2011年1月7日金曜日

日本人なら読んでおきたい~日本の長寿村・短命村!?



最近読んだ食に関する本で、素晴らしい!と感じた本がコチラ↓





日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める
近藤 正二 (著) サンロード; 新版版 (1991/04)





著者の近藤正二さんという方は、東北大学の先生だった方だそうなのですが、

なんとこのセンセイ、36年かけて日本の津々浦々、

990もの町や村を上の写真にあるようなリュックを背負ったスタイルで歩いてまわり、

その地域の食と寿命の関連をひとりで調査してきたというツワモノなのであります!







ではどのような村が長寿で、どのような村が短命だったかと言うと、、、

本の副題にあるように、

緑黄色野菜、特にニンジンやカボチャをよく食べている地域、

他に大豆や海藻を常食している地域は長寿


で、

上にあげたものをほとんど取らず

米や魚ばかりを大食している地域は一様に短命だったそうです。

また他には、よく働く地域の人たち、

すなわちよく体を動かしている地域の人たちは長寿だったそうです。


ひとりでここまでの研究を成し遂げるというのは並大抵のことではありません。


葬られた「第二のマクガバン報告」(上巻)

の中に出てくる、チャイナ・プロジェクトに匹敵する研究で、

その日本版を先生お一人で成し遂げてしまったということになるでしょうか。

スゲ~!!

ただ、ただ脱帽であります。


しかも、これだけ綿密に調べた結果を、極めて読みやすい形で本にされている所がまたスゴイ!!

こんな食に関する名著があったにも拘わらず、

今までまったく知らずにいたというのは、日本人としてなんとももったいない、

恥ずかしい、申し訳ないことだと思いました。


先生は、ハワイの日系人の食を見て、これからの日本人の健康を憂慮されています↓






やはり西洋食=肉食・乳製品の摂取には十分注意したい所です。

本書の最後に、著者による≪健康十則≫を挙げていたので、載せておきます。





本書に興味のある方は、下の〔参考〕のところに、

もくじを載せておきますので、目を通してみてください。



さて今日は1月7日、何の日でしょう?

そう、七草がゆを食べる日であります。

私も正しい日本人として、ちゃんと食べましたよ↓





今回は、玄米に去年の暮かんてんぱぱで購入した

"くらかけ豆"
http://www.kantenpp.co.jp/shop/shp0003.php?no=00903&pno=00009

を入れたおじやをつくり、

そこに七草と近藤正二先生ご推奨の海藻=ヒジキを投入し、

さらにかんてんパパでおまけで付いてきた

"寒天ぞうすい"
http://www.kantenpp.co.jp/shop/shop_topics_detail.php?topics_code=442

をいれました。

ほどよく塩あじが効いて、とても美味しかったです。


そういえば、かんてんぱぱのおまけとして、今年も塚越氏のカレンダーをゲットしました。

(というより、このカレンダーが目的!)

今年も、月をめくるごとに、どのような伊那谷の風景がでてくるのか楽しみであります。




ありがたい、ありがたい。




参考:

日本の長寿村・短命村―緑黄野菜・海藻・大豆の食習慣が決める

目次↓




近藤正二氏とは?
http://kotobank.jp/word/%E8%BF%91%E8%97%A4%E6%AD%A3%E4%BA%8C


彦兵衛のブログ:

大豆と米! 葬られた「第二のマクガバン報告」 "中" が出たよ!!
http://mshiko.blogspot.com/2010/07/blog-post_20.html

そういえば、「第二のマクガバン報告」 "中" を読んで、

重要個所をせっかくスキャンしていたのに、当ブログに載せそびれていました。

今気づきました。近々アップ致します。

<(_ _)>

近々アップ致します


かんてんパパ塚越さんの経営哲学≪その壱≫
http://mshiko.blogspot.com/2009/06/blog-post_08.html




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