2012年12月28日金曜日

天河神社 その弐 ~みたらい渓谷・洞川温泉~

  
 
 
 
 
 
天河神社をあとにして、
 
ん?
 
と思ったのが、
 
天河神社の敷地内にいた時はあまり感じなかったのですが、
 
境内でずっと、音、それも和音のようなものが脳裏に響いていた感覚がありました。
 
 
敷地を出てその影響から離れたときに、
 
あっ、やっぱ神域にいたんだなぁ、と実感したのであります。
 
やはり芸能を司る神社だけのことはあるな~、と思いました。
 
 
さて、バスで通った橋にきました。
 
 
 

 
 
名前もそのまま、べんてんばしぃ~、、
 

 
 
 

 
 
しかしこの無骨な鉄骨なんなんやろ?
 
どうせだったらちゃんと神社の鳥居にすればいいのに、、
 
と思ったのですが、実はこの形には意味があったのです。
(それは後々、、、)
 
 
橋からの眺めはこんな感じ↓
 

 
 
この川沿いにもと来た道を歩いていくことにしました。
 

 
 
日は出ているのですが、
 
雲もあって、ちょっと神々しい感じでした。

 

 
 
 
河沿いにずんずん歩いて行ったのですが、
 
とにかく水が超キレイ!
 
 
 
 
 
 
さすが天河と呼ばれるだけのことはあります。
 
 
途中犬にほえられたりもしまして、、、
 
 
 
 
 
さらに川沿いの道をドンドン進んでいくと、


 




 
 
やっと、天河川合のバス停に到着!
 



 
 
近くに天河村野案内所があったので、情報収集のため、、
 
ってオイ!
 
せんとくんやんけ!
 
 
 
 
じゃ~ん!
 
 
かわいい、というか、、、
 
キモ●●●(いやいや、そんなことないですヨ!)
 
でも出迎えて貰えて、ちょっと嬉しい!
 
 
で、こちらでパンフレットや地図を貰いました。
 
 
目的の洞川(どろかわ)温泉へは、
 
みたらい渓谷沿いの山道を10kmほど歩いていくと着くとのこと。
 
 
あ~、そーか、よかった、よかった、ということで、
 
近くにあった天河の道の駅でお土産などを買い、
 
 
 
 
ここら辺で唯一のレストラン“かどや”で昼食にしました。
 
 
じゃ、じゃーん、あまご定食1050円!

 

 
 
ちなみに右上の草もちは、先ほど道の駅で買ったもの。
 
添加物ゼロ、ヨモギの香りがして超美味しかったです。(1コ100円!)
 
 
で、そこでは他になんとか餅というものもあったので、そちらも買いました↓
 


 
 
あ、ついでに、これが天河神社で買ったお守り↓
 
 
 この三つの鈴の紋様が天河神社の紋様のようです。
 
 
飯をくって、腹が満ちた所で、本日の宿に向かって出発!
 
 
 
 
 
みたらい渓谷の入り口はつり橋になってました↓
 
 
 
 
 
いや~、なんだか冒険みたいでいい感じ、
 
あの曲かけちゃう?
 
 
 
 
しゅっぱーつ!
 
 
 
 
橋からの風景↓
 
 
 
ひょえ~、ちょーきれーーー
 
 
 
 
 
で、橋を渡って、こんな道を歩いて行きました。
 
 
 
 
まだ昼でしたが、日は低めでしたね。
 
 
 
で、歩いていくと、正面に橋が、、、
 
 
お~、まさにスタンドバイミ~、、
 
 
 
 
 
と思ったら、橋の右手に入口が。。。
 
 
 
 
 
 
 
先ほどの橋↓
 
 
 
 
 
この先は、川沿いにずっとこんな道↓
 
 
 
 
 
 
いや~、やっぱ水がキレイだわ!
 
 
 
 
途中にあった、力こぶのような木↓
 
 
 
ふーん、って力こぶ出してません?
 
 
 
 
 
 
 
 
こんなとこを通ったりして、
 
 
 
 
 
つり橋も途中に何個かありました。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
いや~、ホント自然の中。
 
 
 
 
この冬の寒い時期、
 
さすがに歩いている人は誰もいませんでした(笑)。
 
 
 
結構登りも多くてたいへんでしたが、
 
 
 
 
 
美しい景色に出くわすと、疲れがすーっと抜けて、
 
また歩く気力が湧いてくるようでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
もう、だいぶ歩いたろ~、
 
と思って標識を見ると、
 
 
 
 
まだあと4km!
 
平地でならまだしも、山道の4kmはちとしんどいぜ!
 
 
 
 
 
で、ひたすら、
 
 
ただ、もくもくとこんな道を歩き、歩いて、
 
 
 
ごーーる、、、か、、?
 
