2016年11月15日火曜日

超ド級の天才! 緩まないナットを発明した男 道脇裕



昨日のNHKのプロフェッショナル仕事の流儀で、

絶対に緩まないネジを発明した道脇裕氏が紹介されました。


常識を超え、独創を極めよ



風貌は、発明家というよりかは芸術家、あるいは宗教家?っぽく、

長髪で髭を生やしており、

常にレモンティーをごくごく飲んでいました(笑)。

毎日10本は飲むらしいです。

脳に糖分を補給するためだそうです。

学歴は小5までで、それ以降、生きるとはなんなのか、何のために生きるのか、

と色んな職業を転々としていたそうである。

小5でみんなと同じシステムから降りてみると自ら決断したのも、

学校で与えられた教科書は一週間ほどでほぼやり終えてしまい、

学校に行く意味が分からなかったからだそうです。

スゴイですねぇ~、たまにこういう方いますよね。。

ソフトバンクの孫さんも、そんなことおっしゃってましたかね、、。


で、道脇氏はあるとき乗っていた車のタイヤ脱落という事故にあって、

絶対に緩まないナットを開発しようと思い立ち、それを実現してしまったのです。

原理はというと、、、

ナットをはめる側の方に、右と左の両方の向きの螺旋を加工し(いったいどうやってそんな加工ができるんだ!?)、

右締めと左締めのナットを通すことで、振動を与えられても絶対に緩まないのだそうです。

試験機関で試してみたところ、あまりの緩まなさに検査する機械の方が壊れてしまったそうです、、、(笑)。

道脇氏は、常にアイデアがどんどん湧き上がってくるといっていました。芸術家みたいですよね。。


しかも、その発明が温かい、と感じました。

誰かの為、何かの為、に発明したいとのこと、、、

素晴らしいですね、発明の根底に愛がある、、と感じました。

こういう方、世界にいるんですねぇ~、感動でした。。


この方を見ていて、人って何かを生み出さずにはいられない存在なんだな、、と感じました。

こういう発明って、限られた特別なひとに与えられた天賦の才能、という側面もあると思うのですが、

誰でも、ああいうのがあったらいいな、こうなったら便利だな、

世界が素敵になるな、、

なんてこと空想するんじゃないかと思うんですね。

ただ、それをどこまで実現するか、という所に、

天才と呼ばれるひとと凡人の差が出てくるのかなぁ~、、

なんて思いました。

奇想天外な、突拍子もないことでもいいから、何かこの世で実現したら楽しくなるな、、

なんてアイデアがあったら、少なくとも紙に書き留めておこうかな、、

なんて思いました。

今回の放送、再放送(来週月曜午後3時~)があるので、見逃した方はぜひご覧ください!!


参考:

緩まないナットの構造、図解
http://www.nejilaw.com/product.html







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