2013年10月23日水曜日

天才っているんですね~!



私は毎週月曜の夜、NHK教育で放送されている


という番組を録画してみているのですが、

先日放送された
 

2013.10.14
 



は、とてもエキサイティングでした。


かいつまんで説明すると、

発表者は15歳の少年です。

彼の知り合いのおじさんがすい臓がんで亡くなるのです。


彼がすい臓がんについて調べると、発見が困難で、

見つかった時には手遅れになっていることが多いということが分かります。

また、検査にも高額な費用がかかるそうです。


そこでその少年は、

すい臓がんを早期発見するにはどうしたらいいか、

その方法を考えるのです。


ウィキペディアなどを調べると、

すい臓がんの初期には、

血中にあるたんぱく質がたくさん出ることを知るのです。

では、そのたんぱく質を検出できれば、すい臓がんを早期発見できるのでは、、ということで、

カーボンナノチューブを使い、

免疫抗体の働きを応用してそのたんぱく質に反応させればいいのではないか、、、

と学校の理科の実験中に思いつくのです!


で、このアイデアをガンを研究する200の機関にメールしたところ、

199件は取り合ってもらえなかったものの、

唯一、一件、彼の着想に興味をもつ教授がいたのです。

その大学に赴き、少年が自分のアイデアを説明すると、

集まった研究者たちは、そのアイデアを潰さんと、彼に色々と議論をふっかけたそうです。

しかし少年は教授に頼みこんで研究室を使わせて貰い、

学校がおわったあと、毎日その研究室に通ったそうです。

そして、ついに7カ月後、

すい臓がんを早期発見するための検査紙の開発に成功するのです!


この検査紙は、早期のすい臓がんを生存確率ほぼ100%の段階で発見しうるもので、

かつ一枚数セントという安さなのだそうです。


それまで60年間、すい臓がんの検査法は同じで、

生存確率は低く、かつ何万円もかかるものであったのが、

15歳の少年が、数セントでほぼ100パーセントの生存確率の検査法をみつけてしまったのです。


いや~、天才っているんだな~

と、その才気あふれる若者のスピーチに、

ただ、ただ感嘆してしまいました。


彼は、科学者になるために勉強するなどというものではなく、

彼の生き方そのものが科学者である

という印象を受けました。


いや~、ホント素晴らしい!

いるんですねぇ、こういう才気あふれる若者が!


HPでは、動画が観れるので、

興味のある方はぜひぜひご覧くださーい!



参考:

スーパープレゼンテーション|Eテレ NHKオンライン


2013.10.14
 
 
 
 


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