 
 
 
 
 
 
 
と思いきや、ただ自動車道に出ただけでした。
 
 
途中の看板に、役小角(えんのおずぬ)の絵が、、、
 
 
 
 
 
 
 
ここら辺は、昔から修験道がさかんな地域で、その開祖が役行者さんなんですね。
 
空海さんより前のお方です。
 
 
で、天河神社はその役小角よりも前にあったらしく、
 
大峰山で修業されていた空海さんは、天河社にも籠られたそうです。
 
 
この看板のように、洞川は“だらにすけ”という漢方薬の発祥の地で、
 
やたらと“だらにすけ”の看板が目につきました。
 
 
さて、道沿いの川を眺めつつ進んでいくと、
 
 
 
 
 
 
 
またまたありました、鳥居のような門が、、
 
 
 
 
 
まるで“モノリス”かなにかのようです。。。
 
 
 
 
なんなんだ、この無骨なデザインは、、、??
 
 
よく分からないまま、先に進んでいきました。
 
 
 
 
 
ここから、また山道です。
 
でも、あと2kmちょっとです!
 
 
 
また山道を歩いて行きます。
 
 

 
 
 
 雪が所々に残ってました。
 
 
 
 
 
 
 
で、歩いて歩いていくと、やっと温泉街に!
 
 
 
 
 
 
なんとか、日の入り前に街につけてました~!
 
 
おー、バスが止まってる。
 
 
 
 
洞川温泉バス停↓
 
 
 
 
 
 
町についちゃえば、こちらのもの。
 
 
見どころとして鍾乳洞があったので、
 
リュックを背負ったまま行くことにしました!
 
 
 
 
 
ここがまた、更に山の上にあるのでたいへんでしたが、
 
 
 
景色はサイコー。
 
 
で、こちらが鍾乳洞入口↓
 
 
 
 
 
 
 
関西で一番大きい鍾乳洞、らしかったのですが、
 
実は画像で見るより鍾乳石はとてもとてもちっちゃいです。
 
(これらはすべて10cm位です)
 
やっぱ、鍾乳洞は秋吉台ですよ!
 
 
 
 
で、鍾乳洞あとは、もう一つの名所、龍泉寺に行ってみました。
 
 
と、そこに、例のオブジェが、、、
 
 
 
ど~ん!
  
 これは龍泉寺の門だったのです。
 
 
龍泉寺正面↓
 
 
 
龍泉寺は、先の役小角がひらいたと言われる修験道の総本山のひとつです。
 
 
あの鳥居のような無骨な門は、この門を模したものだったのですね。
 
 
それにしても、無骨で雄々しいオブジェクトであります。
 
 
 
境内に入ってみると、静まり返っていました。
 
 
 
 
ぴーん、とはった緊張感が空気に漂っていました。
 
 
役小角さんと不動さんの像↓
 
 
 
 
池を横目に先に行くと、
 
 
 
 
 
どーん、本殿が!
 
 
 
脇を固めている像がコチラ↓
 
 
 
 
ひょえ~、コワ、気合が入ってます!
 
 
 
 
境内を散策して
 
 
 
 
早々にお寺を出ることにしました。
 
 
 
 
千何百年と、修験の方がこちらで行をされていたのだろう、
 
その雰囲気を十二分に感じました。
 
 
 
もう、歩いてくたくたのワッシは、
 
風呂~、めしぃ~、と煩悩の塊と化し、
 
宿に向かったのでありました。
 
 
 
 
こちらが本日の宿、
 
創業300年、紀の国屋甚八
 
 
 
 
 
ワッシの名前も歓迎"××"と書いてあり、ちょっと嬉しい↑
 
 
中は、木の香りのする古い旅館でした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
ここがワッシの部屋↓
 

 
 
 
 
 
 
まだ飯まで時間があったので、
 
リュックを置いて、
 
御主人オススメの近くのつり橋に行ってみました。
 
 
 
 
 
温泉街の景色↑
 
情緒があっていいもんですな~。。。
 
 
 
ぶらぶらと宿に戻り、チベット体操、柔軟をした後、
 
温泉で、極楽、極楽。。。。
 
 
 
でこちらが夕食↓
 
 
 
 
 
 
すげ~、海の幸、山の幸と超豪華!
 
 
こんな、食えるか~!?と思っていましたが、
 
意外と食べれちゃいましたね。。。
 
 
美味しかったです。御馳走さま~。
 
 
おやすみなさい。。。
 
 
 
で、朝は、チベット体操をしたあと、近くをランニングしてから、
 
 
はい、こちらが朝食↓
 
 
 
 
 
腹ごしらえをして、7:25発のバスに乗ったのでありました。
 
 
 
 
 
バスは、昨日歩いてきた行程をどんどん降りていきました。
 
 
向こうに雲海が、、
 
 
 
 
 
 
 
 
 
さー、次はどこいくんだっけ、、、
 
 
 
つづく、、
 
 
 
 
 
参考:
 
天河 道の駅 てん
 
 
 
 
紀の国屋甚八
 
 
 
 
 
 

0 件のコメント: