以前、紹介したコチラの方を、未だ、たらたらと読んでいるのですが、
読んでいて、おっと思った箇所がありました。それがタイトルの憧れをなくす(消す)というものでした。
著者は、サケフレークが好きで、いつも2個で398円の瓶詰のものを買っていたそうです。
その隣には、ひとビンが798円のものがあり、いつか買ってみたいと憧れていたのだそうです。
ある時、高いサケフレークはお金持ちだけが買えるものであって、自分は買えないと無意識に思っていることに気づき、思い切って798円のものを買ってみたのだそうです。
すると、高級なサケフレークは思ったほど美味しくなく、2個で398円の方が断然美味しかったとのことです。
高いものが美味しいとは限らず、このような憧れがあれば、まずは試してみることを勧めていました。
著者は、ちょっと奮発したものを買って憧れを現実にしながら、本当に自分がほしいもの、おいしいと思うものはどれかを感じてみましょう、と提案しています。
値段ではなく、自分が「美味しい」「幸せ」と思う「快」に対して、大きなエネルギーは動くのだそうです。
私はこれを読んで幾つか思うことがありました。
一つは、大金持ちの斎藤一人さんが美味しい魚というのは、アジとかイワシとか、サンマとか、そういった庶民が食べるような魚こそ本当に美味しく、よく食べると言っていたことです。
一人さんは、千年も働かくなくても食べていける大金持ちではありますが(笑)、ちゃんと自分の中心に感覚があって、素晴らしいと思います。今回の本の著者と共通するものがあるような気がします。
憧れというのは、ちょっとたとえが違うかもしれませんが、目の上のタンコブのようなもので、自分がいま常用しているものに対して、常に気になる存在であります。
でも、いちど奮発して試してみて、実際はどうなのか、自分がどう感じるのかというのを確かめてみると案外、大したことがなかったりするものなんのかもしれません。
山に登っていると、下から目指す山を仰ぎ見ると、あー、なんて高いんだ、こんな山を登るんだ、、と思っててくてく歩いていくと、
いつの間にか頂上についていて、あー、頂上からの景色ってこんな感じなんだ、まわりの山々を見渡せて、あーこんな風になってたんだね、、というのがわかります。
なんかこの感覚と似ているような気がします。憧れている内は、いつも一方の視点から見て、心がとらわれている状態ですが、
一度経験してしまうと、心の凝り固まったエネルギーみたいなもの、しこりのようなものを流すことができるような気がします。
なので、食べ物にしろ、道具にしろ、行きたいところにしろ、何か憧れをもってるいるものがあるとしたら、思い切って、体験してみるというのは結構、重要なのかもしれません。
私は、最近、使っていたフィリップスのシェーバーがダメになり、新しいものを買う必要が生じました。
フィリップスのシェーバーは、5000シリーズとか7000シリーズとかで機能に違いがあり、値段もだいぶ変わってきます。
私は取り急ぎ使える物が欲しかったので、5000シリーズの回転歯が27枚ですべりのよいものをビックカメラにて、株主優待券使って購入しました。
フィリップス シェーバー 5000Xシリーズ X5006/05 [アクアブルー/ブラック]
あー、よく剃れるなー、、と思っていたのですが、どうも一つ上の7000シリーズのものが気になっていました。
ちょうどそのころ、アマゾンがブラックフライデーを開催しており、その7000シリーズが半額位になっていました。
フィリップス 7000 シリーズ 電気シェーバー・45枚スティールプレシジョン刃・360-Dフレックスヘッド・ S7782/57
そこで私は、よーし、この際、予備機の意味も含めて、えーい買ってしまえ!
ということで、憧れをもっていた7000シリーズを購入してみました。
こちらは、回転歯が45枚もあり、肌にあたる部分が5角形になってかっちょいいのですが、これがどのように機能するのか興味をもっていました。
実際、物が届いて使ってみると、歯に関しては、27枚だろうが、45枚だろうが、高速で回転するのでどちらも変わらない、ということが分かりました。
また肌に接する部分の形状が5角形だと、動かすたびに角が肌に接触する感じがあり、5000シリーズのシンプルに丸の方がスムーズでスイスイ動いて気持ちいいことが分かりました。
今回比較してみて、あー、なんだ、無理して機能を付して、価格に差を設けてるんだな、、ということがよくわかりました。
この更に上の機種になってくると、圧力センサーなるものが装備されていて、強く押し付けると赤いランプがつくなどの機能がついているそうで、
んー、もうそんなん全く必要ないなー、行きつくところまで行っちゃってるんだろうな、、というのを感じました。
少し話がずれましたが、要は、いつまでも憧れを持ち続けてエネルギーが停滞するよりかは、思い切って体験してみるのもいい、ということです。
また、この本の更に先に、お金を使わずに得たい感覚を先取りする、という章がありました。
こちらでは、自分が実現させたいことがかなり金銭面などでかなりハードルが高いものであっても、
まずはお店に行ってものをみてみる、触ってみる、たとえば行きたい場所などであったら今の自分のお金でできる範囲で似たようなところにいってみるなどの
何かしらのそちらへ向かってのアクションを起こしてみることが大事で、それが実現へとつながっていくということでした。
これに関しては、一人さんも、目標に向かっていると、加速の法則というものがあり、自分が思っていたより早く、物事が実現するということを述べていて、面白いな、と思います。
まずどこかに行くとしたら、近くの駅までは歩いていく。その後は、電車に乗って、主要駅まで行く。そこからは新幹線があって、超特急で目的地まで運んでくれます。
神様はこのようにして、目的地に向かおうとしている人を応援するのだと、これが加速の法則だそうです。私も、そうなんだろうな、、と思います。
またまた話が少しそれてしまいましたが、結局のところ、思っていることがあるなら、とりあえず、自分のできる範囲でやってみる、一歩踏み出してみる、ということだと思います。
著者のように、生まれ育ってきてからこの方、無意識に自分にブレーキをかけていることって相当あるのだろうと思います。
まずそれに気づいて、その踏んでいるブレーキを緩めてみることって、自分の殻を破るという意味で大事なんだろうなと思います。
私も、できる範囲で、やりたいと思っていること、いつのまにか憧れとして自分の手の届かない物としているのを解消し、心さわやかに、晴々と過ごしていきたい思います。
タイトル:憧れをなくす!
でありました。
<(_ _)>
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