一夜明け、、
台風一過、外は抜けるような青空が広がっていました。
↑宿泊したホテル
よーし、羅臼岳登っちゃるぞー、、
と勢い勇んで車に乗りこみ出発!
と、10分ほど走った所で
道路が通行止めになっていました。
げげげっ、、。
他の車も足止めをくって停まっており、
私も状況がわかるまでしばらく待ってみることにしました。
しばらくすると、市の職員のようなひとがゲートのあたりに来ていました。
聞いてみると、昨日の台風で倒木がかなりあり、その除去作業を進めている最中とのこと、
ゲートはいつ開けられるか分からないという。。
うーん、そういうことか、、。
羅臼岳に登るには、もう一つ羅臼側から登ることも可能なので、
指をくわえてゲートが開くのを待っているよりは、
登るのに時間がかかる羅臼側から登ることに変更し、すぐに移動を開始しました。
知床半島を横切るウトロ-羅臼間の道路を走っていると、
正面に羅臼岳が見えてきました。
おー、かっちょいーー!
ここまでおいでよー、
と山に誘われているようでした。
出発地点となる羅臼のキャンプ場に到着。
駐車場一面、落ち葉が散乱していました。
昨日の台風の威力が偲ばれます。
装備を整え、8:30すぎ出発。
↑羅臼岳へ至るルートを確認。
ナニナニ、登り6.5時間、下り4.5時間、
はー、なるほどねぇー、じゃあ往復で11時間かー、、
って、そんなに掛かるか―っ!
今から11時間半だったら夜の8時、日がとっぷり暮れとるわ!
手持ちの地図を見る限り、掛かっても8時間、
16時過ぎには降りてこれると考えていました。
とりあえずスタート。
登山届けに記入し、
結局スタートしたのは8:50。
駐車場を出る時に、係員に声を掛けられ、
駐車場代300円を徴収され、
駐車場の落ち葉をこれからブローするから、車のカギを預かっておくといわれ、
諸々していたら時間がかかってしまいました。
とにかくずんずん歩いていきました。
最初に大きな滝に遭遇、
これを左手に見ながら登って行きます。
途中から植生がハイマツへと変わりました。
斜面を登って行くと、
向こうの峰々が見えてきました。
歩いていると、足元にこんな黄金虫をよく見かけました。
更に傾いた斜面を登って行きます。
↑見たことのないバッタがいた
(2匹いるのが分かるかな?)
さらに登って行きます。
少し紅葉が見られるようになってきました。
小川を越え、
斜面を登っていくと、
前方に谷が広がっていました。
赤い川。
この川を遡って行きます。
と、左手に支流があり、
こちらは真っ白の川でした。
温泉成分が混じっているようでしたが、
さわっても温かいということはありませんでした。
中間地点の泊場に到着。
2時間ですね。
川沿いに歩いていくと、
更に川が分岐していました。
一番左端の川沿いを登っていきます。
緑のトンネルをくぐって行きます。
あたりが紅葉してきました。
屏風岩に到着。
屏風岩というのは、
この右手に延々と続く巨大な岩の壁のことです。
ずおーーっと
上の方までずーーっと続いています。
屏風岩を右手に登って行きます。
登るにつれ、紅葉が増してきました。
屏風岩の谷を登りきると、
分岐があり、
ガレ場の登りになりました。
そこを10分ほど登り、
石清水分岐に到着。
知床の向こう側の海が見えだしました。
知床五湖も見えます。
ここが石清水。
水がしみ出しています。
↑たぶんあそこが頂上。。
岩のごろごろしたところを登って行きます。
足元の小さな草木の紅葉が綺麗でした。
↑この岩場を登って、、
羅臼岳頂上に到着!
(1661m)
12時50分過ぎ、
登り4時間ってとこですね。
とりあえず記念写真。
涼しい顔をしているように見えますが、
風がビュービューで寒い、寒い。
凍えてしまいそうな寒さです。
急いでまわりをぐるり撮ってみました。
自分の来たウトロの方の海から、
羅臼の方の海まで見渡せました。。
つづく、、
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