バスツアー2日目♪
朝一でホテルの食堂に行き、
誰もいないところで、優雅に朝食を頂きました。
外を見ると、まだ日が昇っていません。
あー、なんだかのんびりした田舎だなぁ~、、。
朝食を終え、荷物をまとめて外に出ると、、
気持ちいい青い空が広がっていました。
太陽もやる気満々で空に昇っています。
バスに乗り込み、本日向かったのは、、
オリンピック発祥の地、
オリンピア!
バスを降りると、さっそくワンちゃんがいて、、
とことこと、我々の行く先を案内してくれます。。
↑ガイドさんと案内してくれるワンちゃんたち。。
橋を渡り、、
おい、おいまだかい?
ちゃんとついてきてる?
と言いたげにワンちゃんが待てくれています。(笑)
↑オリンピア遺跡の案内図↓
いよいよ来たぜ、オリンピア !
さっそく中に入っていきます。。
とにかく敷地が広大。。
その中に色々な建物の跡がたくさんありました。。
宿泊所跡だとか、神殿跡だとか、、。
ここは工房の跡だったかな、、。
最近、展示されていた大理石の一つが盗まれたとガイドさんが説明してくれました。。
↑ギリシアはたまに地震があるので、こんな造りだと耐震性が増すのかもしれませんね。。
↑こちらはプールだったところ↓
こんな所で泳いだら気持ちよさそうです。。
もうとかにく、建物の跡がたくさん、
説明を聞きましたが、ほぼすべて忘れました。。(笑)
↓勝利の女神ニケが立っていたようです。
↑こんな感じの石に刻まれている文字、現代のギリシアの人にも読めて意味がわかるそうです。
で、こちらのアーチをくぐると、、、
短距離走のスタジアムです!
↑オリジナルのスタートラインが残っています。
うっひゃー、ゴール遠いなァ~、、
と思ったら、短距離走といっても、走るのは、
当時の長さの単位である、
1スタディオン(約180m)。
↑こちらは女性用のスタートライン↓
女性は、5/6、約150m走ります。。
やっと、もう一方の端にたどり着きました。。
このスタートラインをどう使うかというと、
それぞれの足先を溝に入れて、スタンディングスタートしたそうです。
現在主流となっているクラウチングスタートは、1896年の第一回のオリンピックでアメリカ人選手が始めたそうです。
スタジアムという言葉は、このスタディオン走が行われる場所(スタディオン)に由来するそうです。
最初のオリンピックは、紀元前776年に行われ、その後ローマ時代の393年まで約1200年続いたそうです。
第一回大会ではスタディオン走しかなかったようですが、やがて色々な種目が出てきました。
走り幅跳び、槍投げ、円盤投げ、
パンクラティオン(今でいう総合格闘技)、戦車競技などなど、、。
短距離走というのは、その先駆けの一番最初の種目だったということです。
このスタジアムだけ単体で見ると、横幅は30mほどで、そう大きく感じませんが、
ここをそれぞれのポリスの代表が、威信をかけて全裸で一所懸命走り抜けていったんでしょう。。
昔の人はどのくらいの速さで走ったのか興味が湧くところです。
現在の競技は、金銀銅と3位まで表彰されますが、当時、栄光を与えられたのは一等のみだったということです。
因みに、当時、フライングをした場合はむち打ちだったそうです。
イタタ、、(笑)
スタジアムを満喫して、
外に出ました。。
スタジアムを出て、まっすぐ行ったところに、ヘラ神殿跡があります。
これは紀元前7世紀のもので、ギリシアに残る神殿の中で最古のものだそうです
オリンピックの聖火は毎回ここで採火されます。
2020年東京オリンピックの火が採火される様子をテレビで見ていましたが、
おぉ、ここ、ここ、行ったよー、
と感激しながら見ていました。
ただ、このコロナの情勢の中、今回のオリンピックが今年開催されることはまずないでしょうね。。
こちらは、紀元前4世紀、マケドニア王フィリッポス2世が戦争に勝利したことを記念してたてられたモニュメント。
アレクサンドロス大王の時期に完成したとのこと。
こうして、オリンピアの遺跡を一通り見た後、
付属の博物館に向かいました。
つづく、、
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