槍ヶ岳登山2日目、
雨は降ってませんでしたが、
向こうは、今にも泣きだしそうな空でした。
しばらく登っていくと、
河川敷にでました。
こんな河川敷に
平気でテントを張っている人たちがいます、、。
オイオイ、それはないでしょ、
鉄砲水来たら、一瞬で流されちゃうよ、、
なんてことをひとりごちながら、先に進みました。
この河川敷沿いの道をずーっと進んでいくと、
向こうに雪が見えてきました。
おぉ、ここでも雪の上を歩いていくのか、、
ちょっと、テンションが高まってきました!
雪の上を歩きつつ、
私は前回の剱岳登山を思い出していました。
こんな雪渓いくつも越えていったなぁ
、、なんて。
こんな雪渓いくつも越えていったなぁ
、、なんて。
ここら辺から、天気が急変し、
大雨、大風、
降ったりやんだり、
凪いだり、また吹いたり、
と天気が目まぐるしく変わり、
写真撮影は不可、
とにかく登って行くことだけに専念しました。
山荘を出てから3時間半、
本日の宿泊予定地の
に到着しました(9:30)!
もう、濡れて超さむかったので、
着替えてから、
毛布にくるまってひと寝入り。。
また、運よく端の寝床をゲット↓
腹が減ったので、
12時前に起き出し、朝、山荘でもらった弁当と、
ここの食堂で注文したおでん(600円)
とでお昼ご飯です!
うわ~、あったけ~、
生き返るわぁ~
生き返るわぁ~
ちょっと余裕が出てきたので、
山荘内を散策↓
入ってくる人はみんなびしょ濡れでしたね、、
ストーブで体を温めます。。
な、なんとインターネットが出来ちゃうのです!
午後になって、
外の天候が少し落ち着いた瞬間を見計らって、
外の天候が少し落ち着いた瞬間を見計らって、
頂上にアタック!
してみることにしました。
してみることにしました。
雨、風は多少収まっていましたが、
やはり頂上に近づくにつれ、
風はビュービュー、
雨がバツバツ
体を打ってきます。
体を打ってきます。
地図には
頂上まで30分
と書いてありましたが、
頂上まで30分
と書いてありましたが、
荷物はすべて山小屋に置き、
登っている人もほとんどいなかったので、
15分で頂上に到着しました。
で、こちらの祠の前で、
雨風の中、辛うじて携帯で撮ったのが下の一枚でした。
登り、下りとも、ハシゴ、鎖の連続でしたが、
まったくと言っていいほどコワいとは感じませんでした。
どちらかというと、私は手足を使っての直登の方が好きなのです。
険しさでいったら、剱岳の方が全然凄かったです。
今回槍ヶ岳の写真は取れなかったので、
ネットから拾ってみました↓
こうして見ると、本当に槍みたいに尖がってますね、、。
左端の赤い建物が、槍ヶ岳山荘。
山頂付近のハシゴ↓
頂上には10分ほどいたのち下山しました。
宿に戻り、達成感に満たされた彦兵衛は、
柔軟などを十分に行って体をほぐした後、
柔軟などを十分に行って体をほぐした後、
またぬくぬくの布団にもどって、
ぐーぐー寝たのでありました。。。
そんなにずっと寝てもいらないので、
途中で起きて、本を読んだり、
持ってきた問題集をやったり、
館内をぶらついたりなどして時間をつぶし、、
待ちに待った夕食の時間でーす!
いや~、食事の美味しいこと、美味しいこと!
この日はもうやることもなかったので、
7時には寝ました。
(-_-)ぐーぐー
朝は4時頃に、ごそごそと起床。
もう、これ以上寝れないというぐらい寝たので、
荷物をまとめて、朝食に向かいました。
天気が回復する様子はなく、
風はやんでいるものの、
雨は依然として降ったり止んだり、、、
視界は10m位だったので、
北アルプスを縦走して穂高まで行くのを中止し、
もと来た道を戻っていくことにしました。
途中から雨がひどくなってきたので、
カメラをザックにしまい、
帰りの写真は一切取りませんでした。。
歩くこと5時間半で、
もと来たバスターミナルに到着。
もと来たバスターミナルに到着。
最後の1時間ほどは、物凄い雨で、
雷もなりだしていました。
ザックはカバーをかけていましたが、
中まで水が沁みていました、、、。
上高地ではすぐにバスに乗ることができ、
昨日の晩、槍ヶ岳頂上のネットから予約していた、
白骨温泉の宿に向かいました↓
ガストホフ千石
部屋で荷物を降ろして、、
温泉にGO、ゴ、GO!
硫黄の香りのする、
かけ流しの100%天然温泉でした!
源泉が、前の乗鞍登山で泊まったときと同じようで、
お湯につかった時のやさしい感じがにていました。
脱衣所に表示してあった張り紙↓
加水・加熱してない天然温泉
であることが表示されていました。
であることが表示されていました。
心も体も温まって、部屋に戻りました。
時間がたっぷりあったので、
フロントに置いてあった、マンガをぺらぺらと読んでいたのですが、、
な、なんじゃ、これゃ~!?
