2013年8月28日水曜日

シミュレーション



最近の若い人たちは、あまり物に執着しないらしい。

昔の若者のように車を持とうとしなかったり、

乗るにしても借りればいいじゃんみたいなノリらしいです。


だいぶ前にやっていたカンブリア宮殿で紹介された20代の社長も


リブセンス社長 村上 太一(むらかみ・たいち)氏
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20121213.html

 
 



お金持ちになったからって、豪邸に移ったりする訳でもなく、

今まで通りの賃貸に住んで、電車通い(だったか?)、

とにかくごくごくふつーの生活を続けているとのことです。

それもかなり爽やかに!(笑)

当たり前のように。


私の周りの人たちをみても、

若い人たちは、なんだかあまりガツガツしてない気がすんるんですよね。

前世との関連で、新しい世代が生まれてきているかもしれませんが、

今生だけのことで考えてみたとき、最近、ふと思ったのは、

もしかしたら若いうちからゲームをやっていることと関連しているのではないか、、

などと思ったのです。


小さいころから、人生の縮小版とでもいえるような様々なシミュレーションゲームをやることで、

何かそれまでの世代とは違う価値観を培ったんじゃないかという気がするんです。


私も学生時代はけっこうゲームにハマりました。

大戦略だとか、イースなどのロールプレイングゲームをバカみたいにやってました。

で、たくさんのゲームをやって感じたことは、

① クリアーしてしまうと虚しい

② ゲームは過程が楽しい

の2点かな、

と今振り返って思うのです。


①に関しては、あれほど一所懸命、戦って、レベルあげて、お金も貯めて、ラスボスを倒してクリアーしても、

ただゲームという仮想の世界のことであって、

現実の世界で感じるような充実感、達成感がほとんど得られない、

ということ。

また現実の世界は何も変わっていない、

むしろ、ゲームをやることで現実世界の方が疎かになる、、

ということでした。


② に関しては、ゲームの途中では、お金もないし、レベルも低いしで、

そんな状況の中、四苦八苦、色々工夫して先に進んでいくわけですが、

ある程度強くなって、お金がたまって、余裕が出てきて、

高価な武器、兵器などをバンバン買って、圧倒的に強くなると

もうなんだかあまり面白くないんですよね。

あー、あの大変だった昔の方が楽しかったなー

なんて贅沢な思いを抱くのです。



結局私は、その空しさから、ゲームをまったくやらなくなりましたが、

あの時の経験は結構生きていたりします。

つまり、楽しいのは過程であり、

お金とかたんまり貯めることをゴールとした場合、

おそらく虚しさを感じるだろうな、、、

という事です。


ゲームをやっていた他の人たちがどう思っているかは知りませんが、

もしかしたら、ゲームをずっとやってきたような若い世代というのは、

多かれ、少なかれ、このような価値観をもっているかもしれない、、

などと思うのです。


つまり、人生の縮小版たるシミュレーションゲームを何度も、何度もやることで、

豊かになったら幸せになれる

と思い込んで猪突猛進していた世代の人たちとは

明らかに違う価値観を抱くようになっているんじゃないか、

という気がするのです。


若い人たちは、覇気がないなどと言われたりしますが、

私はもっと柔軟になっているんじゃないか、という気がしていて、

若い世代にはとても期待しているのであります。
 

さいきん、ふと思ったことでした。





おまけとして、、

上記の文章とはまったく関係ないのですが、

身近な「気になる町の風景」を載せておきましょう。


芸術的な配管↓



 
 
近くを自転車で通るたびに、すごく気になっていた
 
あるアパートの壁面にあるガスの配管です。
 
 
この複雑なくねくねしたところに、
 
なんかとても芸術性を感じてしまうのです。
 
 
正面から↓
 
 
 
 
 
 
配管に近いのですが、こちらもなんとなく気になる構造↓
 
 
 
 
歩道橋の下の空間なんですが、
 
このニョキニョキしたパイプは力学的にちゃんとあっているのかな、、、
 
なんて思ったりします。(排水菅かな?)
 
心惹かれる構造です。
 
 
 
建物で目を引いたのがこちら↓
 
 
 
 
 
お~、アパートからお日様が出てきちゃってるじゃん!
 
ってな感じです。
 
 
結構日本の建物って無機質で単調であまり面白くないのですが、
 
この建物は遊び心があっていいな、と思いました。
 
町にもっとこんな遊び心のある建物が増えるといいなー
 
などと思います。
 
 
 
最後は、通勤で通るところの
 
フェンスの支柱に生えている植物↓
 

 
 
 
 
 
なんか見ていて、ぷっと笑ってしまいそうになるんですよね。
 
 
もうひとつ↓
 
 
 
 
 
がんばっ!
 
って感じでいつも見守ってます(笑)。
 
 
 
以上、気になる町の風景でした。
 
 
まだまだあるので、
 
機会があったら順次紹介していきましょう。
 
 
 
おしまい
 
 
 
 
 
 
 
 
 



参考:

カンブリア宮殿 〔2012.12.13放送〕
「幸せを増やす企業」 東証一部上場 最年少社長が語る新ビジネス論
リブセンス社長 村上 太一(むらかみ・たいち)氏
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/backnumber/20121213.html



リブセンス<生きる意味> 25歳の最年少上場社長 村上太一の人を幸せにする仕事







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