2012年1月28日土曜日
恐るべし、ストレッチの効果!?
私は毎日の自分の運動(体操)の中にストレッチを組み込んでいます。
もうだいぶ前からやっているので、前屈では両手のひらは余裕で床に着くし、
足も前後・左右に180度開脚できます。
実際やってみせると、みんな結構びっくりするようですが、
私はいつもやっているので当たり前になってしまっていて、
逆に体の固い人を見ると、動くのたいへんじゃないかなぁ~などと思ってしまいます。
まぁこれは、むかし器械体操をやっていたことの名残もあるのですが。
しかし柔軟性にも上には上がいて、中国雑技団の人の異常な体の柔らかさなんかは、
体がいったいどうなってんだろうと前々から疑問に思っていました。
そんな中、先日のNHK 試してガッテンで
30秒で肌が!血管が!冬の若返りストレッチ
というのをやっていました。
その中で、体が柔らかい人とそうでない人はどう違うのか、ということをやっていたのですが、
彼らの違いは骨格や筋の長さではなく、
筋肉の柔軟さが違うのだそうです。
これは映像で紹介していたのですが、
柔らかい人の筋肉は、チューインガムのようにびよよ~んと筋肉が伸びるのに対して、
体の固い人の筋肉には、その柔軟性がなくほとんど伸びないのです。
私は柔軟をやることで、筋自体が次第に伸びているのかと思っていたのですが、
考えてみたら、筋自体が伸びていたら、伸びきったパンツのゴムみたいに締まりのない状態になる訳で、
関節が瞬時に動いたりする訳ないですよね。
思い込みはコワイ、コワイ!
なんと柔軟性があるというのは、筋肉自体がしなやかになるということだったのです。
この番組の今回の主題はこのことではなく、柔軟をすることで、
血管年齢を若返らせることが出来る
ということが分かったということでした。
つまり老化とは、タンパク質が糖化することだそうなのですが、
そのひっついていた糖をストレッチによって引っぺがし、
まさにアンチエイジングしてしまうのだそうです。
これは恐るべしですね。
そういえば子供はみな体が柔らかいですが、大人になるにつれて体が固くなっていきます。
体の柔軟さが老化の度合いを示しており、逆に体を柔らかくすることで肉体を若返らすことが出来るということのようです。
私は前から、
筋トレをすること=筋肉を収縮させること
に対して、
ストレッチをすること=筋肉を伸ばすこと
にどのような違いがあり、それぞれがどのような作用を心身に及ぼすのか疑問に思っていました。
私の中では、
筋トレやジョギングは、脳内ホルモンでいえばドーパミンなどを放出させ、
やる気を起こさせるものという感じで、
ストレッチは、ヨーガに代表されるように、
心を穏やかにする、脳内ホルモンではセロトニンなどが放出されるのかな、
と思っていました。
今回脳内ホルモンなどについては触れられませんでしたが、
恐るべきアンチエイジング効果があることがわかったそうです。
またもっとスゴイことに、長年喫煙をしてダメになった肺を復活させるストレッチなるものも紹介されていました。
(これは番組HPにイラスト入りで説明してあります。)
人間の体には、物凄い潜在的な回復力がもともと備わっているんですね。
こんなのはタダなんだからどんどん利用しないとモッタイナイなと私などは思ってしまいます。
今回ゲストとして、2人の先生が紹介されていましたが、
昭和大学教授…本間生夫
国立健康栄養研プロジェクトリーダー…宮地元彦
お二方とも本を出しているようなので、気になった物を読んでみようかなと思っています。
おしまい
参考:
NHK 試してガッテン
30秒で肌が!血管が!冬の若返りストレッチ
http://www9.nhk.or.jp/gatten/archives/P20120125.html
アマゾン:
宮地 元彦氏の著作
本間生夫氏の著作
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