前回、お金関係のことを書いたついでに、投資のことを書いておきましょう。
以前、当ブログで取り上げた、ミアン・サミさんのご著書があります↓
ミアン・サミ 『毎月5000円で自動的にお金が増える方法』2018
こちらの中で最も理にかなった投資法として
ウォーターフォール投資法
というものが紹介されていました。
どういうものかというと、まず最初にiDeCoの投資枠いっぱいに投資したあと、
まだ残っているならNISAに投資をし、更に残っているなら個別に投資するというものでした。
なぜiDeCoからかというと、投資をした分だけ税金の控除の対象になるからです。
仮に月2万円で、年24万円をiDeCoで投資したとすると、その24万円分が控除の対象となり、4万8千円が戻ってきます。
(税金がかけられるはずの所得額から24万円が引かれるので、その20%分、約5万円が手元に戻るのです!)。
つまり投資で利益が出る、出ないにかかわらず、1年でほぼ5万円が自分に戻ってくるというもっとも効率のいい投資なので、まず最初にiDeCoの枠を埋めることを勧めていました。
追加情報で、2025年度税制改正大綱によると、iDeCoの枠が会社員は最大月額62,000円になります。仮に月6万円にしたら、な、なんと15万円ほどの税金がもどってくるのです!!
しかしiDeCoに関しては個人の確定拠出年金(個人で掛ける年金)なので、60歳以上にならないと降ろせないという制限があります。
私は、ミアン・サミさんのご著書を読んでその理論は知っていましたが、
自分のお金なのに60歳にならないと降ろせないというのは、なんだかな~という思いがあり、iDeCoを飛ばしてNISA枠で投資をしてきました。
しかし何年かNISAやってみて感じたのは、結局NISAで積み立てたものは降ろさない、ということです。
むしろ継続して積み立てていくことで複利の力を利用して弾みをつけ倍増させていくことに旨味があるのです。
たとえば、S&P500はだいたい年利10%なので、1.1を電卓で10回たたいて頂くと、2.6倍ほどになるでしょう。10年で2.6倍です。複利の力というのはそういうものです。
どうせ、そうやって放っぽって置いておくものなら、税控除の対象となって税金が返ってくるiDeCoから埋めていくのが理に適っているというものでしょう!
ということで最近、ようやくiDeCoの申し込みを行いました。これの承認に1-2か月かかるらしいです、、。
iDeCoが承認されたら、、私はiDeCoの枠いっぱいを使って、楽天のS&P500に投資すると思います。
なぜS&P500のようなインデックス投資が最強かといわれると、例えば、競馬では、1位と2位の馬を自分で予想して、それが当たらないと配当金はもらえませんよね。
でもインデックス投資の場合は、トップ2でお願いします!という指定をはじめからしているようなものです。
S&P500に入る為には、色々と基準があるのですが、業績が悪くなるとそこから外されるのです。
常にアメリカ企業のトップ500の業績に連動される指数なので、個別で買って勝負してもなかなか勝つのは難しいといわれています。
投資の神様、ウォーレン・バフェット氏も、自分が死んだあとは遺産の9割をS&P500で投資するように、と前もっていってあります。
S&P500のいいところは放っぽっておいていいというメリットもあります。
個別で買う場合、売り買いのタイミングなど色々と考えないといけませんが、S&P500のようなものは、むしろ、長期で置いておくほど良いのです。
また500社と分散されていますし、しかもほとんどが世界に股をかけたインターナショナルな企業なので、ほぼ全世界に投資しているようなものです。
ここら辺のことは、厚切りジェイソンさんの本を読んでいただけたら分かりますが、
たとえ10年に1度ほどの何々ショックというものがあったとしても、狼狽売りなどせずに、ずっと持ち続けていればよいのです。
絶対ということはありませんが、ほぼ確実で間違いないといえるでしょう。
S&P500は個別株を色々買うよりメリットが大きいです。
ちなみに、ここ5年のS&P500は以下のようになっています↓
どうせ分散させるなら、金(ゴールド)、有事の金だと私は思います。
金も証券会社で投資信託のように買うこともできますが、私は現物買い(金貯蓄)をしています。
こういうところを着実に買っていけば、リベ大の両さんが言われているように、暗号資産など買う必要などないと私も感じます。
↑こちらの本は、投資に限らず、生活の中で発生するお金に関する全般を網羅し、分かりやすく伝えているので、
お金の勉強をしたいと思っている方は、最初の本として最高にオススメいたします。(あまりに素晴らしい本なので、私は周りの人に配りまくりました♫)
ということで、投資について色々書きました。NISAなどの投資をされている方は、参考にして頂けたらと思います。
タイトル: ウォーターフォール投資法 ♪ ~NISAより先にiDeCo!
でありました。
<(_ _)>
参考:
ミアン・サミ 『毎月5000円で自動的にお金が増える方法』2018
0 件のコメント:
コメントを投稿