先日の休みにハッスルしすぎたのか、節電、節電と思って暖房をつけない所でじっとした作業をしていたためか、
3日程前に38度台の熱がでてしまい、いまなんとか持ち直してきた所です。
久しぶりに風邪をひいて思い浮かんできた言葉は、
一病息災
です。意味→ 無病で健康な人よりも、一つぐらい病気のある人の方が健康に気を配り、かえって長生きできるということ。
私は普段から食事や運動なども含め、おそらく普通の人に比べたら割かし健康には気を配っている方だとと思いますが、
たまに風邪をひくのも、自然の摂理でいいのだろうと思います。
いつも当たり前にやってきたことが出来なくなって、その有難さに気づくことが出来ますし、
体もたまに風邪をひくことて抵抗力を活性化させることが出来ると思うからです。
発熱は体内における一種の浄化のような働きをしているように思います。
日本では風邪を引いたら風呂に入らないように、と言われますが、これは一種の迷信で、
むしろ風呂にゆっくりつかって、体を温め、発汗、新陳代謝を促して寝た方がいいとする文化圏もあります。
私はこちらの方が正しいと感じます。
従って今回もちゃんと風呂に入りました。湯冷めしないように注意すればまったく問題なく、むしろすっきりしました。
一病息災の関連で繋がるのが、いまの日本の状況です。
原子力発電所はいまだ安定せず、放射性物質を依然として外部にまき散らしていますが、
このような国難(= 病)があることで、今までの文明のあり方に疑問を投げかけ、
そのまま目先のオイシサに突っ走って慢性病を進行・悪化させてしまうことにストップをかけることが出来るように思います。
人間万事塞翁が馬、すべてのことには一長一短があるというのホントだなと思います。
多くの人が長期的な視野に立って、ものごとを考え直すいい機会になればいいなと思います。
今回の震災に対して、3万円ほどの義援金を送らせて頂きましたが、義援金などは赤十字などのちゃんとしたところ(?)に振り込み書で送ると、それが税金控除の対象となることは知っておくべきことでしょう。
前にも当ブログで述べましたが、私は常々、収入の10%は絶対引き落とさないものとして貯金し、収入の1%を目安に寄付に充てることにしています。
今は主に盲導犬協会とペシャワール会ですが、このような災害が起こった時は、別口として寄付するようにしています。
そういえば、前のブログで自分の住んでいる地域の標高を知る地図を紹介しましたが、
http://topocoding.com/
何mの津波が来たときに、どのくらいの地域が浸水するのかを如実に知ることのできる地図もあるんですね↓
http://flood.firetree.net/
私は最大の60mでもシミュレートしてみましたが、やはり今住んでいる所は(ギリギリ)大丈夫でした。
最後に、、、 去年の暮れあたりからずっとはだしのゲンを読んでいたのですが、
これを読むと、失礼ながら、今の日本の危機なんてそれほど大したことではないぞ!
と思ってしまいます。
改めて読んでみると、作者は、一巻の冒頭から最終巻の最後に到るまで、彼が支えられたと思われる麦にまつわる話しを載せていました。
麦は秋に種を播き、冬に芽吹き、農家の方に何度も何度もふまれ、ふまれることで、
根を大地に伸ばし、茎をしっかりさせ、春になってようやく黄金の実を結ぶのだそうです。
おまえは麦になれ 厳しい冬に青い芽を出し、
ふまれて ふまれて 大地に根を張り
まっすぐに伸びて 実をつける麦になるんじゃ
艱難辛苦、汝を玉にす ということでしょうか。
苦労した分は絶対に無駄にならないということでしょう。
被災者の方々、そしていまたいへんな状況の中にある方々も、
どうかこの言葉を支えにして頂けたらと思います。
以下にはだしのゲンより、その麦に関する部分数か所を抜き取って載せておきます。
おしまい
参考:
義援金の寄付について(税理士山ちゃんのブログ)
http://zei.sagafan.jp/e343028.html
日本盲導犬協会
http://www.moudouken.net/
ペシャワール会
http://www1a.biglobe.ne.jp/peshawar/
はだしのゲン(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%B3
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