天河神社をあとにして、
ん?
と思ったのが、
天河神社の敷地内にいた時はあまり感じなかったのですが、
境内でずっと、音、それも和音のようなものが脳裏に響いていた感覚がありました。
敷地を出てその影響から離れたときに、
あっ、やっぱ神域にいたんだなぁ、と実感したのであります。
やはり芸能を司る神社だけのことはあるな~、と思いました。
さて、バスで通った橋にきました。
名前もそのまま、べんてんばしぃ~、、
しかしこの無骨な鉄骨なんなんやろ?
どうせだったらちゃんと神社の鳥居にすればいいのに、、
と思ったのですが、実はこの形には意味があったのです。
(それは後々、、、)
橋からの眺めはこんな感じ↓
この川沿いにもと来た道を歩いていくことにしました。
日は出ているのですが、
雲もあって、ちょっと神々しい感じでした。
河沿いにずんずん歩いて行ったのですが、
とにかく水が超キレイ!
さすが天河と呼ばれるだけのことはあります。
途中犬にほえられたりもしまして、、、
さらに川沿いの道をドンドン進んでいくと、
やっと、天河川合のバス停に到着!
近くに天河村野案内所があったので、情報収集のため、、
ってオイ!
せんとくんやんけ!
じゃ~ん!
かわいい、というか、、、
キモ●●●(いやいや、そんなことないですヨ!)
でも出迎えて貰えて、ちょっと嬉しい!
で、こちらでパンフレットや地図を貰いました。
目的の洞川(どろかわ)温泉へは、
みたらい渓谷沿いの山道を10kmほど歩いていくと着くとのこと。
あ~、そーか、よかった、よかった、ということで、
近くにあった天河の道の駅でお土産などを買い、
ここら辺で唯一のレストラン“かどや”で昼食にしました。
じゃ、じゃーん、あまご定食1050円!
ちなみに右上の草もちは、先ほど道の駅で買ったもの。
添加物ゼロ、ヨモギの香りがして超美味しかったです。(1コ100円!)
で、そこでは他になんとか餅というものもあったので、そちらも買いました↓
あ、ついでに、これが天河神社で買ったお守り↓
この三つの鈴の紋様が天河神社の紋様のようです。
飯をくって、腹が満ちた所で、本日の宿に向かって出発!
みたらい渓谷の入り口はつり橋になってました↓
いや~、なんだか冒険みたいでいい感じ、
あの曲かけちゃう?
しゅっぱーつ!
橋からの風景↓
ひょえ~、ちょーきれーーー
で、橋を渡って、こんな道を歩いて行きました。
まだ昼でしたが、日は低めでしたね。
で、歩いていくと、正面に橋が、、、
お~、まさにスタンドバイミ~、、
と思ったら、橋の右手に入口が。。。
先ほどの橋↓
この先は、川沿いにずっとこんな道↓
いや~、やっぱ水がキレイだわ!
途中にあった、力こぶのような木↓
ふーん、って力こぶ出してません?
こんなとこを通ったりして、
つり橋も途中に何個かありました。
いや~、ホント自然の中。
この冬の寒い時期、
さすがに歩いている人は誰もいませんでした(笑)。
結構登りも多くてたいへんでしたが、
美しい景色に出くわすと、疲れがすーっと抜けて、
また歩く気力が湧いてくるようでした。
もう、だいぶ歩いたろ~、
と思って標識を見ると、
まだあと4km!
平地でならまだしも、山道の4kmはちとしんどいぜ!
で、ひたすら、
ただ、もくもくとこんな道を歩き、歩いて、
ごーーる、、、か、、?
と思いきや、ただ自動車道に出ただけでした。
途中の看板に、役小角(えんのおずぬ)の絵が、、、
ここら辺は、昔から修験道がさかんな地域で、その開祖が役行者さんなんですね。
空海さんより前のお方です。
で、天河神社はその役小角よりも前にあったらしく、
大峰山で修業されていた空海さんは、天河社にも籠られたそうです。
この看板のように、洞川は“だらにすけ”という漢方薬の発祥の地で、
やたらと“だらにすけ”の看板が目につきました。
さて、道沿いの川を眺めつつ進んでいくと、
またまたありました、鳥居のような門が、、
まるで“モノリス”かなにかのようです。。。
なんなんだ、この無骨なデザインは、、、??
よく分からないまま、先に進んでいきました。
ここから、また山道です。
でも、あと2kmちょっとです!
また山道を歩いて行きます。
雪が所々に残ってました。
で、歩いて歩いていくと、やっと温泉街に!
なんとか、日の入り前に街につけてました~!
おー、バスが止まってる。
洞川温泉バス停↓
町についちゃえば、こちらのもの。
見どころとして鍾乳洞があったので、
リュックを背負ったまま行くことにしました!
ここがまた、更に山の上にあるのでたいへんでしたが、
景色はサイコー。
で、こちらが鍾乳洞入口↓
関西で一番大きい鍾乳洞、らしかったのですが、
実は画像で見るより鍾乳石はとてもとてもちっちゃいです。
(これらはすべて10cm位です)
やっぱ、鍾乳洞は秋吉台ですよ!
で、鍾乳洞あとは、もう一つの名所、龍泉寺に行ってみました。
と、そこに、例のオブジェが、、、
ど~ん!
これは龍泉寺の門だったのです。
龍泉寺正面↓
龍泉寺は、先の役小角がひらいたと言われる修験道の総本山のひとつです。
あの鳥居のような無骨な門は、この門を模したものだったのですね。
それにしても、無骨で雄々しいオブジェクトであります。
境内に入ってみると、静まり返っていました。
ぴーん、とはった緊張感が空気に漂っていました。
役小角さんと不動さんの像↓
池を横目に先に行くと、
どーん、本殿が!
脇を固めている像がコチラ↓
ひょえ~、コワ、気合が入ってます!
境内を散策して
早々にお寺を出ることにしました。
千何百年と、修験の方がこちらで行をされていたのだろう、
その雰囲気を十二分に感じました。
もう、歩いてくたくたのワッシは、
風呂~、めしぃ~、と煩悩の塊と化し、
宿に向かったのでありました。
こちらが本日の宿、
創業300年、紀の国屋甚八
ワッシの名前も歓迎"××"と書いてあり、ちょっと嬉しい↑
中は、木の香りのする古い旅館でした。
ここがワッシの部屋↓
まだ飯まで時間があったので、
リュックを置いて、
御主人オススメの近くのつり橋に行ってみました。
温泉街の景色↑
情緒があっていいもんですな~。。。
ぶらぶらと宿に戻り、チベット体操、柔軟をした後、
温泉で、極楽、極楽。。。。
でこちらが夕食↓
すげ~、海の幸、山の幸と超豪華!
こんな、食えるか~!?と思っていましたが、
意外と食べれちゃいましたね。。。
美味しかったです。御馳走さま~。
おやすみなさい。。。
で、朝は、チベット体操をしたあと、近くをランニングしてから、
はい、こちらが朝食↓
腹ごしらえをして、7:25発のバスに乗ったのでありました。
バスは、昨日歩いてきた行程をどんどん降りていきました。
向こうに雲海が、、
さー、次はどこいくんだっけ、、、
つづく、、
参考:
天河 道の駅 てん
紀の国屋甚八
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