2013年1月15日火曜日

こんな体験今しかできないよ~



昨日は大雪でしたが、皆さんどのようにお過ごしでしたか?

私は仕事があったので、大雪、猛吹雪のなか、

好きな歌♪♪を口ずさみながら(笑)自転車で職場に向かってました。

職場に行くと、みなさん一様に、

大変だったでしょ、とか、

今日の帰り大変だなぁ~、明日は路面が凍るしどうしよう、、

などと言ってました。

ええ゛っ、なんで??

と思ってしまいました。

めったに降らない雪が降ってるぞ、楽しいぜ!

というのが私のその日のノリだったからです。

せっかくの滅多にない機会なかんだから、ちゃんと楽しまないともったいないじゃん、、。

と思いました。


同じような感覚を、先日行った伊勢・熊野参りの時にも感じました。

今回は安めの夜行高速バスで伊勢までいきました。

このバスは車中にトイレがないため、2-3時間おきに途中のパーキングエリアに寄りました。


私は普段車に乗らないこともあり、パーキングエリアにはあまり来ないので、

それぞれの土地のパーキングエリアがどんな感じなのか、

バスが止まるたびに嬉々として外に出ていって、店の中とかを色々見物していたのです。

しかし他のバスの人たちや夜中にパーキングエリアにいる人たちの顔色は一様にどんよりしていて、

寒さのために体を丸くして、あーもうかんべんして、、、

みたいな感じを体全体で表していました(笑)。

私はその時に、お、なんだこのネガティヴな波動は、、

と思いました。

私の感覚は、パーキングエリアになんか滅多に寄れないから、なんでも見てやれ!

みたいな感じだったのですが、

彼らはとにかく今をどうしのぐか、ということに気がいっていたように感じました。

この気持ちの持ちようの違いだけで、こんなに違うものなのか、、と思いました。

たとえ、パーキングエリアに寄ることが日常であったとしても、

まったく同じ一日というのはないのです。

過ぎ去って行く毎日が、実はその日しか体験できない貴重な時間なのです。


つらいことや嫌なことがあると、人はどうしても、抵抗しようとしたり、逃げようとしたり、しがちですが、

そんなつらいこと、嫌なことというのも、期間限定のことであり、それこそまさに、

こんなこと今しか体験できないよ~

なのであります。

若いうちは若い時にしかできないことがあります。

年老いたら、年老いた時にしか体験できないことがあります。

病気の時には、病気の時にしか学べないことがあります。

すべては期間限定の貴重な体験なのであります。

だから、辛いことが待っていたり、毎日が同じことの繰り返しで退屈だと感じるときは、

こんなこと今しか体験できないよ~、

と自分に言い聞かせて、自分を奮い立たせてみるのはどうでしょうか。

実際のところ、本当に一日、一日が同じであることはなく、戻ってくることのない貴重な時間なのです。

その過ぎ去って行く、一日、一日に感謝をもって過ごすことができれば、

それが本当に幸せな気持ちで毎日を送ることに繋がってくると思うのです。


私は目下読んでいる本に、前にも当ブログで何度かとりあげた新谷弘実センセイの『20歳若返る力




 
 
おっとこれじゃない!(笑)
 
 
こちら↓
 
 

 
 
とコチラ↓
 




を読んでいるのですが、

そのなかに、笑う事でいい遺伝子のスイッチをオンにしよう!と唱えている

村上和雄さんに関する以下の記述がありました。


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ご存知の人も多いかと思いますが、

村上先生は筑波大学の名誉教授で、遺伝子解読の世界的な権威として知られる方です。

いわば生命科学の最先端にいるお一人でいらっしゃるわけですが、

村上先生が常々、口にされているのが、

遺伝子のスイッチをオンにすれば、自分の眠っている能力が開花し、夢や目標が実現できるようになる

ということです。

遺伝子をスイッチオンにさせるキーワードは、

」や「祈り」、「笑い」「喜び」「感謝」・・・

といった言葉に集約できるそうです。

----------〔p.230〕----------------------------


私はこれを読んで、村上先生は、笑いだけでなく、祈りや感謝もキーワードとして挙げられているのか、、

と知り、今この本も同時に読んでます。

 

 
 
 
いま、自分が読む本、読む本、
 
笑い 感謝
 
という語がキーワードになってあらわれてくることが多く、ちょっと驚いています。
 
 
村上先生の本には、こんな本まであるみたいです↓
 
 




ダライ・ラマ14世は以下のような言葉でこの本を推奨されているようです。

村上氏の考えは宗教と科学の垣根を越え、すべての読者を調和の世界へと誘うであろう

こちらの本も是非読んでみたいです!


