2023年12月10日日曜日

上野の森美術館 モネ展を観に行ってきましたー! ~ やっぱモネは巨匠だった!


先日、平日に上野の森美術館で開催中のモネ展を観に行ってきました。




上野は、紅葉の真っただ中で、イチョウの黄色がとても際立って綺麗でした。。




↑ モネ展

事前に買う時間指定のチケットは、10時から午前中いっぱいは売り切れていたので、

頑張って早起きし、9時半から10時までのチケットを購入し、美術館には9時50分に到着。

中に入ると、平日の10時前なのに、人がわんさかいて、いささかビックリ、

モネの人気は凄いですね、、。


今回も、もち音声ガイドをゲット!

チケットが2800円で、ガイドが650円だったので、トータルでいいお値段になりました(笑)




入ってすぐの所に、モネさんの写真、




そして、モネの池をコンピューターグラフィックで表現したものがあり、
上を歩くと、水に波紋ができました、、。

今回も、最近の美術館のトレンドの、一部写真可のものがあったのですが、
気に入ったものは悉く写真は不可でありました。

ポストカードを5枚購入したので、そちらで紹介しておきましょう↓




ザーン川の岸辺の家々 1871年

私の好きなシスレーを思い起こさせるような、空と水の風景で、ほんわかしてとても良かったです。。






ヴェンティミーリアの眺め 1884年

地中海に行った時に魅せられて描いたもののようで、地中海のぬくもりを感じさせます。





ヴァランジュヴィルの漁師小屋 1882年

これには連作があるのですが、この作品が一番気に入りました。

海の青と、暖かい日差しを受けた崖からほのぼのとした雰囲気が伝わってきて、こんなところを散歩したら気持ちいいだろうな~、、と思いました。





ヴェルノンの教会の眺め 1883年


こちらもシスレーを思い起こさせるような、のどかで安らぎを感じさせる絵でした。






ラ・マンヌボルト 1883年

アーチ岩の左下に二人の人影が見えると思うのですが、それほど巨大な岩であることがわかります。

こんな力強い、大胆な絵をモネが描いていたんですね、、驚嘆でありました。。


私は絵を見ながら、良かったものにはパンフレットの番号に〇をつけていくのですが、
今回の展覧会は、14個も〇をつけていました。

素晴らしい作品が多く、景色に対するモネの優しい眼差しを感じることができて、
見ていて危うく泣きそうになりました。。

やばい、、。

やっぱモネって巨匠ですね、、。


今回のテーマは、連作で、同じ風景を時間や季節の異なる時に描いたものを展示していました。

モネは、光の移り変わる様子を実験していたというよりは、
その風景の別のヴージョンも美しすぎて描かずにはいられなかったんじゃないかと思いました。

例えば、気に入った服や靴があった場合、別のカラーバリエーションも買わずにはいられなくなった、、というのと似ているのかな、と思います。

モネの絵を見いて、本当に絵を描くのが好きで好きでたまらなかったんだなぁと感じました。


以下は、写真撮影可のものです↓



























私はこのモネ展、通算、絵を3回見て回りました。

1回目は、解説なしで、自分のペースで見ていき、

2回目は、入り口に戻りがてら、特に気に入ったものを中心に、後ろから逆の順路で見ていき、

3回目は、音声ガイドの解説を聞きながら、じっくり見ていきました。

トータルで1時間半ほどかかりました、あ、もうこんな時間なんになっていたんだ、、
という感じで、大満足でありました。。

幸せな時間、、。

絵を描くというのは、瞑想に近いものがあって、その対象の風景と一体となる感覚があるのか、

私は一連のモネの絵を見ていて、
モネがその風景を通して感じたものに触れることができたような気がしました。

こんな優しい絵を見ていたら、みんな戦争なんかしないで済むだろうに、、などと思ってしまいました。


絵を見終わった後の楽しみは、なんといってもミュージアムショップ!

今回、ミュージアムショップは外に別に設けてあり、
入場制限がかけられていました↓





一瞬目を疑いました。

え、ショップに入るのに並ぶの、、と。

ただ、並んでいるとスースー人が動いていき、割とすぐに入ることができ、

絵葉書を5枚買ったという訳です。

ちょいと高めな美術展でありましたが、見ごたえ抜群、
とても心が癒され、優しい気持ちになりました。

印象派に興味のある方は必見ですね!

 

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