家の玄関を出たところの木に、
よくクロアゲハ来ているので、
何をしているかと見てみると、どうも卵を産んでいるようなんですね。
葉っぱを見てみると、アゲハの幼虫がいました↓
アゲハの幼虫が食べる葉っぱって、ミカンの木か、山椒しかないと思っていたのですが、
こんな見たこともない木の葉も食べるんだぁ~、とちょっと意外でした。
ミカンも山椒も、その葉っぱには独特の香りがあるから、
もしかしたらこの葉っぱにも香りがあるのかな、、
と思い、葉っぱを軽くこすってみると、やはり独特の芳香が漂いました。
あ、やっぱ、そうなんだ、、
アゲハの幼虫は、敵を威嚇するときに出す角の芳香成分を作るために、
その成分の入ってる葉っぱを食べる必要があるんじゃないか、、
と思ったのです。
で、この植物はなんて名前なんだろうか、、、
と思い、ネットで「アゲハ 植物 卵」 などで検索してみると、以下のサイトがありました。
アゲハチョウの食草
http://homepage2.nifty.com/ashidachi/sub8agehatyouka.html
クロアゲハの食草のところに、カラスザンショウなるものがあり、
それをグーグルの画像検索にかけてみると、ビンゴ!
カラスザンショウ(google画像)
https://www.google.co.jp/search?q=%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6&lr=lang_ja&hl=ja&tbs=lr:lang_1ja&tbm=isch&tbo=u&source=univ&sa=X&ei=vV_4UaTLD4mdiQKQ1ICICg&ved=0CC0QsAQ&biw=1570&bih=920
カラスザンショウ(ウィキペディア)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6
ミカン科サンショウ属だって。
どうりで葉っぱから似た匂いがするわけですね。。
ウィキペディアを見てみると、
これは若芽を天ぷらにしたり、葉っぱは漢方薬としても用いられたりするそうで、
はちみつを取ると独特の芳香の蜜がとれるそうです。食べてみたいなぁ~。
先のアゲハチョウの食草で参考にしたHPを見てみると、
クロアゲハとは別にカラスアゲハというのがいるようですね↓
メッチャきれい!
先日、テレビで、
「奇跡の地球物語」
生命の色 38億年~カワセミの青 フラミンゴの赤~
http://www.tv-asahi.co.jp/miracle-earth/backnumber/20130728/index.html
というのを見たのですが、生物が青を出すのって難しいらしいんですね。
で、このような蝶はどうやって青い色彩を出しているかというと、
構造色といって、太陽光の青以外の色を吸収させることで、青が反射して見えるようになっているらしいのです。
それが電子顕微鏡でみて初めて分かるのですが、青の波長だけ反射するように、
小さな構造で凸凹にしているんです。
よー、こんなもの自然は作り出すなぁ~、と感心してしまいました。
身近にあった、ちょっとした発見でした。
おしまい
参考:
アゲハチョウの食草
http://homepage2.nifty.com/ashidachi/sub8agehatyouka.html
カラスザンショウ
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%82%B6%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%82%A6
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