2017年12月15日金曜日

ブレードランナー 2049



先日、終了寸前のブレードランナー2049をようやく見てきました。







3時間ものの大作ということで、始まる前にしっかり出すモノは出し、上映に臨みました()

3時間、あっという間で、途中トイレに立つことなく無事見ていることができましたが、

終わってもなんだかスッキリしない感じが残りました。

なんなんだこれは?

と思って色々考えてみました。

一つには、35年前のブレードランナーが、

レプリカント(人造人間)を狩る方の人間の立場から作られていたため、それなりに痛快感があったように思うのですが、

今回はレプリカントを狩るのもレプリカントで、最後まであまり救いがなかったという点なのかなと思います。

あと、やたらと冗長な感じを多く受けました。

この場面、そんなに引っ張らなくてもいいでしょ、、と感じるシーンが多かったです。


前作主人公だったハリソン・フォード今回も登場しました。

35年たってもかっこいい!

彼が一人で写っていても画面が持つ、そんな渋みと深みのあるいい役者さんだなぁ~

と改めて見てて思いました。

ですがこちらも今回は追われる立場、、、ストーリーが全体的に重く、スッキリしない映画でした。


SFは当たり外れが大きいジャンルですが、それでも私はSFが好きです。

新しい世界観が提示されて、ワクワクドキドキするのもあるのですが、

色々と本質的なことを考えさせられることが多いからかな~とも思います。

いまAIが巷で話題になっていますが、

何十年か前にSFの世界で起きていたことが現実になろうとしている今、

参考になる点が多いように思います。

アシモフのロボット三原則だとか、AIが進んでいったときにどのような事態が予想されうるのだとか、、。

そういった意味でSFは大切だと思います。結局、未来を作って行くのは人間の心です。

SFが提示する未来像というのは、その未来を作って行く人間の心に少なからぬ影響を与えていると思います。

なので、自分は時代を画するようなSF作品というのは意識して見るようにしています。

いずれ考えておかなければいけないテーマのようなものがあったりしますからね。。

なんて、単にエンターテイメントとして楽しいというのが大部分なのですが、、。


SFといえば、いまNHK 100分で名著で、初のSF小説がとりあげられています。

ポーランドの作家が書いたソラリスというSFの原点といわれる名作です。

こちらも壮大な世界観とともに、人間ってなんなんだろうか、、という哲学的な問いを突き付けられます。

代表作として、他に砂漠の惑星という作品が紹介されており、

え、もしかして私の好きな

デューン砂の惑星』のことか?

と思ったのですが、調べてみるとこれとは違う作品のようでした。。

100分で名著、次がまだ第二回ですが、楽しみであります。


ブレードランナー2049の本編が始まる前の映画の予告では、

来年の夏だったかに上映予定のスピルバーグの最新作が流れていました。





バーチャルの世界の中で起こる話のようで、

なんとガンダム〔RX-78やら、アキラで出てきたバイクだとかも登場するということで、


いまから興奮してしまいます。

こういったストーリーを奔放に発想して映画にしてしまうスピルバークというお方は、

本当に凄いなぁ~、天才だなぁと思ってしまいます。


年を感じさせない、若さがはじけています。


結局、人間の限界って、かなりの部分本人が規定してしまっているのだろうな~、、、


なんて思わされます。(12/18で71歳!)


最後に、日本のマンガ、銃夢が実写化されるという話があります。






私は最初の全9巻のマンガしか読んでいないのですが、調べてみるとさらに続きがでているようで、

この冬休みにでも、また最初から通しで読んで、続編の方もフォローしておこうかなと思っています。


いやー、やることいっぱい、楽しいこといっぱい、いいね~、、。


まずは週末のスターウォーズ新作!

(本日よる9時から、前作フォースの覚醒、地上波初放送やります!)

いろいろ書きましたが、


( ^_-)  SF最高!

という話でした。


おしまい


  

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