2023年1月29日日曜日

苦しさの中に根を張る、、

 

斎藤一人さんの本についていたCDを聞いていたら、タイトルの


苦しさの中に根を張る、、


という言葉が出てきました。とても心に残ったので書いておきたいと思います。


どういう文脈の中で語られた言葉かというと、


ギャンブルというのは一般的にはやめた方がいいと言われるものですが、おじいさんなんかで、結構お金に困ることなく続けている人もいるそうです。


そういう人たちに、ギャンブルをやめた方がいい、とかを言う必要はないし、言っても絶対にやめないのだそうです。


そういう人たちが本当にお金に困ったときに、その人は、その課題にはじめて向き合い、お金というものがどういうものなのかということを学び、魂を成長させていくのだそうです。


それが、苦しさの中に根を張るということで、親などが子供に転ばぬ先の杖だとか言って、ああだこうだ色々教える必要はない、というものでした。


失敗させるのも愛ということでしょうか。


一人さんの例えで、親や学校の先生は、人生は平均台の上のような細い道だから落ちないように、落ちないように注意しますが、


いったん落ちてみると、そこにあるのは大地だったというのがあります(笑)。そして、そこはどこにいこうが自由自在なのだと。私の好きな話です。


苦しさの中に根を張るの話に戻すと、バブルのころに、大きな企業がばたばた倒れましたが、そういった企業も結局のところ、根をしっかり張っていなかったからなのだそうです。


ちょぼちょぼ雨の降る中で根をあまり伸ばすことなく、見た目だけ立派で巨大な幹を立てることもできますが、そういった木は嵐が来ると、あっけなく倒れてしまうのだそうです。


人はそれぞれ学ぶ課題が違うし、学ぶ時期も違うのだそうです。その人が本当に困ったときに、その人が学ぶようになっている、その学びの時期こそが、苦しさの中に根を張るということなのだそうです。


この論理で行くと、バブル期に倒れてしまった企業というのは、根を張る時期というものがあったにも関わらず、それに向き合うことなく、大きくすることに邁進してしまったということでしょうか。。


困りごとというのは、一人さんによると、実のところ、神様からのプレゼントなのだそうです。


神様からのプレゼントというのは、そのままで人が喜ぶような形では与えられないのだそうです。


一見、たいへんそうなものとして与えられるそうですが、そういったものも、


例えば、レモンが与えられたら、ハチミツを加えてレモネードにしたり、


梅の実はそのままでは食べられませんが、それを塩につけて梅干しにしたり、お酒につけて梅酒にしたりすればいいのだそうです(笑)。


実のところ、神様というのは、そのようなプレゼントを我々に山のように与えているのだそうです。


そうやって与えらた課題を、たいへんだ、たいへんだととらえるのではなく、楽しいことがやってきた、と思って、ゲーム感覚で心地いいものに変換してしまことが肝要なのだそうです。


これを書いていて思うのは、躓きの石であったものを、上に登る階段して利用するというイメージなのだなと感じます。


大変な時期というのは、誰にでも来るものですが、それは魂の成長にとって最高のプレゼントである可能性があり、


単に、たいへんだ、たいへんだ、と思うのではなく、しっかり根を張る時期なんだ、と思って、むしろそれを楽しいものに変えてしまうことが大事なんだろうなと思います。


苦しい時期があったら、自分は根を張っている最中なんだ、と思うだけでもだいぶ違うと思います。


また少し話しは違いますが、厄年というものがありますが、一人さんに言わせると、それは飛躍の年なのだそうです(笑)。


日ごろから、愚痴や悪口などを言っていたり、笑顔がなかったり、相手に対してえばっていたりなどをしていれば、そういう人は、そのような年にまとまって大変なこと可能性があるそうですが、


しかし逆に、日ごろから天国言葉を心掛ける、常に笑顔でいるなど、良い行いに心がけ、それを習慣にしてきた人たちにとっては、


むしろ厄年と呼ばれる年こそ飛躍をする年になるから、楽しんで待っていればいいとのことでした。心のはずむ、とてもいい話だと思います。


苦しいときには根を伸ばし、レモンをレモネードに変え、梅の実を梅酒に変える心意気で、楽しく生きていけたら最高だなと思います。゛


苦しさの中に根を張る、、


のお話でした。


おしまい


<(_ _)>



3 件のコメント:

ノミノツヅリ さんのコメント...

滋味あるお話をありがとうございました。私も、昨年は厄年だったようで心の中にあった矛盾した思いやねじれ状態であったものが清算された感があります。その中で浮かび上がったことが、自分の心に正直であれ、という言葉です。本当に心の底からしたい、と思っていることをし、したくない、と思うことはしない・・・、それだけで神様は本当に祝福して下さいます。恥ずかしさもまた、神様が下さった触角のようなもので、それを無視したり抑え込んだりすることは決してしない方がいいように感じます。自然に、心楽しく過ごしたいものです。

ノミノツヅリ さんのコメント...

そして、私にとって良いことが他の人にとっても良いこととは限らず、むしろ悪い結果を引き起こしてしまうこともあります。そのような言葉もありますが、ご紹介下さった斎藤一人さんの言葉は、真理に近いようですね。矛盾がありませんね。ありがとうございました。

なんじゃもんじゃ さんのコメント...

その通りですね。
今一度、心したいと思います。