を観に行って参りました。
待ちに待った展覧会で、初日でしたが、
11時頃到着でそれほど混んでいませんでした。
11時頃到着でそれほど混んでいませんでした。
私は吉田博氏の専門は木版画かと思っていたのですが、
最初は、普通の?水彩画とか油絵なども描いていたようです。
知らなかったのですが、彼は何度も海外に行っており、
そこで江戸時代の浮世絵がもてはやされていることに違和感を感じたそうです。
自分ならもっとすごい版画を作れる!
と、木版画をやりだしたそうです。
展覧会全体を見て、彼の持ち味が一番よく出ているのはやはり木版画だと感じました。
油絵もあるのですが、なんとなく日本人の気質に合わないような気がします。
あれはやはり肉食をしている国の文化なのかな、、とあらためて感じました。
日本人が油絵で描くと、自然の持っている透明感というか、無垢な感じが消されてしまうような気がします。
彼は山を愛していたそうで、何度となく山に足を運び山を描いています。
渓流です!
なんじゃこれゃっ!?
これが木版画か?
あまりの緻密さ、リアルさ、透明感に圧倒されました。
これをどうして版画にしようとしたのか、
筆じゃダメなのかなー、、。
いやー、もう超絶技巧でした。
目の前にするとその水のリアルさに飲みこまれてしまいました。。
似たような画題で
ヨセミテ公園だったか、、。
グランドキャニオン。
マッターホルン。
吉田博の木版画になると、
風景もなんとなく日本ぽく(浮世絵っぽく?)なるのが面白いと感じました。
日本、山、といえば富士山ですが、
富士山も素晴らしかったです。
こちらは実際に見ると、百倍良いです。
その富士の秀麗な佇まいに襟を正してしまいました。
↑こちらが最晩年の絵です。
鮮やかな色使いとのびのびとした広がりのある構図で、
晩年に至った境地をあらわしているように感じました。
最終的に展覧会を3周し、
あまりの素晴らしさにため息ばかりついていました。
美しいものを観ると、息が泊まるって本当ですね。
久しぶりに芸術を見た、、という感じでした。
十分堪能させて頂きました。
前期と後期で展示の内容が異なるようなので、
後期も見に行ってもいいかな、、なんて思いました。
ショップでは、120円のポストカードの他に、
400円クラスのポスターを3枚お買い上げしてしまいました。(笑)
いやー、ホント良かったです。
お勧めです!
さいごに、おまけ、、
グランマ・モーゼスの見たことのないハガキがあったので
ついでに買ってしまいました。
味があっていい絵ですね。。
おしまい
0 件のコメント:
コメントを投稿