自転車、ロードレースの話しなのですが、
読んでいくうちに、ぐいぐい引き込まれ、
置いてあった8巻をあっという間に読んでしまいました。
こんな爆発的に面白いマンガに出会ったのは久しぶりでした。
しかも、著者の名前とかも初耳だし、、。
あまりの面白さに、作者に興味をもった彦兵衛は、
帰るなり、全20巻を古本で注文し、
これまたあっという間に読み終えてしまいました。。。
いや~、久しぶりにいいマンガに出会えました。。。
この作者の他の作品も、
やはり中古で全巻注文して読んじゃいました。
ストーリーが、いま“流行り”の
エボラ出血熱
の流行で始まっていたので
おぉ!?なんかスゴイぞ!
って感じでした。
さてさて、旅の続きに戻って、
こちらが夕食です↓
これが値段の割に、豪華!
(ですが、南アルプスの
チェッカーフラッグ川崎
で食べた夕食には及びませんでしたかね、、)
(ですが、南アルプスの
チェッカーフラッグ川崎
で食べた夕食には及びませんでしたかね、、)
さいごには、ちゃんとデザートもでたよ~!
この日もぐっすり寝ました。。。
翌朝は、7時のご飯↓
7時半のバスに乗って、松本に出て、
お土産などをしこたま買い、
列車で新宿に向かいました。
列車の中で、
何名かに、無事登山を終えたメールを入れると、
繋がりのまったくない2名から
いま東京でやっている
進化するだまし絵展
が気になる、それを見てきた
という返信がそれぞれ来たのです。
Bunkamura25周年特別企画 だまし絵Ⅱ 進化するだまし絵
おぉ、な、なんだ、この偶然は、、、
このまま東京についても半日ぐらい時間が余っちゃうな、、
と思っていた私は、
ヒゲぼーぼー、ザックを担いだままで、
ついでにこの展覧会、観に行っちゃおう!
と思いたち、
もしかしたら暇かなぁ~
と思って、
よく東京の絵の展覧会を一緒に見に行く、
東京在住の一級建築士の60代の友人(と呼ばせて頂いている人に)
に連絡を入れてみました。
すると、ちょうど暇だというのです!
しかし、だまし絵の展覧会は見に行ったから、
山種美術館でやっている
日本画展 ~水の音~
はどうか、という返信が来たのです。
水の音―広重から千住博まで - 山種美術館
へぇ~、そんなのやってるんだ、、
と思っていた、ちょうど、その時です!
隣に座っている女性の着信音がなったのです。
ピチョ~ン、、ピチョ~ン、、
そう、なんとその女性の携帯の着信音が
水のしたたる音
だったのです!
は?なに、この偶然、ふつうありえないでしょ!!
私はこういう偶然の一致を
ふだんから大事にするようにしているので、
すぐにその展覧会に行こう!
と返信したのです。
(だまし絵の方は、後日別の人と行くことになったのであります、、)
でも、絵を見る前に腹ごしらえしたいなぁ~
と思っていた私は、
新宿に着くなり、
評価の高いインドカレー屋
をネットカフェで検索し、訪ねて行ったのであります。
アヒリヤ
(食べログtop5000 評価3.6 口コミ260件!)
う~ん、おいちぃ~、、、
やっぱ、登山のあとのシメはインドカレーでしょ!?
と、何かと理由をつけてインドカレーを食べている彦兵衛でありました(笑)。
本場インドの味に近いインドカレーを心行くまで堪能したあと、
建築士の友人と待ち合わせしている恵比寿駅に向かいました。
建築士の友人と待ち合わせしている恵比寿駅に向かいました。
山種美術館は、恵比寿駅から歩いて15分くらいの所です。
良かった作品を数点挙げておきましょう。
奥村土牛 鳴門↓
どごごぉぉーーって感じでしたね、、(笑)
山元春挙《火口の水》↓
水面の反射の具合が気に入りました。
奥田元宋 「奥入瀬(秋)」↓
いや~、もうすぐ秋ですねぇ~、、
上の作品、どれも良かったのですが、
一番圧巻だったのが、
↓宮廻正明 作 水花火 (螺)
でした。
(是非拡大してみてね♡)
1951年生まれで、2012年の作品ですから、
60歳を超えてからの作品
となります。
この動きの一瞬をとらえた大胆な構図、
緻密な描写は、
実際の絵を前にすると、
おぉぉぉーーーー
っと、思わず感嘆の声を発してしまいます。。。
すごいなぁ~、
60になってもこんなパワーをもって生きていたいものだ、、
といたく感激させられました。
帰りがけに、喫茶店により、
絵の話や、登山の話などに花をさかせ、
家に戻りました。
登山のあとは、
なぜか温泉、グルメ、
そしてたまにアートな旅となってしまう
彦兵衛の山登り、槍ヶ岳編でありました。。。
( ^)o(^ ) ぷっ
おしまーい
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