他に、伊勢・熊野旅行中に、人からお借りしていた中村天風氏のこちらの本を読んでいたのですが、





中村天風さんも、笑いと感謝ということをキーワードとして挙げているのにはとても驚きました。

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常に、心の中に感謝と歓喜との感情を、もたせるように心がけることである。

何でもいいから、感謝と喜びで人生を考えるよう習慣づけよう。〔p.21〕

笑いは無上の強壮剤であり、また開運剤なんです。〔p.23〕

すべてのことに感謝しよう。そして、こうして生きていることに対する歓喜の気持ちをもとう。

感謝と歓喜の感情は、大宇宙に正しい力を呼びかける、最高にして純なる合図ともいえる。〔p.56-57〕

悲しいことやつらいことがあったら、いつにも増して、笑ってごらん。悲しいこと、つらいことのほうから逃げていくから。〔p.74〕

何事に対しても、現在感謝。ああ、ありがたい。

何に対しても現在感謝。それより事態が悪くなっても、喧嘩にならないじゃないか。

病になっても、ああ、ありがとうござんす。〔p.147〕

たとえ人生に苦難や苦痛があろうとも、それを心の力で喜びと感謝に振り替えていくのである。

心が積極的になれば、振り替えることが出来るのである。〔p.267〕

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いや~、これほどまでに笑いと感謝にフォーカスされていることにただ、ただ驚きました。

天風さんというと、あまり笑っているイメージがなかったので、、、。


でも本書の中で一番心に響いたのは、以下のことばでした。

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真の人間として生きる生き方を知って、真人になれば、たとえ自分の心に瞬間、

憎らしいとか嫌だと感じるものであっても、そういう人をけっして退けない

進んでそういう者と和やかに親しみを続けていく気になるが、ただその人の心にこっちが与〔くみ〕してはいかない。

つまり、よくない方面にはけっして与さない。それが真人だ。

それだけ清濁併せ飲んで、その人を排斥しない。〔p.131〕

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私はこの箇所を読んで、う~ん、ナルホド、、、。

と感銘を受けました。

嫌な人を排除しない。。。理想としてはそうだろうな、、と。

基本はすべてに感謝だとは思いますが、私はまだそこまでには至ってないな、、と感じました。

たとえば、キリストは右の頬をうたれたら、左を出しなさい、と説いていますが、実際にこれをやる人はいませんよね。

左頬を出すことで、更に相手に怒りを焚きつける可能性もありますし、、、。(笑)

実際には、もう片方の頬を出す事と、仕返しをすることの間で、自分なりの身の処し方をとるものだと思います。

理想の形は理想として頭の隅に置いておきながらも、自分の場合はあまり無理をしない形でいこうかな、と思いました。


さて、私の職場の友人に天風会の会員になっている人がいて、

その方に、いまこの本を読んでいてすごく為になるんで、

他に天風さんの本でオススメのものがあったら教えて貰えますか、と訪ねてみた所、

コチラの本を紹介されました。






中村天風さんの思想は、松下幸之助をはじめ、各界の重要人物に多大な影響を与えた方だけに、

やっぱちゃんと押さえておきたい思想家であると思っていました。

次はこちらをじっくり読んでみようと思ってます。


なんか、話しがだいぶそれちゃいましたね、、、

こんな体験、いましかできないよ~、

の話しでありました。



おしまい




参考:

中村天風 - Wikipedia

 








 
 
 
 

 
 
 

 
 

 
 
 
 
 

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