昨日のクローズアップ現代+で、
2017年5月16日(火)
生命の不思議“テロメア” 健康寿命はのばせる!
というのを放送していました。
細胞の染色体の末端にはテロメアというものがあり、
細胞分裂が進むほどテロメアも短くなっていき、
やがて細胞は老化、死へと向かっていくのですが、
その命の回数券とも呼ばれるテロメアは短くなっていく一方ではなく、
伸ばすことができる!
ということが紹介されていました。
その方法として挙げられていたのが、なんと瞑想でした。
瞑想を習慣的にすることで、心のバランスがとれ、テロメアが伸びるのだそうです。
瞑想をすることで、脳細胞も増えるということが言われており、
すごいですよね、瞑想の効果って、、。
テロメアを伸ばす方法は他に、
軽い有酸素運動、野菜を中心とした食事、人間関係
などがあげられていました。
いずれも昔から健康に良いとされていることです。
これらの効果が細胞レベルで検証された、というのは驚くべきことです。
私は、テロメアは年を取れば自動的に短くなるばかりだと思っていたので、
今回のニュースは衝撃的でした。
人間って、思っている以上に可塑性があるんですね。
その人、その人の心掛け次第ですよね。
また、テロメアが伸びるときに働く酵素に、テロメアーゼというものがあり、
そのサプリも売っているのだそうで、一時は
不老不死の薬か!?
とも騒がれたそうですが、
テロメアーゼも摂りすぎるとある種のガンを促進してしまうそうで、
サプリをたくさん摂ればいいというものでもないそうです。
やはり、昔からいいと言われているような習慣を生活の中に
無理なく取り入れていくことなのでしょう。
以上のことは、↓コチラの本に書いてあるそうです。
エリザベス・ブラックバーン (著), エリッサ・エペル (著)
以下、アマゾンHPより --------------------
ノーベル賞学者が直伝! アンチエイジングの新常識
「テロメア」とは染色体の先端部分を指し、寿命を司り、加齢とともに短くなることがわかっている。
しかし最新の科学によれば、生活習慣しだいでテロメアを伸ばし、健康寿命を延ばすことができるという!
テロメアでノーベル医学生理学賞を受賞した著者自らがその仕組みを解説するとともに、健康長寿に効く運動、食事、睡眠、ストレス対処法を伝授。
テロメアの自己診断テストや今日からできる実践プログラム付き。世界20か国で続々刊行の大注目書!
⦿海外レビュー
著者らが発見したのは、テロメアが遺伝子の指示をただ実行するわけではないことだ。
テロメアはあなたが発した指示を吸収する。あなたがストレスを感じているか、リラックスしているか、悲しんでいるか、幸せかにテロメアは反応し、それが脳の状態や気分、老化の速度などに影響をおよぼす。
つまり老化のあり方は、いちばんおおもとの細胞レベルから変えることができるのだ。本書はここ10年に刊行された生物学の本の中で、もっとも興奮させられた1冊だ。
―――エリック・カンデル(ノーベル医学生理学賞受賞、『記憶のしくみ』著者)
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ぜひ読んでみたいなー、と思っています。
クローズアップ現代の内容も、当ブログで写真で紹介できたらと思っています。
では!
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