最近、山登り&温泉という組み合わせにハマっています。
直近では、北岳という所に3泊4日で登ってきました。
北岳は3193mで日本で2番目に高い山です。
その並びに北岳に近い方から西へ、
間ノ岳(3189m 第4位)、西農鳥岳(3051m 第16位)、農鳥岳(3026m 第20位)
と、3千m級の山が連なっており、それらの山すべてに登ってきました。
これはかなり過酷な登山となりました。そのことについてはまたいずれ書きましょう。。
これで今年、3千m級の山には穂高を含め7つ登ったことになり、
21座ある山のうち、富士山も含め8つ登ったことになるので、
今年はこれくらいにしておこうかと思ってます。
あとひとつ位登ってもいいかな、、。
実は、北岳登山では、愛用していたカメラを行きの電車内で紛失してしまいました。
デザイン、大きさ、機能、価格とバランスがたいへんに良く、とても気に入ってました。
まだ買って1か月ほどしかたってなかったのも痛いです、、、。
でも、いい人に使われていればいいな、と、不思議とあまり悔しい気持ちは湧いてこないんですよね。
(穂高岳以降の写真はすべてこのカメラでとりました。結構キレイにとれてたように思います)
で、失くしたカメラというのがコチラ↓
私は、デジタルカメラは汎用性のある単三電池で動くものにこだわっています。
出先で電池が切れたら、予備電池をもたない限りそれ以上写真が撮れないですし、
専用電池を予備として買うとなると、数千円します。
また専用電池はその機種のカメラ専用であり、他のものに使うことはできません。
このキャノンのカメラは、数少ない単三電池で動く機種のひとつで、
28mmと広角で(一番引いたときにより広い画面が撮れる。数値が低いほど広角)、
マクロ(接写)も1cmから撮れ、光学ズームも16倍と多機能・高性能でした。
また同じ機種買おうか、、、と調べてみると、1万円台で買ったはずなのに、現在は2万を超えてます。
もぉー、この際だから、もう少し上位機種を買っちゃおうか、、、
と現在色々調べています。
今回は、コンパクト性を少し犠牲にして、以下の2機種を考えています。
第一候補↓
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS SP-820UZ 1400万画素CMOS 光学40倍ズーム 広角22.4mm ブラック SP-820UZ BLK
第二候補↓
ニコンの方には、シャア専用かと思わせるような赤のものもあり(笑)、
国外では青もあるようです↓。
この青、かっちょいいー!
旅に出た時にカメラがないのは痛いので、
早く買いた~い、と現在かなりワクワクしながら、いろいろと調べている最中です。
さて、余談はさておいて、
北岳の一週間前には、職場の人たち4人で、
山梨の金峰山(きんぷさん)というところに登ってきました。
金峰山というのは、日本百名山のひとつで、
職場の同僚の一人が百名山に登るのに凝っており、
それに誘われるかたちで登ってきました。
私は前日からある旅館に泊まりこみ、翌日合流して登山したのですが、
そこの旅館の温泉が凄かったのです!
温度が3段階くらいあって、
一番熱いのは40度くらい、二番目のは32-3度かな、
一番冷たいのは20度なのですが、
32-3度の温泉が、体温より低いはずにもかかわらず浸かっていると体がぽかぽかしてきて、
とてつもなく心地よく、延々と浸かってられるのです。
大地のやさしさにつつまれているような、地球の血液にひたっているような、
温泉自体から生命力を感じるのです。
な、な、なんだこの温泉は!!
とかなり衝撃でした。
そのとき、温泉には白髭を蓄えた、まるで仙人のようなおじいさんもお湯につかっており、
なんかお話ししてみたいなぁー、でもこちらから話しかけるのもな~
などと逡巡していたのですが、
一番冷たい浴槽に入った時に一緒になり、向こうの方から、
「よく温泉にこられるんですか」
と気軽に話しかけてこられました。
それをきっかけに、温泉のことや山の事など、色々な話をしていく中で、
その仙人のようなおじいさんは、
ここの温泉は特別なんだよ、
と、とつとつと語りだしたのです。
全国の温泉をまわった人がある本を出しており、
その本によると、本物の温泉というものは、
全国に1万以上ある温泉施設のなか、1パーセントにも満たないのだそうです。
その人の出している本は、本物の温泉として66の秘湯を紹介しており、
ここの温泉は、その66秘湯のうちの一つだということでした。
私は、どーりでね、、、と深く深く納得しました。
その本を出している人の本物の温泉の基準というのは、
加水・加温・消毒しない、100%源泉かけ流しで温泉水を循環させない、自噴泉である、
などの独自の基準があるのだという。
温泉は生き物、生モノであり、
長時間放置したり、循環させたり、加水したり、薬を入れたりしたら、
温泉がたちまち死んでしまい、温泉としての効能がなくなってしまうのだそうです。
私は温泉なるものに色々とはいってきましたが、
今回の話を聞き、そういうことだったのか、、ガッテンがいきました。
温泉というのに、ぜんぜん温泉らしくないものがあまりに多すぎました。
私はそのご老人の話を聞き、是非その本をゲットせねば、、
と思い、帰宅後すぐに検索してアマゾンで入手しました。
それがこちらです↓
で、この中にその時宿泊した温泉旅館が確かに紹介されていました。
増富温泉 不老閣
http://www.furoukaku.jp/
私は金峰山に登る為に、近くに温泉宿ないかなー、
と軽い気持ちでネットで調べ、たまたま泊っただけなのですが、
凄い温泉宿に泊まってしまったのでありました。
ホント、らっきーでありました。
金峰山に登ったあとも、増富温泉の公衆浴場にみんなで浸かってきたのですが、
普段なら翌日筋肉痛になるんですが、それがまったくなく、
他の同僚たちも、なんと凄い温泉だ、、、とただひたすら感服していました。
いまの登山の目標は、とりあえず3千m級の山をすべて登ることなのですが、
日本の百名山を、上の66の温泉との組み合わせで登って行くのも楽しいな~と感じています。
百名山の本も買っちゃおうかな、、、
日本百名山登山ガイド・下 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
百名山に登りつつ、増富温泉級のまた別の温泉につかるのも楽しみだな~
と、今から少しわくわく、
いや、かなりワクワクしている彦兵衛でありました。
以上、すんごい温泉を体験した話でした。
おしまい
参考:
Canon デジタルカメラ PowerShot SX160IS 約1600万画素 光学16倍ズーム 単3形電池 ブラック PSSX160IS
Nikon デジタルカメラ COOLPIX L820 光学30倍ズーム 有効画素数1605万画素 ブラック L820BK
OLYMPUS デジタルカメラ STYLUS SP-820UZ 1400万画素CMOS 光学40倍ズーム 広角22.4mm ブラック SP-820UZ BLK
正真正銘 五ツ星源泉宿66(祥伝社新書253)
日本百名山登山ガイド・上 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
日本百名山登山ガイド・中 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
日本百名山登山ガイド・下 (ヤマケイアルペンガイドNEXT)
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