.0、日本の観測史上最大の地震となりました。
私は阪神大震災の時は、お隣の京都にいました。
ちょうどその時は、旅館のアルバイトで夜勤をしていて、事務所で寝ていました。
グラグラグラグラ
と大きい揺れがきて、
寝たまま、この大きさだったらこのまま旅館が潰れて死ぬかも、、、
などと考えましたが、幸い旅館に大きな被害はなく、
揺れも、鋭い揺れではありましたが、短時間で収まりました。
京都タワー近くのビルでは、ガラスが割れて道路に散乱していたようでしたが、
震度も5とそれほどでなく、他に被害らしい被害はありませんでした。
そんな京都の町に、ちょうど高校駅伝で泊まりに来ていた仙台育英の選手たちが
朝のランニングにぱらぱらっと出ていったのはさすがだなぁ~と、
旅館の前に水をまきながら思ったことを思い出します。
さて今回の地震のあった当日は、家から少し離れたところにいましたが、
帰宅の際、足は自転車だったため、信号が止まって大渋滞している車を尻目に、
悠々と家に帰れました。
アブナイナと、感じたのは、
街灯も消えていたため、夜間、歩行者がよく見えなかったことです。
夜の歩行は、たとえ停電でなくとも何かしらライトを持っていた方が、安全だと感じました。
家に着くと、前に買ったときにブログでとりあげたヘッドライト
をつけ、
前から用意していた電池式のラジオ
をつけました。
ライトは、普通の懐中電灯だと、片方の手が塞がれてしまいますが、
ヘッドライトだと、頭につけずとも、首からぶら下げるだけで十分で、とても便利です。
また、私はこれらはすべて単三電池で使えるものをチョイスしましたが、
デジカメも単三電池で動くものにしているので、すべてに共用できてとても便利です。
前に紹介したように、私が現在使っている充電式単三電池は、エネループです↓
アマゾン:エネループ
さて話しが変わり、
地震の後、津波の映像を観た友人が
スマートフォンの画面でグーグルの地図から自分の住んでいる所の高度をチェックしていました。
おっ、すげーー、 そんなことできるんだぁーー
と思い、
電気が戻ってから、そんなサイトがないかネットで探してみたら、ありました↓
グーグル地図から高度を知る
http://topocoding.com/
あの津波の凄まじさをみると、海や川の近くってやっぱ危ないんだなと思わされました。
ある程度の高さの所に住むって大事なのだと思います。
あと地名に、水に関連する名前が残っていたりするのも、要注意かもしれません。
電気は明日の月曜から、
電力不足になるようなので地域ごとに順番で停電にしていくという話しがあります。
私はもともと
原子力発電反対
の立場であることもあって、普段から節電に心がけており、
そこまで消すか!?、というぐらい、使わない所の電気はバンバン消しています。
さすがに冷蔵庫は消しませんが、夜は電話のコンセントさえ抜きます(笑)。
これ以上、節電のしようがない位ですが、いま被災なさっている方々を思うと、
申し訳ないほど恵まれているので、色々節電できる所を改めて見直してみたいと思います。
皆さまも、どうぞ、節電に心がけて下さい。
そして出来たら、原子力発電の是非というものを今一度考えてみてください。
私はNHKスペシャルの
”清算”の行方 ~諫早湾干拓事業の軌跡~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110129.html
を見て、行政がいかにいい加減かがよくわかりました。
利権の為、自分達の見栄の為、
事実をねじ曲げてまで一度決めてしまった事業は徹底して突き進めてしまうのです。
本当にとんでもないことです。
おそらく、原子力事業もこの延長にあるだろうと推測できます。
原子力発電の建設にかかる費用、ランニングコスト、廃棄物の処理、汚染対策、原子力の解体費用など
諸々のことを考えると、原子力発電は行政などが言うような安い発電法ではなく、
とんでもなくコストとリスクのかかる発電法であり、
一見安く見えるのは、後世に膨大なツケをまわしているだけです。
本当に、とんでもないことがまかり通っているな、ととても残念に思います。
現在、福島の原発がメルトダウン寸前でくいとめられていますが、
今後どのようになっていくのか、ちゃんと推移を見守っていきたいと思ってます。
参考:
彦兵衛のブログ:原発解体
http://mshiko.blogspot.com/2009/10/blog-post_13.html
被災地域には、集落が消滅してしまっているようなところもあり、
死者はおそらく数万となることでしょう。
このような未曾有の災害に対して私達が出来ることはあまりないかもしれませんが、
自分の出来る範囲内の支援をやっていきたいと思ってます。
節電や義捐金の送付などもそうですが、
被災地にいる方々、あるいは災害で亡くなった方々に
祈りをささげることも有効だと思います。
臨死体現の本などを読むと、人の思い、祈りなどは相手にちゃんと届いているようです。
また想念の力=祈りの力が、物質的な力となって作用するということがあるようです。
ひとつだけ、参考文献をあげておきましょう↓
祈る心は、治る力 ラリー・ドッシー著 大塚晃志郎訳 日本教文社 2003
この本によると、祈りはあまり指向性を持ったもの、
~が~でありますように
というものよりも、相手に選択の余地があるようなプラスの祈り、
~に祝福がもたらされますように
というようなものがいいそうです。
さて最後にもうひとつ、私が注意していることは、
チベット僧、チョギャム・トゥルンパ氏が残した言葉、
すべての出来事を瞑想の糧として欲しい
というものです。
これを想念の関連でいうと、
地震を祈りの対象とする
ということでもあり、
また、私がふだんから習慣にしているように、
とりあえず、この悲惨な状況を前にしても、
ありがたい、ありがたい、
すべての存在にどうもありがとう、
すべての体験にどうもありがとう、
と心の中でいってみることです。
それまでに見えなかったことが色々と見えてくるかもしれません。
何かの参考にしてください。
どうか、被災者の方々の魂に祝福がもたらされますように
参考:
グーグル地図から高度を知る
http://topocoding.com/
NHKスペシャル:
”清算”の行方 ~諫早湾干拓事業の軌跡~
http://www.nhk.or.jp/special/onair/110129.html
原発解体
http://www.nhk.or.jp/special/onair/091011.html
私たちは核兵器を作った
http://www.nhk.or.jp/special/onair/101219.html
彦兵衛のブログ:
最近買った便利グッズ (ヘッドライト)
http://mshiko.blogspot.com/2010/08/blog-post_15.html
君子じゃないので危うきに近寄る ~津波を見に行ってきた話し(電池式ラジオ)
http://mshiko.blogspot.com/2010/03/blog-post.html
ビックキャメラでお買いもの♪♪ ~充電式電池など~
http://mshiko.blogspot.com/2009/12/blog-post_06.html
原発解体
http://mshiko.blogspot.com/2009/10/blog-post_13.html
付録:
彦兵衛の(頑張らない)勉強法
は、また次回余裕があるときにから書きます。。。
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